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神戸大衆食堂界の横綱

ロールプレイングゲームをしてて「伝説の村」といえば行きたくなるし、テレビを観てて「奇跡の秘境」というとチャンネルはそのままにしてしまう。これらのパンチワードが好きな私にとっては「神戸きっての老舗食堂」という名もまたズキュンとするのだ。

そこは神戸の真ん中も真ん中、神戸大丸から歩いて2分の路地に構える「金時食堂」。屋号も素敵で文句のつけようがないというより、そのネーミングセンスに嫉妬してしまう。

この外看板に何気なく書かれている「めし」と「しる」の文字も私の心では踊っている。

入店すると色々な意味で驚いた。
まずこの混み様。有名店だから当たり前といっては当たり前だが予想以上の高梨沙羅選手もびっくりのK点超えである。

そして、入って正面のこの小鉢コーナー。
まさに「オンザステージ」という単語しか出てこない。例えるなら球場やスタジアムに入ってコートを初めて観た時のどーん感に近かった。

しかし、金時ビギナーの私は完全にひよってしまい、おかずコーナーを遠目から見ただけで、「イワシフライ定食」(640円)を注文。
アウェイに飲まれる雰囲気とはこのことか、、、今晩のサッカー日本代表は中東のアウェイ感に負けずに是非とも頑張ってもらいたい。

こちらがイワシフライ定食。
イワシフライ2尾に野菜、スパサラ、昆布、小鉢、そして、「めし」と「しる」である。

人生の先輩方の世間話をBGMに食べるイワシフライは格別だった。
私は昭和後期に生まれたので昭和という昭和を感じたことはないが、こんな雰囲気だったのかなぁと平成最期の冬に思いを馳せる。

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ラーメン屋で臆することなく「味付け玉子をトッピングで!」と胸を張らせて言わせてもらいます。