雨、逃げ出した後
Netflixで新世紀ヱヴァンゲリヲンの配信が始まった。それを見ながらのnoteであることはタイトルをみればわかる人にはわかるだろう。
久々にみてもやはり面白い。ここで内容について深く話すつもりはないが、アスカとレイというWヒロインがいるのはご存知だろうか。
その声優は宮村優子(アスカ)と林原めぐみ(レイ)である。その二人のキャラが登場していない段階から声だけが登場しているのである。
公衆電話の音声アナウンスや、駅のアナウンス、テレビのアナウンサー、ナース、カップル、ネルフ本部内のアナウンス、オペレーターなど、、、ペンペンというペンギンの声も。さらにはヱヴァの声まで担当している。
アスカがまだ出てきてないのにネルフ本部内でオペレーターとして声が聞こえるのなんかはホントおもしろい。
昔ヱヴァを何度も見た人も、もう一度見てみてはいかがだろうか。新たな楽しみ方が見つかるかもしれない。Netflixに加入してる方は特に。
と前置きが終わったところで、本日TOEICの試験があった。
600点を取りたいのだが、現状500点くらいで伸びなやんでいる。勉強しても出来ないというよりか、そもそも勉強に手が付けられないといった感じである。
昔からそうだった。興味の無いことを割り切って人並みにこなすことがとても困難な子供で、やれと言われたらどうしてもやりたくない。意地を張っている訳でなく脳が寝ようとし、体は重たい毛布を何重にも掛けられたように動かなくなる。それを怠惰だと攻められさらに体は動かなくなる。
どうにか興味の無いことを回避したい。特に中高の間は勉強から逃げ部活を続けた。勉強できない言い訳と、家に遅く帰る口実のために。中高一貫校なので同じ部活メンバーで高校も続けたが、長期的な人間関係が苦手なため既にすっかりハブられていた。
家にも部活にも居場所がないのに、勉強もしたくなかったので部活を続けるほか大学に行ける道はなかった。顧問にも部員にも嫌われながら、レギュラーだけは勝ち取り、全国大会や国体で成績を残しスポーツ推薦でどこでも通る状態に出来たことは不幸中の幸いである。
しかし、スポーツ推薦で大学に入ると部活をやめたくてもやめられないので、指定校で入ってその部活に入ることにした。
けれども勉強の逃げで始めた部活なのでやる気はとっくに無くなっており、大学二年の全日本で4位そこそこの成績を残すのがやっとだった。
僕は典型的な練習しないタイプだったので高校でも大学でも嫌われた。愛想もなくひねくれていたし、頼まれた仕事もしないので当たり前である。それでもレギュラーとして選ばれる程度には強かったのでなおさら嫌われるのも仕方ない。
4年で部活を引退し、今は2留している。同期も一つ下の後輩達も卒業し、もういない。梅雨らしくもない天気が続く中、僕はこれからどこに逃げようか。もう立ち向かう他ないのに。雨、逃げ出した後。
ここまで読んでくれてありがとう。スキやコメントをくれると更新の活力になります。留年大学生の日常や愚痴をつらつら綴ります。