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人生はサバイバル。座右の銘は神出鬼没。読書が大好き。この広大でちっぽけな世の中も好き。

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    昔やっていたバイヤー業のように、自分のアンテナで面白い作品を色々と集めたいと思ってます。

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デザインする力を鍛える

Design(デザイン)という言葉は、海外では日本よりも広い意味で使われていますね。構造を考えたり、仕組みを考えたり、解決方法を考えたりといった事もデザインの一つとして捉えられています。 そういう意味では、基本的にどんな仕事や活動でもあっても少なからずデザイン的な要素はあって、人間誰しもがデザイナーなんじゃないかと思っています。もちろん私も。 で、デザインとは結局何かと考えると、頭の中で様々な情報の断片を繋げ、組み合わせ、形にしていく。そんな脳のプロセッシング作業と言える

    • 振動止めの都市伝説

      テニスをやっている人の殆どがラケットに装着している「振動止め」。 その名の通り、テニスのラケットに張られた網目状のストリングの振動を止めるものとして利用されています。 振動止めには色々な色や形のものがあり、テニスプレーヤーのアクセサリーの一つとしても人気のあるアイテムです。 さて、この「振動止め」は一般的にラケット面の振動を抑え腕や肘、手首の故障を防止する効果があると言われています。また、ラケットの打感が良くなるという人もいます。 私はテニスを始めてそろそろ8年。始め

      • ジョナサン・リヴィングストン

        ジョナサン・リヴィングストンという名前を聞いてピンと来る人は、きっと作家リチャード・バックの世界的なベストセラー「かもめのジョナサン」を読んだことがある人だろう。 好きな本を5冊挙げろと言われたら、私は「かもめのジョナサン」を必ず入れるはずだ。これまで何度読んだか分からない大好きな一冊だ。 この本の存在を知ったのは小学生の頃、手塚治虫の名作「ブラック・ジャック」を読んでのことだった。どんなエピソードだったかは覚えていないが、ブラック・ジャックのとある話に、「かもめのジョナ

        • 逆こんまりという生き方

          うちの奥さんはお片付けが下手なんです。片付けない訳ではないのですが、やり方が下手というか、どうにも片付けが苦手なようです。 片付けで世界を制したこんまりの真逆という意味で、うちの奥さんは生粋の逆こんまりタイプなのです。 逆こんまりなのは結婚前から分かっていました。しかし、結婚して一緒に生活するとなると、その逆こんまりぶりに少し驚くと同時にイラっときました。 私はどちらかというと整理整頓好きの正統派こんまりタイプなので、最初は訳が分かりませんでした。 なぜか洗濯機の前の

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          なんちゃってヴィーガン

          少し前に約3ヶ月ほど中途半端にヴィーガン生活を試してみたことがある。 はやりに乗るには遅すぎるその行動。別にはやりはどうでもいいのだが、そのきっかけはNetflixで見たドキュメンタリー映画「The Game Changers」だった。 多分、この「The Game Changers」からのヴィーガン生活というパターンは割と多いんじゃないかと思う。「ためしてガッテン」を見て、翌日スーパーに塩こうじを買いに行ってしまう。まあ、それと似たような行動パターンだ。 「The G

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          頭が悪くなるからテレビを見るな

          頭が悪くなるからテレビを見るな。私は親にそう言われて育ってきました。 家にテレビはあったのですが、ドリフなどのお笑い番組は基本的に禁止。それ以外に1時間以上連続して見てはいけないという決まりもあり、小学5年生くらいまでは、それを守っていました。 なので当時ノリノリだった志村けんの勇姿は、たまにおじいちゃんの家に遊びに行った時に親に内緒で見ていました。「いっちょめ、いっちょめ、ワーオ!」と叫ぶ志村を見て大爆笑している時、やはりおじいちゃんにも言われたものです、「そんなの見て

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          ナイキとかけてりゅうちぇると解く

          世の中、相変わらずスニーカーが流行っているようで、一部の賢くおバカな方々は、投資対象として「レアもの」スニーカーを保有しているそうです。すごい時代ですね。 かく言う私もスニーカーは大好きで、90年代はスニーカーを売るほど持っていましたし、実際に売っていました。正確には仕入れる側だったのですが、デッドストックと呼ばれる絶版スニーカーを探しに、危険な香りと視線がたっぷりなブロンクス(ニューヨーク)の奥地に足を踏み入れることもありました。 時には見つけた宝の山(スニーカー)を奪

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          いなばのタイカレーに捧ぐ

          朝型人間の私は、まだ家族が寝ているうちに朝ごはんを食べるという生活をしている。 朝から調理も面倒だし、ガチャガチャ音を立てるのも何なので、ひっそりトーストを焼くのが日課だ。 トーストとのお供はジャムやマーガリンが基本だが、それだけでは飽きてくるので、たまに変化球を織り交ぜる。その一つが「いなばのタイカレー」くんである。 この「いなばのタイカレー」くん、なかなか優秀な選手でランチでもディナーでも戦える能力があるのだが、私は長い間モーニングの準レギュラーとして起用している。

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          身近に迫るダークサイド

          ダークサイド この言葉が一般的に使われるようになったきっかけは、多分映画スターウォーズだろう。 スターウォーズのエピソード4〜6までの主人公、ルーク・スカイウォーカーの父であるアナキン・スカイウォーカーは、ダークサイドに落ちてしまい、悪の権化ダース・ヴェイダーになったという設定になっている。 その過程は同エピソード1〜3で明らかになるのだが、ここでは詳細は置いておこう。 ダークサイド、暗黒面、知らず知らずのうちに何かに侵されてしまうという意味で、我々の周りには様々なダー

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          予測で半歩前へ

          スポーツにとって、予測はとても重要な要素であり技術だと思ってます。大体の競技において、上手いと言われるプレイヤーは必ず予測能力が高い。予測能力が高いので先回りする事ができるんですね。 テニスをしていて、たまに年配者なのに素早くボールを拾う人がいる。そういう人は、予測しているから普通の人より動きが一歩早いという訳。 この予測というのは、仕事でも日常生活でも大事だと思ってます。ちょっと予測することで半歩先回りする。 折り畳み傘を忘れそうだから今のうちにバッグに入れておこう。

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          PROTECT ME FROM WHAT I WANT

          Jenny Holzer ジェニー・ホルツァー。アメリカ人の女性アーティストです。 1980年代から注目が集まり、現代も活動を続ける「言葉のアーティスト」です。 彼女の作品のプリントTシャツを買ったことがJenny Holzerを知ったきっかけでした。 そして作品集を買い、どっぷり読み込んでファンになりました。 出会えて良かったアーティストです。 幾つかお気に入りの作品がありますが、一番お気に入りが買った本の表紙にも書かれている彼女の代表的な一文です。 PROTE

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          200mの謎

          昨日起こった実話です。 町内会の打ち合わせ。 私が進行役でホワイトボードに今日の議題を殴り書き。 一番下に ・Zoom と記載。 町会の理事会のオンライン化について話したかった。 一人の年配者が質問した。 「200メートルって何の話?」 今日一番のツッコミだった。

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          さようなら腕時計

          腕時計。恐らく誰しもが人生において幾つかは所有する腕時計。 私が最初に手に入れた腕時計は、小学生の頃おじいちゃんに買ってもらった、SEIKOの青い文字盤のクオーツ。宝物だった。 あれから時は流れ、私もなんやかんやと40本位は使っただろうか。 しかしここ数年は腕時計を使わなくなってしまった。今、私の腕にはXiaomiのスマートバンドが巻きついている。 世の中、腕時計で自己主張する人が割と多い。私もかつてはそうだった。 定番のロレックスを無理して買ってみたり、Swatc

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          直すのが好き

          私は何かを直す、修復するのが好きです。 身の回りのもので壊れたものはとりあえず直してみようと考えます。 マグカップや土鍋のフタなど割れた陶器、ソールの剥がれたアウトドア・サンダル、折り畳めなくなった折り畳み傘、刃が回転しない電動シェーバー、ギアチェンジ不能となった自転車、玉が出てこないエアガン 、すぐにソールの減るスニーカー、ここ1年位で直したものの数々です。 モノを直す以外に、着古して色落ちしたパンツやショートパンツなんかは、たまに染め直したりします。洋服は染め直すと

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          夏といえばポロシャツだったあの頃

          ブルックス・ブラザーズが経営破綻。先日このニュースを聞いて思わず「またか」と思いました。 順番は適当ですが、バーニーズ、Forever 21、JCrew、LAURA ASHLEYなど、海外のファッション大手の倒産が昨年から相次いでいます。 一部の倒産はコロナの影響もあるかと思いますが、どの会社も色褪せた戦略をアップデートできなかった=時代に追いつけなかった結果だよね。などと思ってしまう訳です。いずれにしても残念です。 ブルックス・ブラザーズと聞いて私が頭に思い浮かべるの

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          緊張を楽しむ

          年をとってくると緊張する機会は少なくなります。 理由は色々あると思いますが、「初めての経験」が少なくなったり、場数を重ねて度胸がついたり、単純に感覚が鈍ってしまっていたり。 私は緊張することが嫌いではありません。むしろ好きな方で、どこかそれを楽しもうというところがあります。いや、緊張に押し潰されないために、頑張って楽しもうとしているというのが本当のところでしょうか。 緊張は本番前に訪れます。そう、何かにチャレンジする時に緊張はつきものなのです。 そう考えると、年をとっ

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