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【ネタバレ】Netflixドラマ『Dark ダーク』シーズン2の全登場人物/行動/家系図まとめ

私が世界で一番好きなドラマがNetflixで配信されている『Dark ダーク』である。というわけで、今回はめちゃくちゃにこんがらがった同作の登場人物たちを一気にまとめて整理してみよう!という企画である。
シーズン1についてはこちら。
シーズン3についてはこちら。
シリーズ全体のまとめはこちら。

というわけで、以下ネタバレ

・読み方

基本的には中心となる四家族を家系図の上から書いている。基本的に絶対的な時間軸よりも個人の生長時間軸を中心にしている

シーズン1では、基軸となる2019年時間軸を中心とした33年周期のうち、1953年時間軸、1986年時間軸が登場する.。今回はクレジットでの表記である"YOUNG=若年"、"ADULT=中年"、"OLD=老年"を各人物の前に付けることで年齢を分けた。

例:若年ノア、中年トロンテ、老年ヘルゲ

・時間軸

シーズン2では、基軸となる2020年時間軸を中心とした33年周期のうち、1921年時間軸、1954年時間軸、1987年時間軸、2053年時間軸が登場する他、第六話におけるミハエルの自殺阻止作戦において、2019年6月20日が登場する。また、時間旅行者として区別が曖昧になる以下の人物については特別に表記することにする。
★ノア
→1921年時間軸を中心に登場する青年ノアを"若ノア"、それ以外の中年ノアを"ノア"と表記する。
★ヨナス
→2052年時間軸に行った首に傷のある青年ヨナスを"未来ヨナス"、2019年の青年ヨナスを"ヨナス(2019)"、シーズン1に"客(STRANGER)"として登場したヨナスを"成年ヨナス"と表記する。
★クラウディア
→1987年にいた原発所長クラウディアを"クラウディア(1987)"、全時間軸に登場する老年クラウディアを"老年クラウディア"と表記する。
★ウルリヒ
→2019年の中年ウルリヒがそのまま移動した1954年の中年ウルリヒについては"ウルリヒ(2019)"、そのまま歳を重ねて1987年にいた"警部"としての老年ウルリヒは"老年ウルリヒ(1987)"と表記する。

ノア、若ノア、ヨナス(2019)、未来ヨナス、成人ヨナス、クラウディア、老年クラウディアについては項目を分けて紹介する。

・家系図

シーズン2で判明した範囲で家系図をまとめると以下のようになる。

DARK家系図 S2

・ニールセン家

アグネス・ニールセン
1921年時間軸、1954年時間軸に登場。ノアの妹、トロンテの母親。
1921年。迷い込んだ未来ヨナスに出会う。エルナが営む宿屋の手伝いをしており、宿屋を出ていく未来ヨナスを見ている。
1954年。ドリスの部屋で彼女にフェラしているところをクラウディア(1954)に目撃される。その後バンカーへ向かい、老年クラウディアと会う。彼女から"次の周期が始まる、運命は家族で決まる"と言われ、彼女の死亡記事が載った新聞の切り抜きを渡される。その後、"予言の書"の最後のページは老年クラウディアが持っていることをノアに伝え、殺害して奪う取ることを唆す。それと引き換えに自分の席を"旅人"の中に用意することを約束させる。
1921年。アダムの部屋。アグネス(1954)が老年マグヌス、老年フランツィスカ(?)に連れられて登場し、ノアを射殺する。

トロンテ・ニールセン
1954年時間軸、1987年時間軸(言及のみ)、2019年時間軸に登場。ウルリヒの父親。
1954年。クラウディア(1954)と共に森の中を歩いている際、母アグネス(1954)と共に逃げてきた理由を尋ねられる。"母はつらいことがあって、僕は施設にいた"と答える。その後、誰もいないことを確認し、クラウディア(1954)の言葉に従って、彼女の前でパンツを下ろす。
1987年。言及のみ。クラウディア(1987)を尋ねるが時間旅行に興味を奪われた彼女は取材を延期する。
2019年6月20日。ニールセン家のパーティに出席し、酔っ払った勢いでマグヌスに免許を取ることを許す。

ヤーナ・ニールセン
2019年時間軸に登場。ウルリヒの母親。
2019年6月20日。ニールセン家のパーティに出席している姿は登場する。

ウルリヒ・ニールセン
1954年時間軸、1987年時間軸、2019年時間軸に登場。マグヌス、マルタ、ミッケルの父親。
1954年。逮捕から半年経っても一言も発さない。エゴン(1954)の質問にも無言で返す。ハンナ(2020)の訪問を受けるが、彼女に愛想を尽かされて放置される。
1987年。老年ウルリヒ(2019)は精神病院に収容されている。エゴン(1987)の訪問を受け、時間旅行に気付き始めた彼に本名を明かす。その後、ミッケルの写真を見せられて脱走し、彼との久方ぶりの再会を果たす。しかし、洞窟に入る直前で捕まってしまい、再び精神病院へ戻される。その際、マグヌス(2020)やマルタ(2020)とも出会っている。また、病院では"警部"と呼ばれており、2019年までのいずれかのタイミングでウルリヒは"警部"の死亡記事を読んでいるため、戻ることなく死ぬことを知っている。ちなみに、本筋とは関係なくなってしまったので少年ウルリヒ(1987)は一切登場しない。
2019年6月20日。結婚25周年パーティに町の人々を招待する。風疹にかかったミッケルを病院に送る途中、未来ヨナスに遭遇する。その後、カーンヴァルト邸でハンナ(2019)と出会う。夜のパーティで、雨宿り中に彼女と熱いキスを交わす。

カタリーナ・ニールセン=???
1987年時間軸、2019年時間軸、2020年時間軸に登場。マグヌス、マルタ、ミッケルの母親。
1987年。学校に行ったミッケルが彼女の肩にぶつかる。
2019年6月20日。結婚25周年パーティに町の人々を招待する。風疹にかかったミッケルを病院に送る途中、未来ヨナスに遭遇する。その後、カーンヴァルト邸でハンナ(2019)と出会う。夜のパーティで、ひとしきり盛り上げた後、眠れないミッケルに付き添って横で寝る。
2020年。ウルリヒ(2019)とミッケルの失踪によって憔悴しきっており、夫の残した捜査資料から洞窟を探検しては地図を書いている。家は荒れていて、マグヌスやマルタには呆れられており、家に帰っても彼らとは喧嘩している。シャルロッテ(2020)から連絡を受け、彼女と共にバンカーへ向かい、ペーター、ハンナ(2020)、成人ヨナスとの会議に参加する。ヨナスが自分の孫であると告げられ、馬鹿らしいと一蹴するも、1986年のクラス写真にミッケルを発見してからは態度を変える。ミッケルを連れ戻すため、カーンヴァルト邸にやって来るが、成人ヨナスは不在で、代わりにハンナ(2020)と喧嘩する。クラウゼンが来たため喧嘩を中断して帰宅する。その後、再び洞窟を調べるべくカーンヴァルト邸に赴き、成人ヨナスと話していたマルタに対して"ヨナスはあなたの甥だ"とバラし、彼女を連れて再び帰宅。マグヌスが装置(バルトシュ)を持って帰ってくる。終末の日、装置(バルトシュ)を持ち出して三度カーンヴァルト邸に赴くが、成人ヨナスは不在で、代わりに彼の持っていた洞窟の地図や電灯を手に入れる。成人ヨナスが帰宅し、彼に操作法を訊くが"過去は変えられない"と諌められる。その後、成人ヨナスの荷物だけ持って洞窟へ向かい、光の流れに従って"シーク・ムンドゥス"の扉に辿り着き、それを開ける。

マグヌス・ニールセン
1921年時間軸、2019年時間軸、2020年時間軸に登場。
1921年。アダムの部屋。彼の下僕の老人。おそらく隣にいる老女はフランツィスカと思われる。
2019年6月20日。バルトシュ、マルタ、ヨナス(2019)と共に湖に遊びに行く。一人になった際、フランツィスカに出会って恋に落ちる。夜のパーティにも参加するが、フランツィスカの画像を見てニヤついている。
2020年。相変わらずフランツィスカと付き合っている。彼女が娼婦ベニに何かを渡したのを見て怒るが、ペーターの代わりにホルモン剤を売っていただけと知る。カタリーナ(2020)が家事もせずにフラフラ出歩いていることに怒っている。マルタに洞窟のことを伝えられ、マルタ、フランツィスカ、エリザベート(2020)と共に洞窟へ行くと、帰ってきたバルトシュに出会い、装置(バルトシュ)を奪う。翌日に戻ってきて使い方を聞き出し、五人で1987年にやって来る。その際、老年ウルリヒ(1987)が移送されるのを目撃する。大人たちに相談するべきだとしてフランツィスカ、エリザベート(2020)を伴ってシャルロッテ(2020)とペーターに相談する。しかし、二人が時間旅行やヨナスの帰還(成人ヨナスと勘違いしている)を知っていたため議論は紛糾し、装置(バルトシュ)を持ったまま一人で帰宅。終末の日、森でフランツィスカ、バルトシュと会合し、装置(バルトシュ)はカタリーナ(2020)が持っているため、それを探すことにする。フランツィスカにはバンカーに来いとの連絡が入るが誰も行かず、成人ヨナスが持ってきた装置(バルトシュ)で間一髪どこかの時代へ飛ぶ。

マルタ・ニールセン
2019年時間軸、2020年時間軸、2053年時間軸(言及のみ)に登場。
2019年6月20日。バルトシュ、マグヌス、ヨナス(2019)と共に湖に遊びに行く。浜辺でヨナス(2019)と二人で会話した際、聖クリストファーのメダルを発見してネックレスにする。未来ヨナスに遭遇し、"完璧なカップルだ、僕たちを信じて"と言われる。夜のパーティに参加し、やって来たヨナス(2019)と共にセックスする。その際、彼に聖クリストファーのメダルを渡す。
2020年。カタリーナ(2020)が家事もせずにフラフラ出歩いていることに怒っている。彼女の部屋でウルリヒ(2019)の残した捜査資料を発見し、マグヌスと共に洞窟に何かがあることを知る。マグヌス、フランツィスカ、エリザベート(2020)と共に洞窟へ行くと、帰ってきたバルトシュに出会い、装置(バルトシュ)と奪う。翌日に戻ってきて使い方を聞き出し、五人で1987年にやって来る。その際、老年ウルリヒ(1987)が移送されるのを目撃する。大人たちに相談するべきというマグヌス派に対して、マルタはバルトシュが秘密にしていたことに怒ってグループを離反する。その後、ハンナ(2020)に会うためにカーンヴァルト邸を訪れると、成人ヨナスに出会い、後からやって来たカタリーナ(2020)に甥であると伝えられ動揺する。カタリーナ(2020)に連れ帰られるも、終末の日になって成人ヨナスが銃を持って脅しに来る。バンカーに閉じ込められるが、ペーターとエリザベート(2020)がやって来たため脱走する。再びカーンヴァルト邸に戻ると、未来ヨナスに遭遇し旧交を温めるが、アダムによって射殺される。
2053年。墓石のみ登場。

マルタ・ニールセン(異世界)
2020年時間軸に登場。
2020年。終末の日、射殺されたマルタの遺体を抱える未来ヨナスの前に登場し、リンゴ型の装置を使ってこの世界から抜け出す(?)。

ミッケル・ニールセン
2019年時間軸に"ミッケル"として登場。
2019年6月20日。風疹にかかったため病院へ行く。その途中で未来ヨナスに出会う。その後、カーンヴァルト邸に立ち寄った際、トイレを貸してもらい、家の中でミハエルに出会う。夜のパーティでは中々寝付けず、階下で騒いでいたカタリーナ(2019)を呼んで一緒に寝てもらう。

→それ以外はミハエル・カーンヴァルトの項目を参照

・ティーデマン家

エゴン・ティーデマン
1954年時間軸、1987年時間軸に登場。
1954年。警察官。半年前振りにヘルゲ(1954)が帰還したことから、逮捕した名無しの男=ウルリヒ(2019)のことを気にし始める。妻ドリスとは相変わらず上手くいっていない。老年クラウディアの訪問を受け、心から謝られる。彼女の目が虹彩異常症であったことから、クラウディアなのではないかという疑念も少しだけ抱く。ドリスに花を買ってたのに対してクラウディア(1954)に"善人すぎる"と言われ、昼間に会った老女の正体に薄っすら感づく。身元不明の老女の遺体=老年クラウディアの遺体の検視に立ち会い、彼女がヘルゲ(1954)が帰還した日に訪問を受けたことから、誘拐に関与したのではないかと考える。ヘルゲ(1954)に遺体の写真を見せると、彼女が"白い悪魔"であると言われる。その後、名無しの男=ウルリヒ(2019)の妻であるという女性=ハンナ(2020)の訪問を受け、二人が話せる場を提供する。結局、男の身元は判明せず、女性には"ここで新たな出発をしたい"と告げられる。
1987年。引退した元警察署長。ガンであることを娘クラウディア(1987)には伝えられないでいる。マッツ失踪事件が未解決であることを気にしており、病院にいるヘルゲ(1987)を訪ねる。彼にマッツ失踪時なぜ森の道を通らなかった?と問い、石で殴った男=ウルリヒ(2019)が全てを変えられると言われたからと言われる。精神病棟に隔離された名無しの男=老年ウルリヒ(1987)を訪ね、彼がウルリヒ・ニールセンであると告白される。ミッケルが"ウルリヒの息子だ"と言っていたのを思い出し、カーンヴァルト邸を訪ねる。ミッケルは不在と言われ、イネス(1987)に彼の写真だけもらう。それを老年ウルリヒ(1987)に見せると暴れだしたので帰宅。クラウディア(1987)を訪ねて原発へ行き、自身がガンであると伝える。2020年に行ったクラウディア(1987)が自室での不審死記事を読んだため、何度も一緒に暮らそうと誘われるが、急ぎではないと解釈する。イネス(1987)からミッケルが失踪し、老年ウルリヒ(1987)が脱走していたことを知らされ、警察とともに洞窟へ向かい、間一髪のところでミッケルを確保し、老年ウルリヒ(1987)を精神病棟に送り返す。不審死の日、クラウディア(1987)が病院へ付き添うが、1953年にもウルリヒ(2019)が洞窟に入ろうとしたことを思い出し、薄々気付いていた時間旅行にクラウディア(1987)と原発が関与していることを見抜く。それを通報しようとして、阻止しようとするクラウディア(1987)と揉み合いになり、バランスを崩して机に頭をぶつけて亡くなる。クラウディア(1987)は通報しようとするが、全てを守るために放置する。

ドリス・ティーデマン
1954年時間軸に登場。クラウディアの母親。
1954年。部屋を貸しているアグネス(1954)とは相思相愛。彼女にフェラしてもらっているのをクラウディア(1954)に見られ、動揺する。老年クラウディアには"彼女は本当にアグネスのことが好きだった"と言われている。

クラウディア・ティーデマン
1954年時間軸、1987年時間軸、2020年時間軸に登場。レジーナの母親。
1954年。ドリスがアグネス(1954)にフェラしてもらっているのを目撃する。トロンテ(1954)と共に森の中を歩いている際、彼がアグネス(1954)と共に逃げてきた理由を尋ねる。"母はつらいことがあって、僕は施設にいた"と言われる。その後、誰もいないことを確認し、自身の前でパンツを下ろたトロンテ(1954)のペニスを見る。ドリスに花を買って来たエゴン(1954)に対して"善人すぎる"と言う。
1987年。原発所長。エゴン(1987)とは微妙な関係が続く。所長室で老年クラウディアの訪問を受け、正体を明かされた上で、時間旅行について教えられ、埋めた装置(クラウディア)の場所を伝えられる。そして、装置(クラウディア)の使い方を見せられた上で"アダムを止めればレジーナは助かる"と伝えられる。ヘルゲ(1987)に貰ったタンハウス(1987)著『A Journey Through Time』を思い出して、病院に会いに行く。"君は時間を伴い、時間は君を伴う"、"ノアを信じるな"と言われる。タンハウス(1987)の時計屋に行き、"一度会っている"と言われ、掘り起こした装置(クラウディア)の使い方を指南される。原発に戻ると、エゴン(1987)にガンであると伝えられ動揺する。タンハウス(1987)に教わった通りに装置(クラウディア)を起動して2020年に到着し、レジーナ(2020)を目撃する。
2020年。老年クラウディアを探して原発を訪れ、所長はアレクサンダー・ティーデマンであること知る(所長交代、アレクサンダーとレジーナの結婚)。図書館で街の歴史を調べ、エゴン(1987)が2日後に不審死することを知る。
再び1987年。エゴン(1987)に明日から同居しようと迫るが急ぎではないと解釈される。ベルント(1987)を訪問し、原発の事故で神の粒子=ダークマターを発見したを言われるが、原発の事故まで公表することになるため、彼が生きている間は公表するなと釘を刺される。エゴン(1987)が死ぬ日、彼の病院に付き添ってそのまま帰宅。彼は1953年にもウルリヒ(2019)が洞窟に入ろうとしたことを思い出し、薄々気付いていた時間旅行にクラウディア(1987)と原発が関与していることを見抜く。それを通報しようとしたため、阻止しようと揉み合いになり、バランスを崩して机に頭をぶつけたエゴン(1987)は亡くなる。通報しようとするが、全てを守るために放置する。悲しみに暮れて帰宅すると、未来ヨナスが現れ、二人で洞窟へ向かう。
再び2020年。未来ヨナスと共に終末の日に到着する。装置(クラウディア)と共にバンカーへ行けという指示に従う。途中、ティーデマン邸に寄ってレジーナ(2020)と久方ぶりの再会を果たす。彼女を連れてバンカーに向かい、エリザベート(2020)やペーター、後からやって来た若ノアと出会う。終末はそこで生き延びる。

クラウディア・ティーデマン(老年クラウディア)
1954年時間軸、1987年時間軸、2019年時間軸に登場。"白い悪魔"。
1954年。バンカーでアグネス(1954)に会い、次の周期が始まると伝え、自身の死亡記事が載った新聞の切り抜きを彼女に渡す。自身の持っていた装置(クラウディア)を埋める。そして、エゴン(1954)を訪ね、"不公平だけど善人ほど辛い目にあう、心から謝る"と言う。その後、アグネスに唆されたノアと対峙し、射殺される。
1987年。クラウディア(1987)を訪ねて正体を明かし、時間旅行について教えた上で、埋めた装置(クラウディア)の場所を教える。そして、自身の持っている装置(クラウディア)の使い方を見せて"アダムを止めればレジーナは助かる"と伝える。
2019年6月20日。未来ヨナスが自殺させるためにやってきたとミエハルが気付いた時、戸口から現れて未来ヨナスを導くために回収する。その際、ミハエルには"誰もが犠牲を払う"と言って納得させる。回収された未来ヨナスは一年間修行したらしく、1987年のクラウディア(1987)を2020年のバンカーに導くために派遣される。

レジーナ・ティーデマン
1987年時間軸、2019年時間軸、2020年時間軸に登場。バルトシュの母親。
1987年。内気な性格が変わり、最近ではメガネも外して友だちも増えたらしい。森でアレクサンダー(1987)に告られてキスする。
2019年6月20日。ホテルでパーティをするためニールセン家のパーティには参加していない。
2020年。乳がんが進行し、自宅で療養している。薬の影響で髪が抜けており、スカーフを頭に巻いている。クラウゼンの聞き込みに協力し、"客"=成人ヨナスの残した荷物を彼とシャルロッテ(2020)にわたす。アレクサンダーの逮捕やバルトシュの時間旅行などで家人が家を開けっ放しにする中、クラウディア(1987)の訪問を受け、終末はバンカーで生き延びることとなる。

アレクサンダー・ティーデマン=ケーラー
1987年時間軸、2019年時間軸、2020年時間軸、2053年時間軸(言及のみ)に登場。バルトシュの父親。
1987年。森でレジーナ(1987)に告ってキスする。
2019年6月20日。ホテルでパーティをするためニールセン家のパーティには参加していない。
2020年。一週間後に控えた廃炉に向けた準備を進める。そのため、家は開けがちになっている。一旦外に出していた放射性廃棄物を燃料プールに埋める作業を指揮する。クラウゼンの尋問を度々受け、旧姓はケーラーであると伝える。後にマールブルクから来たと言ったことが仇となって身分偽装がバレて逮捕され、原発の捜査令状発行に一役買ってしまう。
2053年。未来ヨナスが終末世界で墓石を発見する。

バルトシュ・ティーデマン
2019年時間軸、2020年時間軸に登場。
2019年6月20日。マグヌス、マルタ、ヨナス(2019)と共に湖に遊びに行く。帰り道、マルタに"髪型が可愛い"と間接的にアプローチする。夜のニールセン家のパーティにはホテルでのパーティがあるため参加していない。
2020年。いきなりマルタと別れる。ノアに呼ばれ、装置(バルトシュ)を使って時間旅行をしていた(詳細不明)。帰ってきたところの洞窟で、マグヌス、マルタ、フランツィスカ、エリザベート(2020)に遭遇する。縛り上げられて放置された結果、彼らに装置(バルトシュ)の意味を教え、5人で1987年に時間旅行する。その際、老年ウルリヒ(1987)が移送されるのを目撃する。知っていたのに秘密にしていたことを他の四人に責められる。レジーナ(2020)に2019年に貰っていたクラウディア(1987)との写真を手渡す。終末の日、森でフランツィスカ、マグヌスと会合し、装置(バルトシュ)はカタリーナ(2020)が持っているため、それを探すことにする。結局見つからずニールセン邸に集合し、フランツィスカにはバンカーに来いとの連絡が入るが誰も行かず、成人ヨナスが持ってきた装置(バルトシュ)で間一髪どこかの時代へ飛ぶ。

・ドップラー家

ベルント・ドップラー
1987年時間軸に登場。ヘルゲの父親。
1987年。原発の事故の調査結果をクラウディア(1987)に渡し、神の粒子を発見したと伝える。しかし、事故を表沙汰にしないためにも自分が生きている間には発表するなと釘を刺す。

グレタ・ドップラー
1954年時間軸に登場。ヘルゲの母親。
1954年。相変わらず強権的で怖い。ヘルゲ(1954)の帰還には喜ぶが、一言も発さないことにイライラが止まらない。ノアが彼を喋らせたことにいたく感動する。ヘルゲ(1954)が寝る前に十字架に祈っているのを目撃する。

ヘルゲ・ドップラー
1954年時間軸、1987年時間軸に登場。ペーターの父親。
1954年。半年振りに帰還するもグレタやエゴン(1954)の言葉には反応せず、ノアとしか話さない。彼に聖書を与えられ、寝る前に祈っている。また、身元不明の老女の遺体=老年クラウディアの遺体の写真を見せられ、"白い悪魔"であると答える。
1987年。交通事故のため病院に入院中。エゴン(1987)の訪問を受け、マッツ失踪時なぜ森の道を通らなかった?と問われる。それに対して石で殴った男=ウルリヒ(2019)が全てを変えられると言ったからと答える。別の日、『A Journey Through Time』を渡されたクラウディア(1987)の訪問を受け、"君は時間を伴い、時間は君を伴う"、"ノアを信じるな"と伝える。

ペーター・ドップラー
2019年時間軸、2020年時間軸に登場。フランツィスカ、エリザベート(2020)の父親。
2019年6月20日。シャルロッテ(2019)とはギクシャクしている。夜のパーティには参加するなと言われ、その足で娼婦ベニのトレーラーに向かう。それをフランツィスカが目撃している。
2020年。タンハウスの時計屋で荷物を整理していた際、エリザベート(2020)がノアの写真を発見したことに驚く。その後、ハンナ(2020)、シャルロッテ(2020)、成人ヨナスを交えたバンカーでの会議に参加する。その際、自身の持っている"予言の書"には後半のページがないことを伝える。シャルロッテ(2020)から"ノアに終末の日が来る"と言われたと伝えられる。その後、装置(バルトシュ)を持ったマグヌス、フランツィスカ、エリザベート(2020)を前に、全てを知っていたことを認め、会議は紛糾する。終末の日、出ていったフランツィスカを心配しつつ、シャルロッテ(2020)を警察署に送り出すが、誰も信じられないとしてノアの言葉に従って、エリザベート(2020)と共に安全なバンカーを目指す。その際、先に閉じ込められていたマルタが脱走している。そのまま終末を迎える直前、クラウディア(1987)とレジーナ(2020)、そして最後にバンカーに来た若ノアに遭遇する。

シャルロッテ・ドップラー=???
2019年時間軸、2020年時間軸に登場。ノアとエリザベート(2053)の娘。フランツィスカ、エリザベート(2020)の母親。
2019年6月20日。ペーターが不倫してると知って(?)彼をパーティに欠席させる。夜のパーティには渋々参加し、同じく居心地の悪そうなハンナ(2019)と目配せをし合う。
2020年。警察署長。新しい捜査主任としてクラウゼンを迎え、彼の補佐に回るはずだった。しかし、エリザベート(2020)がタンハウスの閉店した時計屋でノアの写真を見つけ、レジーナ(2020)から預かった"客"の荷物にタンハウス著『A Journey Through Time』のコピーがあったことから、捜査を途中で抜ける。時計屋の荷物の中から装置の設計図を発見したところに、ハンナ(2020)から電話があり、捜査資料が貼ってあるバンカーでハンナ(2020)、ペーター、成人ヨナスと落ち合う。成人ヨナスにノアやミッケルや装置(成人ヨナス)のことを聴き、ペーターの持っている"予言の書"には後半がないことを伝える。そこに居なかったカタリーナ(2020)を連れてきて同じことを繰り返した後、一旦別れる。時計屋に戻るとノアに出会い、彼の娘であり母親は今も生きていることを明かされ、ノアが赤ん坊の自分を抱く写真をもらう。ペーターに"ノアに終末の日が来る"と言われたと伝える。装置(バルトシュ)を持ったマグヌス、フランツィスカ、エリザベート(2020)を前に、全てを知っていたことを認め、会議は紛糾する。終末の日、出ていってしまったフランツィスカを心配しつつ警察署に戻ると、クラウゼンが原発の捜査を開始したとウェラーに言われる。彼を伴って原発へ向かい、埋めた廃棄物を開けたことで神の粒子が出現し、開いた時空の裂け目から2053年の同じ場所に居るエリザベート(2053)に出会う。二人が手を伸ばし合うと、吸い込まれたような描写に変わる。

フランツィスカ・ドップラー
2019年時間軸、2020年時間軸に登場。
1921年。アダムの部屋。彼の下僕の老人。老年マグヌスの隣に立つ老女はおそらく老年フランツィスカだと思われる。
2019年6月20日。湖に全裸で浮いて遊んでおり、マグヌスに見られる。
2020年。相変わらずマグヌスと付き合っている。ペーターに代わって娼婦ベニにホルモン剤を売っていたことをマグヌスに知られ、勝手に秘密を暴いたことに激昂する。その後、両親が帰ってこないので仲直りも兼ねてエリザベート(2020)と共にマグヌスを訪ねてニールセン邸に赴き、マルタ、マグヌスの四人で洞窟を目指すことになる。洞窟で時間旅行から帰ってきたバルトシュに出会い、装置(バルトシュ)と奪う。翌日に戻ってきて使い方を聞き出し、五人で1987年にやって来る。その際、老年ウルリヒ(1987)が移送されるのを目撃する。大人たちに相談するべきだとしてマグヌス、エリザベート(2020)を伴ってシャルロッテ(2020)とペーターに相談する。しかし、二人が時間旅行やヨナスの帰還(成人ヨナスと勘違いしている)を知っていたため議論は紛糾し、激怒して出ていく。その後、森でマグヌス、バルトシュと会合し、装置(バルトシュ)はカタリーナ(2020)が持っているため、それを探すことにする。ペーターからバンカーに来いとの連絡が入るが誰も行かず、成人ヨナスが持ってきた装置(バルトシュ)で間一髪どこかの時代へ飛ぶ。

エリザベート・ドップラー
2020年時間軸、2053年時間軸に登場。シャルロッテの母親。
2020年。タンハウスの閉店した時計屋にあった『キバリオン』という本に挟んである1921年の写真中にノアを見つけ、それを両親に渡す。両親が返ってこなくなったのでフランツィスカと共にニールセン邸に向かい、マグヌス、マルタと四人で洞窟を目指す。そこで、時間旅行から帰ってきたバルトシュに出会い、装置(バルトシュ)と奪う。翌日に戻ってきて使い方を聞き出し、五人で1987年にやって来る。その際、老年ウルリヒ(1987)が移送されるのを目撃する。大人たちに相談するべきだとしてフランツィスカ、マグヌスと共にシャルロッテ(2020)とペーターに相談する。しかし、二人が時間旅行やヨナスの帰還(成人ヨナスと勘違いしている)を知っていたため議論は紛糾し、一人家に残される。その後、終末の日になって誰とも連絡が取れなくなる中、ノアの言葉に従ってペーターとバンカーへ向かう。その際、先に閉じ込められていたマルタが脱走している。そのまま終末を迎える直前、クラウディア(1987)とレジーナ(2020)、そして最後にバンカーに来た若ノアに遭遇する。
2053年。通訳の少女を脇に従え、生き残った人々のリーダーとなっている。左目が白内障。原発を囲む壁の中に入ったものを処刑している。規則を破って中に入った未来ヨナスを捉えて絞首刑に処すが、死ぬ直前に縄を撃って助ける。その後、通訳の少女が未来ヨナスを逃して神の粒子の部屋に入ったのを外で待ち構え、"あれ=神の粒子は悪魔のかけらだった"と言う。終末の日の33年後、ノアと共に赤ん坊のシャルロッテを抱きしめる写真を握りしめる。その後、一人で神の粒子の部屋に行き、時空の裂け目から2020年の同じ場所に居たシャルロッテ(2020)に出会う。二人が手を伸ばし合うと、吸い込まれたような描写に変わる。


・カーンヴァルト家

ダニエル・カーンヴァルト
1954年時間軸に登場。イネスの父親。
1954年。警察署長。エゴン(1954)にセックスレスであると告げられ、"そんなもんだ"と返す。また、身元不明の老女の遺体=老年クラウディアの遺体の検視に立ち会う。

イネス・カーンヴァルト
1987年時間軸、2019年時間軸(言及のみ)に登場。ミハエルの義母。
1987年。眠れないミッケルのために病院から睡眠薬を大量にくすねている。"警部"=老年ウルリヒ(1987)とミッケルの関係を怪しんだエゴン(1987)の訪問を躱し、ミッケルの写真だけ彼に渡す。病院で老年ウルリヒ(1987)の脱走を知って帰宅、エゴン(1987)と共に洞窟へ向かい、ミッケルを確保する。
2019年6月20日。誕生日に渡したタブレットの使い方を説明するためにヨナス(2019)が湖を去る原因として言及される。

ミハエル・カーンヴァルト = ミッケル・ニールセン
1987年時間軸、2019年時間軸に登場。ヨナスの父親。
1987年。学校に馴染めず、不登校不眠症の日々が続き、義母イネス(1987)に睡眠薬入りホットミルクを飲まされて寝ている。再び洞窟へ行くとノアに出会い、神は間違えることなどないとブチギレられる。脱走した老年ウルリヒ(1987)と出会って、彼を父親と認識し、洞窟から2020年に帰ろうとするが、寸前で失敗する。また、お試し時間旅行でやって来たハンナ(2020)は彼の姿を窓越しに見ている。
2019年6月20日。ヨナス(2019)の黄色いヤッケを見て動揺する。トイレを借りにきたミッケルに遭遇して泣く。夜のパーティには参加せず、自宅にいたところ自殺を止めに来た未来ヨナスの訪問を受ける。彼から"すべてを知っている"と言われて号泣する。しかし、自殺する予定も手紙を書く予定もない上に、失踪した日はヨナス(青年だがどの時代か不明)に連れられて洞窟へ戻ったことを伝え、自殺をさせに来たと悟る。直後、老年クラウディアがカーンヴァルト邸を訪問し"犠牲を払う"ことに同意する。翌日、首を吊って自殺し、全てが始まる。

ハンナ・カーンヴァルト=クリューガー
1953年時間軸、1987年時間軸、2019年時間軸、2020年時間軸に登場。ヨナスの母親。
1987年。学校に行きたくないミッケルに校庭で遭遇。
2019年6月20日。病院に行く途中のウルリヒ(2019)、カタリーナ(2019)、ミッケルの訪問を受ける。ウルリヒ(2019)とは艶めかしい目線を交わし、ミッケルの姿に驚く。夜のパーティにも参加するがもちろん居心地は最悪で、同じく居心地の悪そうなシャルロッテ(2019)と目配せし合う。庭でウルリヒ(2019)と会話し、雨宿り中に熱いキスを交わす。不倫はここから始まった?
2020年。成人ヨナスの訪問を受けて、ミハエルの秘密を知る。そして装置(成人ヨナス)の使い方を見て、共に1987年に時間旅行し、自宅で窓越しにミッケルを発見する。シャルロッテ(2020)に電話し、捜査資料が貼ってあるバンカーでペーター、成人ヨナスの四人で会議を開く。そこで、老年クラウディアやノアのことを話す。カタリーナ(2020)を呼ぶことに若干嫌そうな顔をするが同意し、彼女を交えた五人での会議にも参加する。翌日、カーンヴァルト邸に乗り込んできたカタリーナ(2020)と喧嘩するも、クラウゼンの登場によって中断される。成人ヨナスが寝ている間に装置(成人ヨナス)を持ち出し、1953年に時間旅行する。
1953年。エゴン(1954)の前に"カタリーナ・ニールセン"を名乗って登場し、名無しの男=ウルリヒ(2019)が夫かもしれないと言う。彼と接見するが、彼が家族の話しかしないので(当たり前)決別して普通に放置する。その後、エゴン(1954)のオフィスで"戻っても何もない、ここで新たな出発をしたい"と伝える。

ヨナス・カーンヴァルト(通常)
2019年時間軸に登場。
2019年6月20日。マルタ、マグヌス、バルトシュと共に湖に遊びに行く。浜辺でマルタと二人で会話した際、聖クリストファーのメダルを発見してネックレスにする。イネス(2019)にタブレットの使い方を教えるため湖を離れる。夜のパーティに参加し、マルタの部屋で彼女とセックスする。その際、聖クリストファーのメダルを渡される。

ヨナス・カーンヴァルト(未来ヨナス)
1921年時間軸、1987年時間軸、2019年時間軸、2020年時間軸、2053年時間軸に登場。
2053年。バンカーを中心にエリザベート(2053)の率いる集団とは別行動を取る。壁に囲まれた原発の中に入り、神の粒子を発見する。壁の内側に入ったせいでエリザベート(2053)に捕縛され、首を吊られるが、死ぬ寸前で彼女に救われる。エリザベート(2053)の通訳の少女に解放してもらい、彼女と共に神の粒子を安定化させ、中にはいる。
1921年。流れ着いたのは1921年であり、エルナの宿に泊まることになる。そこで若ノアに出会い"予想と違った"と言われる。洞窟へ向かうも"シーク・ムンドゥス"の扉の先はまだ掘削中であり、出口で若ノアに"開通には32年かかる"と言われる。彼について行って教会へ入り、ノアと遭遇、そのまま地下まで案内されてアダムに出会う。彼の正体が老年のヨナスであることを知り驚愕する。彼に言いくるめられてミハエルの自殺を止めに向かう。抜け道があると言われ、これが今後の伏線になるのかもしれない。
2019年6月20日。当日のヨナス(2019)と同じ格好をして洞窟に降り立つ。湖に行き、離反したヨナス(2019)に代わってマルタに近付き、キスする。"完璧なカップルだ、僕たちを信じて"と言う。自宅へ向かう途中、風疹にかかったミッケルを病院に送るウルリヒ(2019)とカタリーナ(2019)に遭遇する。自宅でミハエルに会い、"すべてを知っている"と言って抱き合う。しかし、ミハエルには自殺する予定も手紙を書く予定もない上に、失踪した日はヨナス(どの時代か不明)に連れられて洞窟へ戻ったと言われ、自殺をさせに飛ばされたと悟る。直後、老年クラウディアがカーンヴァルト邸を訪問し過去は変えられないことを知る。この後、彼女の下で一年学んだらしい。
1987年。エゴン(1987)を放置して帰ってきたクラウディア(1987)の前に現れ、彼女の装置を使って2020年に飛ぶ。
2020年。装置とクラウディア(1987)にバンカーへ向かうよう指示し、自身はカーンヴァルト邸に向かう。そこでマルタに出会って旧交を温めるが、アダムが降り立ち、彼によってマルタは射殺する。悲しみに暮れていたところ、マルタ(異世界)が登場。リンゴ型の装置を使ってこの世界から抜け出す(?)。

ヨナス・カーンヴァルト("客"=成人ヨナス)
2020年時間軸に登場。
2020年。カーンヴァルト邸を訪れ、母ハンナ(2020)に正体を明かす。信じてもらうために装置(成人ヨナス)の使い方を見せ、共に1987年に時間旅行し、自宅で窓越しにミッケルを発見させる。シャルロッテ(2020)とペーターを呼び出して、ハンナ(2020)と共にバンカーで情報を打ち明ける。カタリーナ(2020)も加えて同じことを繰り返し、彼女が馬鹿らしいと一蹴したので一旦解散する。不在時にニールセン邸を訪れ、聖クリストファーのメダルをマルタの部屋に置く。再びバンカーでシャルロッテ(2020)に会い、ノアが子供たち(マッツ、エリク、ヤシン)を殺したこと、タンハウスが装置を開発しとを伝える。帰宅し、ハンナ(2020)がウルリヒ(2019)の写真ばかり見ていることから"母さんが好きなのは自分だ"と言って失望する。寝ている間にハンナ(2020)が装置(成人ヨナス)を持ち出してしまい、途方に暮れる。マルタがカーンヴァルト邸を訪れ旧交を温めるが、カタリーナ(2020)が"マルタの甥である"とバラしたことで動揺し、カタリーナ(2020)に連れ帰られてしまう。終末の日、ハンナ(2020)が掘り返したアレクサンダー(1987)の銃を持って、ニールセン邸にマルタを脅して連れ去り、彼女をバンカーに閉じ込る。その後、カーンヴァルト邸に戻ると、自分の荷物を持ったカタリーナ(2020)に遭遇し、装置(バルトシュ)を使ってミッケルを助けようとするが、"過去は変えられない"と諌める。地震が発生し、カタリーナ(2020)が洞窟に向かった後、未来ヨナスの到着を待って彼を殺そうとする。しかし、先に着いた若ノアからマルタ(どの時代・世界か不明)の手紙を受け取り、マルタを生かすためには次のフェーズの到来が必須であり、そのためにバルトシュ、フランツィスカ、マグヌスとアグネス、ノアを救う必要があると言われる。装置(バルトシュ)を持ってニールセン邸に向かい、その場に居たバルトシュ、フランツィスカ、マグヌスと共に間一髪でどこかの時代へ飛ぶ。


・その他の登場人物

ノア(若ノア)
1921年時間軸、2020年時間軸に登場する。背中にエメラルド・タブレットの入れ墨はない。
1921年。洞窟にワームホールを開ける作業をしている。アダムに選ばれたことから同僚(腹にエメラルド・タブレットの入れ墨)を殺害し、教会でノアに会って行動を共にする。流れ着いた未来ヨナスが洞窟で"シーク・ムンドゥス"の扉が閉まっていることを確認した際には"あと32年かかる"と伝えて教会へ連れて行く。その後、2020年の終末の日にカーンヴァルト邸にやって来て、成人ヨナスにマルタ(どの時代・世界か不明)の手紙を手渡し、彼女を生かすには次のフェーズの到来が必須であり、そのためにバルトシュ、フランツィスカ、マグヌスとアグネス、ノアを救う必要があると伝える。成人ヨナスが装置(バルトシュ)を抱えて去った後、バンカーへ向かい、エリザベート(2020)と出会う。

ノア(中年)
1921年時間軸、1954年時間軸、1987年時間軸、2020年時間軸、2053年時間軸(言及のみ)に登場する。
1921年。若ノアを導く存在として問答を繰り返す。アダムの部屋の前で若ノアを2020年に送り出した後、"予言の書"の最後のページを読んだとアダム伝え、彼を殺そうとする。しかし、アダムは死ぬ運命ではなかったことから殺害に失敗し、老年マグヌス、老年フランツィスカに連れられたアグネス(1954)に射殺される。
1954年。帰還したヘルゲ(1954)を訪れ、グレタに彼が話せることを見せつける。妹アグネス(1954)に老年クラウディアの死亡記事が載った新聞の切り抜きを渡され、"予言の書"の後半が欲しかったら殺害しろと唆される。その情報と引き換えに、"旅人"の中に席を用意しといてと言われて動揺する。その後、森の中で老年クラウディアと対峙して射殺、彼女が持っていた"予言の書"の最後のページを読んでシャルロッテ、エリザベートの未来を知ってアダムの殺害を決意する。
1987年。ヘルゲ(1954)を実験装置によって1954年に送り返す。また、洞窟に入ろうとしたミッケルに"神の計画は絶対だ"とブチギレる。
2020年。バルトシュを呼び出して装置(バルトシュ)を渡し、これから起こることを教える。マグヌス、マルタ、フランツィスカ、エリザベート(2020)が洞窟に入る姿を眺めている。タンハウスの時計屋を訪ね、そこにいたシャルロッテ(2020)に自分の娘であることを伝え、自身と赤ん坊のシャルロッテが写った写真を手渡す。その際、"終末の日が来る"と伝える。
2053年。エリザベート(2053)が赤ん坊のシャルロッテを抱えている写真に写っている。

アダム
1921年時間軸、2020年時間軸に登場。正体は老年のヨナス。
1921年。若ノア、ノアの所属する"シーク・ムンドゥス"と呼ばれる組織のトップ。流れ着いた未来ヨナスを教会地下で待ち構え、正体を明かす。彼を言いくるめて2019年6月20日へ送り出し、ミハエルの自殺のきっかけを作る。また、ノアのボスでもあるが、彼が"予言の書"の最後を読んだことで心変わりし銃で襲われるが、死ぬ運命になかったことから発砲できず、ノアはその銃をアグネスに奪われて射殺される。終末の日の99年前に自己流で作った神の粒子を安定化させ、2020年に飛ぶ。
2020年。カーンヴァルト邸に到着し、未来ヨナスとマルタの再会を邪魔し、マルタを射殺する。

クラウゼン
2020年時間軸に登場。捜査主任。
2020年。一向に進展しない失踪事件の捜査を指揮するために赴任してくる。シャルロッテ(2020)が不在の中、部下のウェラーをパシリに使って各家庭を回って聞き込みをする。その過程でアレクサンダー(2020)が何かを隠していることに気が付き、原発を重点的に捜査する。実はボリス・ニーヴァルトが殺害したらしきアレクサンダー・ケーラーの兄であり、身分偽装の罪で現アレクサンダー=ボリスを逮捕する。原発の放射性廃棄物を違法に棄てたプールをこじ開け、神の粒子を誕生させてしまう。

トーベン・ウェラー
2020年時間軸、2053年時間軸(言及のみ)に登場。右目に眼帯をしている。
2020年。若手警察官。シャルロッテ(2020)が署を開けがちにするなか、クラウゼンに連れられて失踪事件に関連した尋問を行う。娼婦ベニの兄弟であり、彼にお金を渡している。また、アレクサンダー(2020)の計画に加担し、一旦外に出されていた放射性廃棄物を原発内に運び込む。最後の最後までクラウゼンに付き添い、アレクサンダーには"廃棄物をプールに埋めたのは間違いだった"と答えている。神の粒子発生時にはシャルロッテ(2020)と共にプールにおり、エリザベート(2020)との奇妙な再会を目撃している。
2053年。未来ヨナスが終末世界で墓石を発見する。

ユスティナ・ヤンコフスキー
2020年時間軸、2053年時間軸(言及のみ)に登場。
2020年。若手警察官。チラッとだけ登場。
2053年。未来ヨナスが終末世界で墓石を発見する。

H.G.タンハウス
1954年時間軸、1987年時間軸に登場。シャルロッテの育ての親。
1954年。老年クラウディアの訪問を受け、自身が未来で書いた『A Journey Through Time』を渡される。未来でこれを書けと言われる。
1987年。ヘルゲ(1987)に渡された『A Journey Through Time』を手がかりにやって来たシャルロッテ(1987)に"一度会っている"と伝え、掘り起こした装置(クラウディア)の使い方を指南する。

ベニ
2019年時間軸、2020年時間軸に登場。トランスジェンダー女性。娼婦
2019年6月20日。ペーターの訪問を受ける。おそらくセックスした。
2020年。フランツィスカを通してホルモン剤を買っている。警察官ウェラーは兄弟のようで、彼から金を貰っている。

通訳の少女
2053年時間軸に登場。
2053年。エリザベート(2053)の通訳として彼女の手話をドイツ語に翻訳している。彼女が過剰なまでに壁の内側を恐れているのに、未来ヨナスを助けたことを不思議に思い、彼を解放する。彼と共に神の粒子を安定化させ、彼を送り出すが、自身は2053年に留まる。部屋を出るとエリザベート(2053)が待ち構えており、"あれ=神の粒子は悪魔のかけらだった"と言われる。

・終わりに

Netflixが配信する日が2019年6月21日なのだが、これはミハエル・カーンヴァルトが自殺した日なのだ。偶然ではないだろう。ということは、トリロジーの締めくくりであるシーズン3は終末の日の2020年6月28日になるんじゃないか。と勝手に妄想する日々を過ごしている。謎も色々残っているし、超楽しみ。

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