なっぱ

日々の中で考えたこと

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祈ること

永井玲衣 永井玲衣の文章が好きだ。 自分にしっくりくるものを久しぶりに見つけた気がする。大学を卒業して、学生でなくなってからも、こんなふうに自分にしっくりくるも…

なっぱ
4か月前
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羊文学を聞かないと仕事に行けない

羊文学が好きだ。 2022年に出たアルバム『our hope』はもう1年以上、毎日のように聞いている。 羊文学の曲は、私の精神世界を表しているような、精神世界でなっている音楽…

なっぱ
1年前
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木に名前をつける

仕事に行くのがとても嫌なので、職場の最寄り駅から職場までの道路脇に生えている木に名前をつけることにした。 この木たちには、目玉みたいな木目があり、顔のように見え…

なっぱ
1年前
祈ること

祈ること

永井玲衣

永井玲衣の文章が好きだ。
自分にしっくりくるものを久しぶりに見つけた気がする。大学を卒業して、学生でなくなってからも、こんなふうに自分にしっくりくるものを見つけることが出来たこと、それはとても幸運なことだ。
podcast「夜ふかしの読み明かし」をたまたま聴いて、永井玲衣の存在を知った。
そこから『水中の哲学者たち』や、他の連載をいくつか読んだ。一件関係のない話をしているようで、ちゃん

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羊文学を聞かないと仕事に行けない

羊文学を聞かないと仕事に行けない

羊文学が好きだ。
2022年に出たアルバム『our hope』はもう1年以上、毎日のように聞いている。
羊文学の曲は、私の精神世界を表しているような、精神世界でなっている音楽のような、そんな立ち位置だ。

新宿から職場までの間は、絶対に羊文学を流すことに決めている。
朝羊文学の曲をヘッドホンから流し、自分の思考を停止させて、精神世界に入る。
こうしないと、仕事に行けない。
仕事は私に合ってなくて、

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木に名前をつける

木に名前をつける

仕事に行くのがとても嫌なので、職場の最寄り駅から職場までの道路脇に生えている木に名前をつけることにした。
この木たちには、目玉みたいな木目があり、顔のように見えるので、人格ならぬ木格を持っているかのように見えてくる。
毎日通っていると愛着が湧くようになってきた。

木の前を通りすぎるまでに名前をつけなくてはいけないというルールを課したので、時間はない。
ひとまず、ジブチ君という名前を1つ目の木につ

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