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もしもこころの傷が見えたなら…。
もしもこころの傷が目に見えるものだったとしたら…。
わたしのこころはどんなだろう?
怖い話…串刺しかもしれない。
太い何かで貫かれ…なおかつ古傷だらけ…のぼろぼろ。
他人が見たら明らかな…傷が見えるだろうなあ…。
なんて…。
最近、ふと思った。
どうしてわたしだけがこんなに攻撃されないといけないのか?
わたしって何か間違えている?
いつも真面目に働いているだけ…。
それがいけないんですか?
何が気に食わないの?
悪い部分もあるだろうけど…。
多分わたしがほとんど言い返さないからかな…。
その分強く当たられる…。
強い言葉を思いのままにぶつけられる。
そういうひとたちを見ると…。
自分が攻撃されているんだけど…遠くの方で"思いのままにひとを攻撃しても何も感じないの…羨ましいなあ"って思う。
わたしはちょっとした言葉さえ…こころが痛くなる。
相手を不快にさせる言葉を言ってしまったのではないか…って思うと…。
言葉は凶器だ。
何度、言われなくない言葉をぶつけられただろう…。
その度にその言葉たちを…飲み込む。
そして言い返しはしない。
言葉は怖い。
暴力より怖い。
目に見えない凶器。
誰も見ているひとがいなければ、それはわたしのこころを貫いただけ。
他の誰も知らない言葉。
他のひとには聞かせないように2人になったところで言ってくる。
これを書きながら…色んなひとを思い出す。
あのひとにはあんなことを言われたなあ…って。
そういう記憶が多いひとに少しでも優しい世界になってほしい。
誰からの傷か名前があれば…そのひとに攻撃されてできた傷です!って言えるのかもね…。
そんなことしないけど…。
わたしはただただ…傷つけられるだけ…。
言いたい言葉も言えないまま…。
あえて何も言わないまま…。
今日もこころの傷は治らないまま…。
そのまま生きていく。
おわり。
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