努力したことを、自分で言ってはいけない
SNSでたまに見かける投稿で
『今日も睡眠時間は2時間でした!』と言ったり
『今日も出張でOOに来ています!』と言って空港やラウンジの写メをアップしたりする人がいます。
果ては『今日もこんなに仕事してます!』とか、聞いてもないことを自分で言う人がいます。
これは、気をつけた方がいい行動です。
それらの投稿を見ている人は、どこかで『またこれか』『ちょっとイタいよね』と思っているからです。
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●人生において、自分で『頑張ったこと』を言う必要はない
自分が口に出して言って、良いことはありません。むしろ、マイナスです。
『ダサい』『知性がない』『大人げない』という印象を与えることがほとんどです。
ここから、今日の本題です。極めて重要なポイントが1つあります。
それは、人は『結果』を見て相手を判断する。
これを踏まえておくことが重要だという点です。
人に判断してもらうときは『やってきたプロセス』や『持っている思い』をいくら自分で言っても、ダメです。
睡眠時間が短かろうが、仕事を頑張っていようが、出張やら移動で色々と出かけていようが、『あなたの成果』には全く関係がありません。
また『世界を救いたい』『世の中を変えたい』『音楽で人を幸せにしたい』と言っている人が、仕事もロクにしていない、と言う状態がけっこうあるのです。
重要なことは『結果』を先に出し、『結果』をもって人に表現することです。
『頑張ってる感』『すごそう感』『素敵な思い』を表面的に見せることで、相手に対して『自分をスゴそうに見せようとする心』これが、痛いのです。
さらに、この生き方がもっともマイナスに働くのは、『自分をだまし、あざむいている』ことです。
意識していようと無意識であろうと、自分をだまし、自分をあざむいている人は、ほぼ100%どこかでくじけます。
人間は、自分がやっている言動をいちばん自分自身が知っているからです。この『自分をあざむいている人はうまくいかない』ことは、科学的な根拠も出ています。絶対に、避けるべきことです。
もし、ネット上で『あの人、スゴそうだなぁ』とうらやましい気持ちが出てきた時は、『結果』を見て冷静に判断することです。
また、自分自身が焦る気持ちになったら、『頑張ってる感』を見せようとするのではなく『結果を出す』ことに集中することです。
つまり、黙って、結果を出すまで地道に頑張るのが、いちばん早いのです。
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