堀越吉太郎

自分が好きな古典文学とビジネス書しか置かないブックサロン「選書する書店フォルケ」代表。 独自の速読術で、単行本を1冊20 分で読破、年間300冊以上の書籍を読む生活を15年以上続けている。

堀越吉太郎

自分が好きな古典文学とビジネス書しか置かないブックサロン「選書する書店フォルケ」代表。 独自の速読術で、単行本を1冊20 分で読破、年間300冊以上の書籍を読む生活を15年以上続けている。

    最近の記事

    出光佐三の人生

    出光美術館の「仙崖のすべて」展に行って来た。 出光佐三の1000点以上の仙崖コレクションの中で最初の作品は、出光佐三19才の時の骨董市で父親に買ってもらった 「指月布袋画賛」だ。 そして、最後の仙崖コレクションが、 「双鶴画賛」で、出光佐三は、病床でたいそう喜んだという。 「指月布袋画賛」は、進むべき本質を表し、 「双鶴画賛」は、天命を全うすることを伝えている。 まさに、出光佐三の人生そのものだ。

      • 百貨店型の駅前開発の終焉

        都内の鉄道系百貨店が次々と建て替え。 2022年10月2日閉館 小田急百貨店新宿店本館 2023年1月31日閉館予定 東急百貨店本店 2028年閉館予定 京王百貨店新宿店 高層ビルに建て替え予定 東武百貨店池袋本店 建て替え後は、オフィスとホテルなどが一体となった複合ビルになり、百貨店ではなくなる。

        • アメリカ型資本主義の終焉

          2022年10月4日付けのこのニューヨークタイムズのオピニオン記事を読むと、アメリカはすでに終わっていることがよくわかる🇺🇸 人口3億3,000万人で、1億4,000万人がメンタルを病んだ経験があり、そのうち3分の1が、治療を受けていない。 理由は、お金。 メンタルを病んだ人間の多くが、自殺や犯罪に走る。 結果、メンタル病んだ人間の多くの行く着く先は、自殺するかホームレスになるか刑務所に入る。 離婚の数も異常な数で、トランプによる分断以前に、アメリカはすでに、社会と

          • どうしたらあなたの天職が見つかるのか?

            最近、内村鑑三全集全40巻が自宅に届いた。 なぜ全集を買ったかというと、大学院の同じゼミで内村鑑三を研究している人が3人もいて、 いろいろな書籍などを紹介されるうちにすごい思想家だと改めて思ったからだ。 元から主だった書籍や評伝など読んでいて、興味のある人物ではあった。 これから数ヶ月かけて、データ化(pdf化)する。 最近の研究の世界では、資料、書籍をデータ化して、キーワード検索によってピンポイントで周辺情報に到達して調べたり、 キーワードを数値化して、思考の分析に

            人生観が変わる作品

            川崎市岡本太郎美術館で開催中の「小松美羽展 岡本太郎に挑む―霊性とマンダラ」に行って来た。 ここ5年くらい定期的に彼女の展覧会を見てきたが、小松美羽さんの進化に驚く。 ついにマンダラを描き、このマンダラを東寺に奉納予定だという。 今回の展示は面白い作りになっている。 通常、企画展と常設展は別々に開催されるのだが、今回の展示は、岡本太郎の常設展を通らないと小松美羽展に入れない作りになっている。 岡本太郎と小松美羽のコラボレーションが強調されているのだが、概ねうまくいっ

            思ったよりは楽に入れる

            井村屋が運営する品川駅前にある米国料理やパイのレストラン「アンナミラーズ高輪店」。 国内唯一の店舗で今月末で閉店する。 最後に行っておきたいと思い、12時前に顔を出して、整理券を発行したら、191人待ちで、入店は閉店間際の午後9時ごろになると言われた。 12時ごろにお店で食事している人たちは、朝8時に来て、整理券を取っている人たち。 テイクアウトも出来ず、買えるのはお見上げ用のチーズケーキセットのみ。 仕方なくお見上げ用のチーズケーキセットを買う。 食べたら、確か

            ゲルハルト・リヒターの作家性

            「ゲルハルト・リヒター展」に行って来た。 なぜゲルハルト・リヒターが現代最高の画家と言われるのかがよくわかる、壮大で実験的な作品であふれた展覧会だった。 ゲルハルト・リヒターの作家性を簡潔にまとめると、一つは芸術へのあくことなき挑戦であり、もう一つは、宗教心の強さに起因している。 型という観点から、ゲルハルト・リヒターを見ると面白い。 ゲルハルト・リヒターには、フォトペインティングという型はあるが、その型に固執することなく、型を壊し続けている。 例えば、抽象絵画の巨

            にこるんの牛丼

            ついに、「にこるんの牛丼」を食べることができた(^。^) 毎回食べよう、食べようと思いながら、長年の注文の癖およびコスパと時間と味の最大公約数を吉野家では目指している関係で、注文できずにいた(°▽°) しかし、この吉野家とにこるんというまったく異質の組み合わせが、ギャップを生み、否 が応でも気になってはいた^_^ 「にこるんの牛丼」の発売前後は吉野家の不祥事連発で、イベントやコマーシャルも中止が相次ぎ、露出はかなり控えめにならざるえなかった。 たべて貰えばわかると思う

            壮大な物語の中に、我々も生きている。

            本日発売の「チ。―地球の運動について―」第8巻で、ついに物語は完結。 主題は、大いなる生命の中で、生きる人間。 数千年、数万年のタスキを受け継いでいる大いなる存在であることを、ほとんどの人が自覚していない。 しかし、すべては、過去の人間および天、大地の悠久の営みの中で、我々に受け継がれたものに過ぎない。 それぞれが、一人一人違う個性、境遇を与えられている。 それはとりもなおさず、一人一人が違う個性を発揮することを天(神)が求めているということである。 そんな壮大な

            ゴミ拾いのイノベーション

            今朝、スポGOMIに初めて参加した。 スポGOMIとは、企業や団体が取り組む従来型のごみ拾いに、「スポーツ」のエッセンスを加え、今までの社会奉仕活動を「競技」へと変換させた日本発祥の全く新しいスポーツ。 結構な参加人数だった。 いろいろな清掃活動に参加して来たが、ゴミ拾いをスポーツにしていまうという、ある意味イノベーションと言える。 チーム参加で、基本3人で参加する。 これなら楽しいので、より多くの人が今後、ゴミ拾いの活動に参加することになると思った。

            努力と幸運

            今日の日経MJに興味深い記事が出ていた。 2021年度の玩具(おもちゃ)市場が2001年の売上ピークを20年ぶりに(500億円以上)超えて、8,946億円となった。 少子化で子どもの需要が減る中で、大人向けの玩具を熱心に開発した。 ハイテク系の「たまごっちスマート」 新発想の「3D立体オセロ」   ファン層を広げた「シルバニアファミリー」 などかなりの企業努力がある。 玩具の中にテレビゲームは入っていない。 むしろ一番のライバルがテレビゲーム。 大人も玩具で遊

            コントのようやシュールな世界観と有田哲平のハマり役

            『世にも奇妙な物語2022夏』有田哲平・主演の『何だかんだ銀座』面白かったな^_^ 野生のお金持ちであるニホンオオカネモチは、銀座のものしか食べない。 それ以外を食べると死んでしまうこともあるという金持ち体質の持ち主。 最低週3日、銀座に散歩に行かないとノイローゼになってしまう。 さらに、最高級なものしか使わない。 ゴルフや乗馬など金持ちが好むスポーツを好む。 小学生の羽鳥祐介は、苦労しながらこのニホンオオカネモチを飼っている。 知り合いの高校生明美は、成城で見

            人間は知(真理)を探求する存在

            紹介されて、ドナルド・キーン著「渡辺崋山」(新潮社)を読みました。 読んでいて、最近人気のマンガ 「チ。―地球の運動について―」との共通項を感じざる得ませんでした。 このマンガは、中世の厳格なキリスト教の思想が支配するヨーロッパです。 今では常識である地動説を研究したり、信じることは、異端として拷問や火あぶりの対象になる時代でした。 「チ」とは、知識のチであり、bloodのチであり、地動説のチです。 人間は知(真理)を探求する存在であることを思い出させてくれる快作で

            本当の「源氏物語」

            今年の大河ドラマは、「鎌倉殿の13人」で、源頼朝を支えて、鎌倉幕府の実権を握った執権北条義時が主人公だ。 平清盛を中心とした平家の絶頂から滅亡までを描いた「平家物語」は有名だが、平家を倒した源氏の絶頂から滅亡までの物語の方がよほど怖い。 最後は頼朝の次男で三代将軍の実朝が、頼朝の長男頼家の息子で、頼朝の孫、実朝の甥である公暁に暗殺され、公暁もほどなくして殺された。 ここに平家を滅ぼした源頼朝の直系は途絶える。 そして、実権は執権の北条家へと移る。 源氏特に源頼朝は人

            木梨憲武展

            とんねるずの木梨憲武さんの展覧会に行った。 とにかく、描くことへの楽しさが伝わって来る作品群。 奥さんの安田成美さんが実質的なプロデューサーらしい^_^ 憲武さんが描くようになったきっかけは、テレビ番組の企画から。 岡本太郎をイメージした木梨憲太郎として、パリで風景画を描いた。 憲武さんの作品は決してうまくはないが、岡本太郎が見たら、たいそう喜びそうな作品であることは間違いないだろう。 「今日の芸術は、うまくあってはならない。きれいであってはならない。ここちよくあ

            サッカーW杯カタール大会のアジア予選プレーオフ

            11月に開催される2022年サッカーW杯カタール大会のアジア予選プレーオフが、日本時間の明日6月8日の3時に、カタールのドーハで行われる。 日本ではほとんど注目されていないが、予選で日本と争ったオーストラリアがアラブ首長国連邦(UAE)と対戦する。 この試合に勝つと今度は南米予選会5位のペルーと対戦して、勝った方が本大会に進むのである。 一歩間違えば日本もオーストラリアと同じ過酷な運命だったと思うと注目せずにはいられない。 オーストラリアは、勝てば5大会連続の本大会出