見出し画像

【旅行業界】人の感動の近くに寄り添う

こんばんは!KnockLearn COOの倉本です。
今回から定期的に社内の運営メンバーが本業を行なっている業界をそれぞれわかりやすく解説する企画を行なっていきます。

第1回目は「旅行業界」

新型コロナウイルスで深刻な影響を受けている業界の1つですが、多くの人が働く業界です。コロナ前は就職人気ランキングでも上位に入ることの多かったお仕事となっています。

1.旅行業界とは?

旅行業界は文字通り、旅行会社で形成されており、現在1万社近い会社が日本には存在します。皆さんがイメージするような総合旅行会社も多いですが、海外専門の旅行会社やハネムーン専門など様々な特徴を持つ旅行会社があります。

ここ数年はオリンピックやインバウンド増加の影響で、日本国内旅行のみならず国外からのお客さんなども多く旅行関連の業界は非常に大きな市場価値を持っていました。

主に仕事は「個人店舗」「法人営業」「企画・造成」の3つに分かれています。

個人店舗:お店に来るお客さんのご希望に合わせて旅行プランを立てたり、航空券やJR券などを発券します。
法人営業:社員旅行や修学旅行など、大型団体向けの旅行を作ります。
企画・造成:店舗や法人支店で販売する旅行商品を作成します。

2.コロナ禍における旅行業界

冒頭でもお伝えしましたが新型コロナウイルス感染拡大の影響により、人の動きが制限され旅行業界は非常に苦しい状況です。多くの旅行会社が倒産をしたり、人員削減をするなど生き残るのでやっとというのが正直な現状でしょう。しかし少しずつ感染状況も落ち着いてき、各都道府県が独自の旅行需要喚起策を出すなどして少しずつ追い風が吹いています。

また旅行の形も変化しました。遠くの県や国に行くのが良しとされていた旅行が、県内や隣接県で行うマイクロツーリズムが広がっています。他にもVRを使ったオンライン旅行なども広がっています。

予約も対面式ではなく、全てオンラインで完結ができたりと旅行予約の段階も日々変化しています。

3.やりがいや働いていて好きなところ

私はこの業界に携わって間もないですが、人の「楽しい」という感情に寄り添うことができることにやりがいを感じています。現在は修学旅行や学習プログラムを考える課に所属しています。大きい学校では300人、小さい学校では2人のように扱う学校の規模感やニーズは異なりますが、最終的に学生さんが楽しそうに修学旅行に参加しているのを見るとこの仕事をしていて良かったなと感じます。

日々の業務は仕事量が多く大変ですが、どうやったら正確かつ迅速にこなすことができるのかということを考えることにもやりがいを感じています。

4.どんな人が向いてるの?

人の喜ぶことが好きであればどんな人でもこの業界は向いていると思います。また計画を立てることが主な業務内容ですので、性格は大雑把よりもきっちりしたタイプが向いているかもしれません。旅行業界は明るい人が多いのも非常に印象的です。

5.業界豆知識!

皆さんは修学旅行がいつ作られているか知っていますか?実は皆さんが入学する前から作られているケースがあります!特に私立の学校などは入学した直後に修学旅行説明会があったりと、平均1年から1年半前から計画等を行なっています。多くの学校においては複数の旅行会社に依頼を行い、プレゼンテーションや企画書をもとにして様々な観点で取り扱い業者決定を行います。入学する前から自分たちの修学旅行が作られているなんて不思議な感覚ですね。


今回は私の所属する旅行業界を紹介しました。コロナの影響で現在は衰退気味ではありますが、人の笑顔が見れるこの業界が私は大好きです。

もし質問などあればコメントにてお知らせください!

この記事の執筆者

倉本 光希/Kuramoto Koki
福岡県出身。福岡県立城南高校卒業。西南学院大学外国語学部英語専攻卒業。大学時代、ベンチャー企業数社で人事・広報責任者を経験。また大手個別指導塾にて4年間講師を経験。現在は大手旅行会社にて教育営業に従事。
KnockLearn COO。




この記事が参加している募集

#オープン社内報

22,381件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?