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【教育】「口に戸を立てる」

生徒が突然「高い月謝を払っているのに何で成績が上がらなのか?と親に叱られている。」とか、自己紹介をさせた時に「〇〇科の◇◇です。」と医師である親の診療科をつけた生徒、親の喧嘩(夫婦喧嘩)を話し出すなど、とにかく子どもから家庭内の秘密情報はダダも漏れになっていると思ってよいです。
 
親がどんなに繕っていても、家庭内の話は聞き逃していません。
 
幼児が文字・数字、音階など知らずとも、テレビアニメの歌が歌えるように、「よーく聞こえる耳」を持っています。
 
昔、恩師から子どもを授かったら、「きれいなものを見せること」「0歳児から読み聞かせをすること」「大人の会話は子どもが寝てからすること」の3つを助言されました。
愚直に守っていましたので、わが子の耳は情報収集したいがために「ダンボの耳」のようになっていましたが、前述のようなことは少なかったと思っていました。でも、家族旅行で海外に行った後、わが子は幼稚園の先生に私が外国人とペラペラもので会話していたことを自慢のように話したらしく、その話題を妻から聞いた時は赤面ものでした。(当然、妻はそんな流ちょうな会話は出来ませんと訂正したようです。)

幼児期の公園での遊びや幼稚園・保育園、塾のお迎え時のママ友との長~いお話や家庭内の夫婦の会話はすべて聞いていると思っていて間違いはありません。
 「こんな言葉どこで覚えた?」は、テレビや本だけではなく、そういった会話の中で覚えたり、覚えて使った友達からだと思ってよいです。
 
知らない言葉は使えません。
 
子どもの前での大人の会話や立ち居振る舞いに気をつけなければ、親は「裸の王様」となりなねません。ご用心を。