神戸に「世界一のチキン○○」？！

神戸テイクアウト飯 No.2

「世界一のチキン○○」と聞いて何を思い浮かべるだろうか？常人であれば「世界一のチキンカレー」、恋煩（わずら）いに悩む男子であれば「世界一のチキン野郎」といったところだろうか。

今回紹介するのは「港町MOTHER」。私が長きに渡り研究している「チキン南蛮」の店である。なんとこの店の看板にはデカデカと「世界一のチキン南蛮」と書いてあるではないか。

そもそもチキン南蛮という料理は南蛮という名前が付いていながら、ヨーロッパ発祥ではなく宮崎県延岡市が発祥だという。竜田揚げのような鶏肉こ上にトロッとした甘酢のタレにタルタルソースが乗っているものがオーソドックスな感じだろう。

同店もこの基本の流れに沿った王道のチキン南蛮だ。チキン南蛮に卵焼き、赤ウインナー。一見すると、ほっこりするような家庭的弁当である。

まず一口。じゅわっ、、、なんというジューシーさ。鶏肉の柔らかさに加えて、しっかりと味が染み込んだ衣の味が後から追いかけてくる。うめぇ。

急いで白飯を口に放り込み。至福のランデブーを楽しむ。更にうめぇ。

そして次は餃子を食べるときにも使う奥義「白飯ワンバン」。うぅ、、甘酢の染み込んだ白飯が染み渡る。

神戸っ子に長年愛される味であろう一品に出会った。コロナ終息後には揚げたてを店内で食べてみたいなぁ。

「港町MOTHER」神戸市中央区
チキン南蛮弁当　700円

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