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新しいテーマ、始めました

日本人は昔から「鷹揚(おうよう)に受け入れる」民族だった。根拠とかそういうめんどくさいことなしに、「ああ、そうなのね」と。

もともと「八百万(やおろず)の神」と共にいた。800万だから、人口100万人として、1人8人の神さまに受け持ってもらってる計算になる(笑)そんな風だから、インドからブッダ(仏教)が伝来した時も「もともとこれだけいらっしゃるんだから、1人や2人増えたところで・・・」と受け入れた。キリスト教がやってきたときも、「1人や2人増えたところで」だった(笑)「どんないいご利益があるのか、証明してみなさい。納得したら入っていいから」なんていうめんどくさい話はなかった。

「ファクト見せろ」「データはあるのか」なんて七面倒臭いことを言ってたら話が前に進まない。ジャイアンの歌もしずちゃんのバイオリンもみんなが受け入れているのは「演奏が上手だから」ではない。上手下手抜きに「友だちだから」。それがね。いつの間にやら「実績」とか「ランキング上位」とかいう「根拠」がないとどーのこーの、という話になって、ややこしくなった。

「根拠なく」起こったことはすべていいこと、出た結果がいい結果、としてすべて笑顔で受け入れましょう、というお話。これ、実はまくら。本題はこれからです。

昨日から新しいことを始めた。漢方の勉強だ。「氣」「血」「水」(きけっすい)という病理概念が基本となる。分析の西洋医学と違い、まずは総合観察から始める。根拠は二の次で、とにかくありのままを観察する。表に出ている症状だけではなく、陰陽、出ていない症状も見る。まずは自分の身体で実証実験してみます。

<氣> やる気、元気、上機嫌の氣。これは、生きるテーマに直結する。

実はこのところ、弱かった。上機嫌なんだけど、「次」が見えてなかった。JOYWOW創業15周年、次々新しいことをやって、今年前半もトライしている。でも、「その次」が見えてなかった。ところへ体の変調があった。元気、体力ある、食欲ある、よく眠れる・・・でも、なんかおかしい・・・というのが5月くらいから続いてた。

理由がはっきりした。
テーマが見つからなかったのだ。
アーシング(earthing)で解決しないはずだ。
昨日見つかった。根拠なく降りてきた。漢方。漢方の研究をして、人の健康、そして経営の健康に役立てる。これだけで、一気に元気になった。視界が開けた。そしてこれも根拠ないのだが、ぼくが取り組むにあたって「難しい」やり方はやってはいけない。うまくやれることだけをやる。

漢方医になるにはどうすればいいか、調べたら、まず医学部に入って西洋医学の医師資格を取り、その後で漢方を学ぶ必要がある。30分やそこらでは無理な話だ。なのでこれはやらない。漢方薬の薬剤師資格も、すぐには無理。なので、やらない。

人を診断する、薬を処方する、となると資格がいるが、自分にやってみる分にはなにもない。だから自分限定でやることにした。

<血(けつ)> 文字通り血だ。血の巡りが悪いから、耳鳴りがするのだろう。高血圧であれ、低血圧であれ、血流が循環してないから起こる。ためしにふくらはぎを押してみたらカチカチだ。つまり、足の血管から心臓へ血液がうまく流れてない。そこでマッサージする。ゆっくり、ゆっくり。

足のすね、くるぶしの最も高いところから指の幅四本分上に行ったところのツボ「三陰交(さんいんこう)」。ここをゆっくり押す。

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ぼくの足でも写真撮ったけど、おっさんのすねを映しても美しくないので(笑)、お人形にしました。

血を増やすための食事。ぼくは鶏肉が苦手なんだけど、食べるようにする。鉄分を増やすには鶏肉がいいらしい。昨夜など、生まれてはじめてレバー食べた。

<水> 水は変えた。シリカ成分の多いものに。

水にはもう一つ意味があって、「自分以外の誰かを助ける」。水はすべて誰かを助けてる。飲料、調理、雨、川、海、体内・・・「水は方円の器に従う」と言われるように、「我(が)」がない。誰かを助ける仕事だけをやっているのが水だ。なので、どんどん誰かの助けになることをやるように心がける。鏡(かがみ)を見ると自分が映るよね。でも水のように「が」を無くすと「かみ」になる。つまり、自分こそが神さまなわけで、神棚に鏡を置くのはそういう意味なのかもね。そのためにも、「助け」ないと。助けた数だけ、繁盛する、そんな気がします。

漢方と「氣」「血」「水」(きけっすい)研究成果はちょくちょく、ここでご報告しますね。みなさんのお役に立てれば。

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