DX推進者必見!スキル・リテラシーの証明資格登場について解説!
DXが推進される今日において、IoT検定制度委員会推進者のレベルを有形化すべくDX推進の資格をリリースしたと先日発表しました。
IoT認定制度委員会が創立した資格制度
まずIoT検定制度委員会とは、
IoT/AI/ビッグデータ等の技術やマーケットについての知識やスキルの可視化を行う検定を行う団体
と定めている団体になります。
この団体がIoT(Internet of Things)に関わる知識やスキルを可視化して、より一層IoTを普及させることを目的として、IoT検定制度を開始し、平成30年10月からユーザー向けの試験としてIoT検定ユーザー試験をスタート。
IoT検定は、IoTなどの技術的な視点だけでなく、マーケティングやサービスの提供、ユーザーの視点から必要となるカテゴリ、スキル要件などを網羅し、それぞれの立場でIoTを企画・開発・利用するために必要な知識があることを認定しているとのことで、技術を販売する営業マンなどは対社外へ向けた知識の権威化を図ることが可能となります。
IoTについてはこちらを参照ください。
そんなIoT検定制度委員会がこの度、DX推進を行うユーザーのスキルレベルを明確化する認定資格「+DX(プラスディーエックス)」を10月10日に公開しました。
DXの基礎力の証明「+DX」
DXの必要性や手法などは、過去の「DX白書」の紹介で解説しましたね。
日本全体、そして各民間企業がこぞってDXを推進しています。テレワークだけでなく、デジタルツインなどにもあるように各事業領域にそれぞれ展開可否を問いながら徐々に進めて行っている、といった状況でしょう。
その中で問われるのは、DX推進事業者が「本当にDXに詳しいのだろうか」というところが導入先企業からは求められています。
「営業はたくさんくるが、相手がDXにおいて先進なのかがわからない」
「本当にうちの会社のDX推進を任せていいのだろうか」
といった悩みや不安は尽きないかと思います。そんな中、DX推進を担当するリーダーや責任者は個別の状況を把握し、DXにおけるマネジメントや技術・テクノロジーといった一定のスキルやリテラシーが欠かせません。
そういった技術レベルの「有形化」として今回の「+DX」が創設されました。
先日のソフトバンク会長孫氏の話にもありましたが、現在はDX人材が圧倒的に不足をしている状況にあります。
人材不足の要因の一つに、「教育環境の不足」が挙げられています。必要性は十分に把握をした上で、どういった環境があればそういったDXに精通した人材が育つのか、と。
こういった悩みへの一つの答えが、技術レベルの有形化なのかもしれませんね。
試験合格、証明書はブロックチェーン認定書
この+DXにはいくつか特徴があり、
●事前講座受講必要なし
●合格者はブロックチェーン証明書で認定書を発行
●技術者でなくても受験可能
といったものがあります。特に2点目の認定書をブロックチェーン証明書で発行するあたりは話のネタになりそうですね。
さらには試験がCBT方式と呼ばれるコンピュータを利用して実施する試験なので現地に赴くことなく試験を受けることが可能です。
この資格のメリットとしては、
●自社内のDX推進メンバー養成
●DX推進案件の受注が期待出来る
といったところでしょう。形だけの資格にならずに業界全体でこの資格を持ってDX精通者となるように推進していけるといいですね。
試験概要
試験概要は以下のようになります。
技術だけでなく、人材育成や顧客視点など推進をしていく上での知見が得られる資格になっていますね。
技術を持って相手顧客を導くことが求められるので、ニーズの把握や回収試算なども求められているので、その他必要な要素を他で養いながら進めていく必要はありそうです。
合格率もさほど厳しくはなさそうなので、まずは受けてみる、といった姿勢でも良さそうです。
DX推進者の方々、ぜひ受けられたらコメント欄で意見を聞かせてくださいね。
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