Knowiz公式ブログ【Knowiz Magazine】

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最近の記事

1本のボールペン

「当たり前」のことに気付けるのは当たり前じゃない。 とても難しいことです。 当たり前のありがたみにはなかなか気付けるものじゃないし、 日頃から感謝できるものでもないと思います。 これを実感する出来事を最近経験しました。 ボールペン事件 愛用していた4色ボールペンを紛失したのです。 名前が彫ってあって、 インクがなくなったら替えインクを補充して使い、 いつ何時でもそのボールペンを使っていました。 一軍どころではなく、 そのボールペンだけが私にとってのすべてだったのです。

    • 生涯学習の時代、如何に学び、育ち続ける人となるか。

      突然ですが、「教育」ってなんだと思いますか? 国語辞典ではこう書かれていました。 ある人間を望ましい姿に変化させるために、身心両面にわたって、意図的、計画的に働きかけること。知識の啓発、技能の教授、人間性の涵養 (かんよう) などを図り、その人のもつ能力を伸ばそうと試みること。 ちなみに涵養とは 水が自然に染み込むように、無理をしないでゆっくりと養い育てること。 だそうです。 なんか表現が綺麗ですね。 つまり「教育」を簡単に言うとすれば、なりたい自分になるために

      • 自らの意思で選んだ「進学」で、受動的に学びを待つという姿勢は、自分の成長を止めている。

        皆さんは勉強は好きですか? こう聞かれて、「好きです!」と自信を持って言える人は少ないはずです。 なんのために大学に来たのですか? こう聞かれると、ドキッとするかなと思います。 今回は、綺麗事ではなく、なぜ前向きに学習できないのかということについて考えてみたいと思います。 耳の痛い前提からお話しすると、 「学ぶため」に大学にきたのだと思います。 なぜなら、大学は「学ぶ場所」なので。 では、何を学ぶために今の大学、学部を選んで進学しましたか? きっと、高校3年

        • 言葉を便利にするほど、日本人の感情は陳腐になっていく

          みなさんは、「エモい」って言葉よく使いますか? 私は一時期狂ったように使ってました(笑) 今回この文章を書くにあたってこの「エモい」ってどんな時にどんな意味で使われているのかを調べてみました。 すると 「エモい」に含まれる感情として、 感傷的、感動的、郷愁的、哀愁、寂しい、懐かしい、情緒がある、ノスタルジック、やばい こんなにもあるらしいです。ただびっくりしたのが「エモい」の中に「ヤバい」が入っているということ。 このヤバいも色んなときに使われるから、結局どうい

          自分のモチベーショントリガーを設定し、脳みそに覚えさせる。「やる気スイッチ」は自分でセットする。

          自分の「モチベーション」について考えたことはありますか? モチベーションが上がらなければ、集中できないし、そもそも着手しようという気にもなりません。 もちろん、生産性は上がりません。 しかし、モチベーションを自分でコントロールするのは難しいものだと思います。 今回は、モチベーションの上がる仕組みを簡単に解説した上で、自分のやる気を上げるコツをご紹介します。 モチベーションには、ドーパミンやアドレナリンといった神経伝達物質が脳内に発出されることが関係しています。 つ

          自分のモチベーショントリガーを設定し、脳みそに覚えさせる。「やる気スイッチ」は自分でセットする。

          全ての選択を「運命」と片付けてしまえば、私たちの可能性を放棄することになるのではないだろうか。

          運命論:この世の人事や現象の進行は,すべてあらかじめ定められた運命によって支配されているとする人生観。 今回は「運命」というものをテーマにつらつらと書いていこうと思います。 みなさん、「運命」というものを信じますか? 信じてる人多い気がします、なんかロマンチックですし。 私も信じていました。 長野県の小さな村で生まれたこと 大学受験に失敗したこと 4年間付き合っていた彼女と別れたこと 大切にしようと思える仲間ができたこと これ以外にも今までの人生で起きた出来

          全ての選択を「運命」と片付けてしまえば、私たちの可能性を放棄することになるのではないだろうか。

          生まれながらに「承認欲求」で生きてきた私たちは、より低次の欲求の満たし方を知らない。

          「マズローの五段階欲求」を聞いたことあるかと思いますが、 その意味を深く考え、自分に当てはめてみたことはありますか? わかりやすく言い換えると、 ①生理的欲求:生きたいという欲求 ②安全欲求:安全でいたいという欲求 ③社会的欲求:コミュニティの中で優位にいたいという欲求 ④承認欲求:凄いと思われたいという欲求 ⑤自己実現欲求:自分の掲げる理想を実現したいという欲求 となります。 下に行くほど(上記の番号が若いほど)、低次の欲求であり、満たされやすい欲求になり

          生まれながらに「承認欲求」で生きてきた私たちは、より低次の欲求の満たし方を知らない。

          「速い思考」をコントロールし、「思考のクセ」をアップグレードしよう。

          「思考のクセ」を意識したことはありますか? 人間の脳は、生まれてから今に至るまで、膨大な量の選択を繰り返してきました。 その選択の多くは無意識に行われているもので、それぞれの「思考のクセ」が存在します。 ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンは著書「ファスト&スロー」の中で、 【意訳】人間の脳にはシステム1(速い思考)とシステム2(遅い思考)がある。前者は直感や経験に基づいて瞬時に選択を行い、後者は集中力を必要としてじっくり考えた上で選択を行う。 と提唱して

          「速い思考」をコントロールし、「思考のクセ」をアップグレードしよう。

          彼らはなぜ、天才と称されるのか。

          Knowiz Magazine第一弾は、「天才」について考えてみたいと思います。 「天才」と聞いて、どんな人が思い浮かびますか? ・めちゃくちゃIQが高い人 ・人並み外れた結果を残した人 ・何をやっても一流になれる人 スポーツや、ビジネス、政治などにおいて「天才」と称される人がいます。 結論から言うと、私自身は「天才」はこの世にいないと考えています。 では、天才と称される彼らはなぜ天才と言われるのでしょうか? それは、努力は見えないからです。 そもそも、努力

          彼らはなぜ、天才と称されるのか。