2023年の秋映画をまとめる。
イコライザー THE FINALもはや「死」という概念そのものと化したマッコールさんが悪い奴をボコボコにする(というか躊躇いなく殺す)ホラー映画だった。「生殺与奪の権」を握り、容赦無く殺すマッコールさんはまるでヴィランのようだ。ただ、敵のマフィア組織に格が無く、戦闘シーン自体はあっさりしていて残念だった。どちらかというとマッコールさんの”更生”のほうがメインで(冒頭で子供に殺されかけたことからも、修羅道の果てが近いことがわかる)、この点は死を
2023年の夏映画をまとめる。
ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE「トップガン マーヴェリック」と同様、トム・クルーズ(映画制作者)とAIや”上”との戦いを描いていた(公開と同時期にハリウッドのストライキが行われており、わかりやすい構図だった)。”それ”の傀儡となった殺人マシーン、”それ”を利用することしか考えていない(”それ”によって引き起こされる犠牲を考えていない)”上”、そして”それ”に抗うチームという構図だ。”それ”のキーを物理的なトーク
2023年の夏アニメをまとめる。
てんぷる古き良き”ハレンチな”ラブコメであり、副題である”No one can live on loneliness”が貫かれていた。お色気シーンが全体の半分以上を占めるものの、不思議と下品な印象を受けないのはコントロールが上手いのかもしれない。主人公の鈍感さや他者に尽くしすぎる(=善人すぎる)部分に明確な理由があるのは珍しく、このことが物語への共感を呼んでいると思われる。
アンデッドガール・マーダーファルス「ずっと喋っているアニメ」であ