理解者がいない時は、正しいことをしている
周りから理解されることを求めても、
いい結果にはつながりません。
なぜなら、自分以外の人は、
自分自身の事情を知らないからです。
本来の、奥深くの自分を、いちばん知っているのは自分自身。
だから、自分自身の事情や思いは、
他人に理解されるようなものではありません。
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◆理解される人生を選ぶ習慣が、みんな染み付いている
小学校に入学してから99%の人は、
「理解されることは良い」という思いを刷り込まれる。
人気者になる、
いい成績を取る、
先生から褒められる、
まわりから嫌われないようにする。
そういう思いが無意識に習慣付けられている。
(「教育」が原因の大部分)
だから、常に周りの目を気にするようになります。
もし、理解されなかったり、学校や周りから求められる期待に応えられなかったりしたら、肩身の狭い思いをしなければならなかったりする。
身近な親も先生も、「いい子」を期待してくる。
友達からも、「嫌われないように」しなければならない。
でも、そんな「いい子」の基準を常に満たすのは簡単ではありません。
そうなると、、、
『自分って、なんてダメなヤツだ』
『自分は、能力もなくて何もできない、価値のない人間かも』
『こんなに理解されないのなら、じぶん終わってるのかな』
などと、だんだん自分に自信がなくなっていきます。
自分自身を否定してしまう。
理解されないという現実を前に、打ちひしがれてしまうのです。
だから無意識に、なんとしても「人から理解されよう」とする習慣が染み付いてしまう。
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◆偉人の中で、『誰からも理解された人』なんて、一人もいない
ここで知っておいて欲しいことが一つ。
世の中の現実として、後代に名を残す人・成功した人・天才と呼ばれるような人たちには共通点があります。
それは、「周りから理解されない時期があった」という点。
具体的な1つの例に、手塚治虫さん。
言わずと知れた偉大な漫画家です。
手塚さんは、子供の頃からずっと、ひとりで漫画を描き続けていました。
漫画ばかり描き続けていたある日、先生に怒られます。
『そんな漫画ばかり書くな』と。
先生には、理解されなかったのです。
そんな手塚さんを救ったのは、母親でした。
母親は、手塚治虫の描く絵の全てを「すごいね。上手」といって褒め続けました。
学校や世間、周りの人は『漫画を描く手塚治虫』を理解できなかった。
しかし、母親は手塚治虫さんの全てを、心から応援していました。
手塚さんは、母親のおかげで、漫画を描き続けることができたのです。
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本当の理解者とは、そういうものです。
1人いれば御の字です。
数は、あまり関係ないのです。
まず、周りの一般人になんて、自分のことはわかりっこない。
それが、当たり前だと知っておくことです。
それなのに、『おまえ、サボってないで数学の勉強しろ』と言わて、大半の人は理解されようとして周りに理解される道を選びます。
もったいない。
自分の中にある、周りの人に理解されないところ、そこに本当の価値があります。
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◆理解者がいないときは、正しいことをしている。
まず、理解を求めることをしないことです。
また、理解されないことに対して、
がっかりすることも必要ないです。
周りの人が「理解できること」は、その人の狭い世界の中での基準です。
『お前、起業するなんてやめとけ。絶対無理だから』
こういう人は、起業したことがない人です。
やったことがない人、その世界を知らない人は、自分自身の基準でものを言います。
これを、一般的に『理解されない』というのです。
言い方を変えると、『理解ができない』のです。
成功者の歩む道・その世界を、
その道を知らない人が理解できるはずがないのです。
『理解されない』ことは、当たり前です。
ほぼ、社会と世間での常識です。
このことに、早く気づいた気付いた人の勝ちです。
理解者がいないとき、
そして自分の心が納得しているとき、
それは、正しいことをしているのです。
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