想像力が結果を決める
矢沢えーちゃんのYou Tube聴きながら掃除してたらそのプログラムが終わり、自動で別のに変わった。なんと、30年前(1992年)のテレビバラエティが流れ始めた。思わず画面を見ると、懐かしい人たちが司会してる。敢えて名前は伏せますが、当時絶好調の若手女性タレント、俳優、経済評論家だ。
「永ちゃん、もうデビューして20年なんですねー」
永ちゃんのライブの模様が流れる。福岡会場。
「若いうちから見せておこうと思って・・・」5歳くらいのお嬢さんを連れた男性客。
俳優がツッコむ。
「若いうちからって・・・ということはあのお嬢さんがまた永ちゃんファンになって、二世代でという話かな?」
タレント「そうですね。さらにその下の子どもも、ということで、三世代になっちゃったりして」
俳優「それはいくらなんでもないでしょう。もうすでに20年やってるんですよ」
今度はぼくがツッコむ番だ。
「いやいや、永ちゃん、これからさらに30年やって、今年2022年は50周年で国立競技場満杯にしてるよ。2日間も」6万人×2=12万人。
思った。1992年時点で、永ちゃんは司会の三人よりも稼いでた。
30年経った2022年の今日も、永ちゃんはこの三人よりも稼いでる。
これって、すごいことですよ。
国立競技場といえば、あるテレビドラマ、特にタイトルは秘すが『オールドルーキ』最終回。スポーツマネジメントがテーマ。国立競技場らしき大きなスタジアムが舞台なのだが、明らかにデジタル合成だ。
テレビドラマ華やかなりし頃なら簡単に借りただろう。ところがいまは予算がない。おかげで、ラストシーンなのに、興醒めしてしまった。出演している俳優陣が気の毒だった。
これを思うと、国立競技場を2日間満杯にしてしまう永ちゃんは、たった一人でTBSよりすごいことになる。
永ちゃんがなぜ50年もずっとトップを走り続けられるか。ファン歴50年のぼくが思うに、「自分の強みにコツコツ取り組んできたから」だと思う。
永ちゃんの強みは「歌うこと」「ステージでパフォーマンスすること」そして「楽曲」だ。
これを地道に、真面目に、ストイックに、毎日まいにち、続けた結果。
ぼくも、だから、永ちゃん見習って、毎日欠かさずやってる。それが、「一日一社の勉強」だ。勉強することで知識を増やすだけではなく、ぼくの強みは、「気づく力」。題材からどんな気づきを得るか。ここにぼくの強みが出る。
「もう、このへんでいいか」
と思うようになったら、フリーランスのクリエイターとして終わりだと思ってる。
昨日から出張しているのだが、今朝も早速勉强した。
すぐには成果は見えない。見えないけれど、この「仕込み」こそが、ぼくの強みを支えてくれている。アタマだけじゃなく、ストレッチ、筋トレもやってる。毎日。これが一秒でも長く現役で仕事させてもらえる「保険」になるのだと信じて。
あと、人は才能じゃないと思う。
思い描く力、想像力が結果を決める。確実に、そう思う。
だから、「こうなりたい」をもっともっと大きく描こうと思ってる。最近のぼくには、これが足りなかった。
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