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愛媛県松山市在住。分離→統合を通じた全体性の回復がライフテーマ。3児の父、自然・本・思…

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愛媛県松山市在住。分離→統合を通じた全体性の回復がライフテーマ。3児の父、自然・本・思考・空想・実践・実験好き。ジャンル横断でいきいきとした人生の全体性に到達すべく心身一如を目指す。 本店→ https://www.tkskkd.com/

マガジン

  • 里山共生デザインのキロク〜愛媛県内子町の環境保全と里山文化

    • 42本

    【里山共生デザイン研究会】がお届けします。 愛媛県内子町池田地区の里山での暮らしの日々、休耕田を使った湿地ビオトープの保全管理、無農薬米作り、里山の資源を使った各種イベント、池田地区の里山の日常、などなど。 各種お問い合わせはこちらまで→ https://forms.gle/U3ihKXB4FfkWT1qK6

  • 地方で生きてま@えひめ

    2010年に東京から愛媛に越してきて、すっかりゆるい暮しに慣れてきた筆者の、四国や愛媛での暮しや文化、風景、もろもろ思うことをしたためます。本館は http://giantech.jp ですがこっちに移行。

  • 「アジャイル式」健康カイゼンガイド 公式ブログ

    • 15本

    『「アジャイル式」健康カイゼンガイド』(翔泳社)の公式ブログです。 書籍に関するイベント、書籍に含められなかったカイゼンパターンなど、アジャイル式健康カイゼンを進めるための情報を発信していきます。 https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798170701

  • アジャイルカラダ開発〜正解のない世界を生き抜くカラダを作る

    ココロとカラダは不可分。 正解のない世界をアジャイルに生き抜くためにリーンなカラダを作り上げる価値と原則、そして実践を発信します。

  • IKIGAIクエスト〜自分らしく生きるための冒険に出かけよう

    • 26本

    今、世界中で注目されている、日本の【IKIGAI(生きがい)】という言葉。【IKIGAIマップ】を使って、「大好きなこと」、「得意なこと」、「社会に求められること」、「稼げること」を重ね、自分らしく生きるための冒険にでかけよう。

最近の記事

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飽きっぽく興味が多い自分が出会った「マルチ・ポテンシャライト」という可能性

マルチ・ポテンシャライトとの出会いマルチ・ポテンシャライトという言葉を最近知った。マルチ(multi: 複数の)+ポテンシャル(potential: 潜在能力)+アイト(-ite:人)から成っている。 マルチ・ポテンシャライトについては以下の動画を見れば概要はわかるだろう。 端的に言えば「一つのことに専心せずに、次々興味のあることに移っていく特性を持つ人」のことだ。 自分は上記のTEDトークをしたエミリーの『マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食

    • 普通種の減少、共に生きること、ケアテイカーとウェルビーイング

      https://www.nacsj.or.jp/media/2024/10/42010/ 日本自然保護協会の里地調査の報告書が公表されました。 この結果にちょっと驚きました。 この結果の衝撃ははかりしれません。スズメのような普通種すらどんどん減っているという現実なのです。希少種はもともと少ないのでいてくれるだけでありがたいし、保全しようとうする動機づけも得やすいです。一方、普通種は沢山いるのが普通であり、「いる」ことに満足してしまいがちですが、普通種は単にいるだけでなく

      • 智慧を身体に刻み込む「我守破離」というモデル

        「守破離」の本当の意味知ってる?有名な「守破離」という学習モデルがある。これについて、色々疑問をもって以前調べたことがある。 根本的な問いとして、最初から「守」として型を受け入れるところがスタートでは、本当にその「守」が必要な理由、型が生まれた動機が掴めないのではないか?という疑問があったからだ。 「守破離」については、多くの人が勝手な解釈をしているので、冒頭のscrapbox(cosense)のリンクでは、守破離の起源や本当の意味を調査したのでぜひ見ておいてほしい。(ち

        • 【親子で生き物観察会〜2024年秋】のご案内

          生き物観察会を実施します!私たちのビオトープの初となる一般向け観察会を2024/10/14に実施します。 最初は10/12を予定していたのですが、松山市内の小学校は10/12(土)が運動会がほとんどです。そのため日程を変更しました。 申し込みは今月いっぱい、9/30締め切りになります。 観察会について今回は、講師を動物(武智礼央さん)、植物(福岡豪さん)両分野でお呼びして、見つけた生き物について解説してもらいます。色々聞いちゃいましょう! 今回は、湿地ビオトープを中心に

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        • 普通種の減少、共に生きること、ケアテイカーとウェルビーイング

        • 智慧を身体に刻み込む「我守破離」というモデル

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        • IKIGAIクエスト〜自分らしく生きるための冒険に出かけよう
          26本
        • まつやま山菜クラブ
          9本

        記事

          土砂降りの中のランニング〜「不快があってもいい」とすると何が変わるか

          走り始めたら土砂降りに遭った走りに出てしばらくすると、ゴロゴロ空が鳴り出し、稲光が空を駆け巡り、ポツポツだった雨粒が、河川敷につく頃にはバケツをひっくりかえしたような土砂降りになり、ずぶ濡れになった。 最初は「ウワッ」思ったのだが、もう仕方がないので気にしないようにして走り続けていたら、雨は不快でなく心地良くなった。目に入るので前を見にくさという難点はあるが、「濡れるのはヤダ」「濡れてはならない」ということを手放して受け入れてしまったら全く気にならなくなったのだ。 元々、

          土砂降りの中のランニング〜「不快があってもいい」とすると何が変わるか

          松山市民が、南海トラフや水害に備えて「松山市マイ・タイムライン防災アプリ」をインストールすべき6つの理由

          南海トラフが近づいてる?8/8に日向灘を震源とするM7.1の地震が起こり、南海トラフ地震の警戒意識がこれまでにないほど高まってきました。7月には中心部にも関わらず、松山城山が土砂崩れになり全国ニュースになりました。 愛媛県は2018年に西日本豪雨に被災して以来、防災意識が高まっており、防災士の資格取得者の人数は、47都道府県で東京に続いて2位、人口比率でみてみると他県と比べて圧倒的多数の第1位となる1.77%を誇っています。 https://bousaisi.jp/wp-

          松山市民が、南海トラフや水害に備えて「松山市マイ・タイムライン防災アプリ」をインストールすべき6つの理由

          2024年前半(〜7月)のビオトープの様子

          今年に入っての活動について投稿できてなかったので、3年目に入ったビオトープの様子を、これまでの7月までの整備や調査の様子を投稿します。 除草+湿地内の島づくり今年は、春に部分的に除草をして開放水面を増やす工夫をしました。全体の割合からしたら大したことはありませんが、除草した草をビオトープ内に積み上げておくことで、湿地内に島ができるようになり、そこがカエルなどの逃げ場になっているようです。 今年のビオトープの変化3年目の今年は、これまでと比べて大きな変化がありました。 目

          2024年前半(〜7月)のビオトープの様子

          Forkwellさんのイベント登壇時に回答できなかった質疑への回答の公開

          https://goworkship.com/event/155143/ ちょっと前になりますが、2/14にForkwellさん主催のイベント企画である「エンジニアの処方箋#5」に著者の懸田と福島が登壇しました。 『「アジャイル式」健康カイゼンガイド』をテーマに、して心と身体のつながりについてお話しました。 この時の様子は、こちらで動画および動画や、動画解説がすでに公開されています。Forkwellさんの公式レポートも本日公開されました。内容については以下のリンクをぜひ

          Forkwellさんのイベント登壇時に回答できなかった質疑への回答の公開

          いわて銀河100kmウルトラマラソン完走(4回目)、そして100kmマラソン10回完走について

          11回目の100kmマラソン出走日曜(6/9)に行われた、いわて銀河100kmウルトラマラソン(以下、いわて銀河)を完走してきました。 ウルトラマラソンとは、いわゆるフルマラソン(42.195km)以上の距離を走る舗装路(ロード)の種目のことです。50kmでもウルトラマラソンですし、100kmでも200kmでもウルトラマラソンと総称します。1日で終わるものもあれば、数日にわたって開催されるものもあります。私はその中でも、1日で終る100kmマラソンに参加してきました。 こ

          いわて銀河100kmウルトラマラソン完走(4回目)、そして100kmマラソン10回完走について

          Hontoが在庫検索サービスをやめたことについての感想

          長らく愛用していた、honto/honto with の在庫検索・取り置きサービスが5/31でなくなってしまった。 よく読むと、丸善ジュンク堂が独自にネットストアをオープンして、そこでネットの在庫検索や取置サービスも行うようだ。 松山三越のジュンク堂をメインに使っている自分にとっては、このサービスが使えるようになれば事足りるので、ひとまず安心はした。 しかし、hontoが各書店と連携していたサービスは、対Amazonという意味でも応援したいと思わせてくれたサービスだった

          Hontoが在庫検索サービスをやめたことについての感想

          パタンセオリー翻訳クラファン終了まで残り3日で思い出したこと

          パタンセオリー翻訳クラファン残り3日となりました。 活動報告をアップしたので、こちらに転載します。 ふと思い出したこと この活動報告を書いていて思い出したのは、2007年にアジャイルを啓蒙していた頃抱えていたストレスでした。 アジャイルの源流は日本にあるのに、そこを調べようとせずに、海外から逆輸入される情報ばかりありがたがっている状況に無性に怒りを覚えました。「もっと日本から発信しろよ!」という動機でAgile2008に発表しにいきました。(詳細については『XPの旅』

          パタンセオリー翻訳クラファン終了まで残り3日で思い出したこと

          福岡正信さんの『いろは革命歌』をもらった

          馴染の鍼灸整骨院にいって施術してもらっている時に、先生が自然農法の福岡正信さんの農場に子どもの頃から遊びに行っていたと聞いて驚いた。40年ぐらいになるらしい。福岡さんの身体のメンテもされていたそうだ。 福岡さんの農場がある伊予市は、自分が住んでいる松山市の隣なので行こうと思ったらいつでも行けるんだけど、行ったことがなかった。今はお孫さんの福岡大樹さんが農園を継いでいるそうだ。 15年前くらいに福岡さんの『自然農法 わら一本の革命』を読んだときの衝撃は忘れられない。 先生

          福岡正信さんの『いろは革命歌』をもらった

          ビオトープ&水田、2023年11月以降の活動まとめ

          昨年後半(11月以降)の活動について尻切れトンボだったので、まとめて書いてみます。 11月は脱穀と生物調査11月はまず稲刈りして干しておいた稲を脱穀しました。 脱穀は機械ではなく、足踏み式脱穀機を使ったのでとても貴重な体験でした。落ち穂を自分で脱穀することの苦労も身にしみて体験しました。 これほどまでに苦労して行うお米を、一粒も残さずに食べるのは当然ですね! 11月の生物調査 脱穀の2日後に、生物調査もしました。デューさん、レオさんたちのガサガサ隊の協力で、多くの生き物を

          ビオトープ&水田、2023年11月以降の活動まとめ

          パタンセオリー翻訳プロジェクトの魅力と想いを書いてみた

          クラファン70%(あらため80%)を達成!(4/26更新)4月7日から始まったパタンセオリー翻訳プロジェクトのクラウドファンディングですが、開始2週間で、ようやく70%まできました。応援してくれた皆さんに感謝します!(更新:19日で80%達成!) パタンセオリーってどんな本?パタンセオリーは、一言でいうと、建築家・思想家であるクリストファー・アレグザンダー氏の生涯かけて探求してきた「美しい建築」を生み出す理論を元にして、新しい創造の理論、機械論的世界観から生命的世界観へのパ

          パタンセオリー翻訳プロジェクトの魅力と想いを書いてみた

          15年ぶりに盈進学園 東野高等学校を訪問して感じたあれこれ

          概要15年ぶりに訪れた、クリストファー・アレグザンダーの関わった最大建築である盈進学園 東野高等学校は、その形を少しづつ変えながらも、その魅力を今も提示していた。特に気になった「池」を中心に、アレグザンダーが目指した深い感情に基づくセンタリングプロセス(構造保全変容)についての思いをしたためた。 15年ぶりの東野高校AsianPLoP2024のツアーで、15年ぶりに盈進学園 東野高等学校(盈進キャンパス)を訪問した。前回訪れたのは2009年なので、約15年ぶりとなる。

          15年ぶりに盈進学園 東野高等学校を訪問して感じたあれこれ

          ゴミアシナガサシガメ狂想曲〜空き家で見つけた虫がレアだった

          空き家で見つけた虫はレアだった 昨年(2023年)10月に空き家の内見の時に見つけた見慣れない虫の写真や動画を撮影しておいた。それをなんとなくTwitter/Xに投稿したら、実は専門家が探そうとしてもなかなか見つけることができない絶滅危惧種だということがわかった。 なかなかない貴重な体験だったので時間は少し経ったが記録しておくことにする。 空き家に入り玄関の引き戸を閉めようとすると、そこに見たことのない虫がいるのに気付いた。足は長いが何かぼんやりとした姿に、普段から見慣れ

          ゴミアシナガサシガメ狂想曲〜空き家で見つけた虫がレアだった