Koji Maeda

千葉市の会社員。ジェフ千葉 千葉ロッテ 競馬 一口馬主(ノルマンディー、ワラウカド)

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AIで馬体診断してみた(結果編)

表題の通り、AIで競走馬の馬体診断をしてみた話をする。もう少し詳しく言うと、ディープラーニングによる画像分類で1歳馬の立ち姿写真から競走馬として活躍できるかどうかを判定できるものなのか試してみたというもの。最初の記事が結果編というのもおかしな話だが、半信半疑のままにやってみた結果を集計してみたら、思いのほか良い結果が出て驚いたというのがこのタイミングで文章にまとめてみようと思った動機である。 上の写真は社台SSで一般公開されていたディープインパクト(2014/10/10撮影)

    • キャロットクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

      2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第16弾として、キャロットクラブの診断結果を公開する。 大樹レーシングは地方入厩予定の4頭を含めると全96頭の募集で、診断スコアの平均は0.45となった。 性別平均は牡馬0.57、牝馬0.35と牡馬のほうが大きく優勢で、入厩予定の東西別では美浦0.48, 栗東0.43とこちらはそれほど差がなかった。なお地方募集馬は平均0.39とJRA勢よりもちょっと落ちる。 募集価格と診断スコアとの相関については、多くの募集馬がいるので全馬を対象に

      • 大樹レーシングクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

        2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第15弾として、大樹レーシングクラブの診断結果を公開する。 大樹レーシングは全10頭の募集で、診断スコアの平均は0.24と社台・ノーザン系のクラブ以外でもやや低めの結果となった。 高額募集馬のスコアを見ていくと、最高募集額はネフェルティティの23の募集総額5000万円で、診断スコアは0.19とクラブの平均も下回る低めのスコアとなった。次いでタイキキララの23が3500万円の募集で、これがスコア0.59でこの世代の最高評価である。 2

        • ローレルクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第14弾として、ローレルクラブの診断結果を公開する。 ローレルは当歳時から募集が始まっている馬を含めて全15頭の募集で、診断スコアの平均は0.34となった。 高額募集馬のスコアを見ていくと、頭一つ抜けた最高募集額はコントレイル産駒であるアビーム23の募集総額6000万円で、診断スコアは0.23とクラブの平均と比べても低い評価にとどまった。次いで白毛のゴールドシップ産駒サトノジャスミン23が5000万円の募集で、スコアは0.74となり

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        AIで馬体診断してみた(結果編)

          DMMバヌーシー2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第13弾として、DMMバヌーシーの診断結果を公開する。 DMMバヌーシーは当歳時から募集が始まっている馬も含めて全13頭の募集で、診断スコアの平均は0.25と他のクラブとの比較でも低めの結果となった。 高額募集馬のスコアを見ていくと、最高募集額(18000万円)にしてクラブ創立初期に大きな活躍をしたラヴズオンリーユーの初仔となるラヴズプレミアムが診断スコア0.02と、全募集馬の中でも最も低いスコアが出てしまっている。次いで高額となる

          DMMバヌーシー2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          グリーンファーム2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第12弾として、グリーンファームの診断結果を公開する。 グリーンファームは特別提供馬という扱いの1頭を含めて全22頭の募集で、診断スコアの平均は0.41となった。 高額募集馬のスコアを見ていくと(グリーンファームは東西に分かれて募集番号が金額順になっているので分かりやすいのだが)、最高募集額は募集総額3600万円であるアンデスクイーンの23で、診断スコアは0.10とかなり低い評価となっている。次いで3000万円の募集であるコンテッサ

          グリーンファーム2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          YGGオーナーズクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第11弾として、YGGオーナーズクラブの診断結果を公開する。 YGGは既に募集が始まっている2頭に加え、1歳から新規募集を行う中央所属予定の2頭と地方所属予定の4頭の全8頭の募集で、診断スコアの平均は0.62と社台・ノーザン系のクラブを凌ぐ非常に高い平均値となった。 あまり価格の高い馬を募集するクラブではないが、中でも募集額が抜けて高いロードカナロア産駒のマストバイアイテム2023が募集総額4800万円で、診断スコアは0.61とほぼ

          YGGオーナーズクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          ターファイトクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第10弾として、ターファイトクラブの診断結果を公開する。 ターファイトは当歳時から募集が始まっている11頭と、1歳から新規募集を行う10頭の全21頭の募集で、診断スコアの平均は0.34となった。 高額募集馬のスコアを見ていくと、最高募集額は新規募集馬のコントレイル産駒であるドリームオブジェニーの2023が募集総額6500万円で、診断スコアは0.38とほぼクラブの平均近いものとなった。次いで以前から募集されていた2頭、ヴァローアの20

          ターファイトクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          広尾サラブレッド倶楽部2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第9弾として、広尾サラブレッド倶楽部の診断結果を公開する。 広尾は当歳時から募集が始まっている特別募集、追加募集の分を含めると全15頭の募集で、診断スコアの平均は0.24となった。 高額募集馬のスコアを見ていくと、最高額8000万円の外国産馬で既に満口となっているOnonimo' 23が0.80と全馬の中で最高スコアを出しているが、それに次ぐ6600万円のディメンシオン' 23が0.10と平均より低く、次いで5100万円のステラリー

          広尾サラブレッド倶楽部2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          ウインレーシングクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第8弾として、ウインレーシングクラブの診断結果を公開する。 ウインは全30頭の募集で、診断スコアの平均は0.30となった。 高額募集馬のスコアを見ていくと、最高額5800万円のイクスキューズの23が0.35、それに次ぐ4200万円のマリアヴェロニカの23が0.30、次いで3800万円のウインファビラスの23が0.42と、いずれもクラブの平均以上ではあるが特筆するほど高いスコアが出るという結果でではなかった。 一方で診断スコアの高かっ

          ウインレーシングクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          シルクホースクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第7弾として、シルクホースクラブの診断結果を公開する。 シルクは全83頭の募集で、診断スコアの平均は0.50となった。先に公開した社台・ノーザン系のクラブと比較すると、サンデーの0.59、社台の0.53、G1の0.51と比べても若干ではあるが最も低い平均スコアとなった。 高額募集馬のスコアを見ていくと、最高額2億円のアーモンドアイの23が0.16、それに次ぐ1億円募集の3頭、サラキアの23が0.32、シャトーブランシュの23が0.0

          シルクホースクラブ2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          ユニオンオーナーズクラブ 2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第6弾として、ユニオンオーナーズクラブの診断結果を公開する。 ユニオンは先行募集の1頭を含めて地方入厩予定の馬まで入れると(募集取り下げの1頭を除き)全43頭の募集で、診断スコアの平均は0.29となった。 ユニオンの募集馬は、先行募集の1頭が総額6600万円となっているのが最高募集額で、それ以外は4000万円以下と比較的リーズナブルな募集馬をラインナップに揃えている。募集金額とスコアの関係で見ると、最高額のジョイニデラの2023が0

          ユニオンオーナーズクラブ 2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          ラフィアンターフマンクラブ 2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第5弾として、ラフィアンターフマンクラブの診断結果を公開する。 ラフィアンは早期募集、早期第2次募集を含めて全42頭の募集で、診断スコアの平均は0.33となった。 社台グループのクラブと比較すると超高額募集馬はおらず、1頭のみ8000万円となっている以外は軒並み低価格に抑えられており、2000万円以下の募集額が過半数(42頭中32頭)となっている。その中でも高額馬の診断結果を見ると、最高額馬のネイティヴコードの23(父ベンバトル)が0

          ラフィアンターフマンクラブ 2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          東京サラブレッドクラブ 2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第4弾として、東京サラブレッドクラブの診断結果を公開する。 東サラは全53頭の募集で、診断スコアの平均は0.43となった。 社台グループのクラブと比較すると超高額募集馬はおらず、最高額は8000万円までに抑えられている。高額馬の診断結果を見ると、最高額馬のレッドファンタジアの23(父エピファネイア)が0.92で全体の3番目のスコアが出ている。それに続く募集総額6000万円が4頭おり、ボインビューティーの23(父コントレイル)が0.89

          東京サラブレッドクラブ 2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          G1サラブレッドクラブ 2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第3弾として、サンデー・社台と並んで募集馬が発表されたG1サラブレッドクラブの診断結果を公開する。 G1TCは全68頭の募集で診断スコアの平均は0.51となっている。 同じグループのサンデー・社台と比較して募集金額は抑えられているイメージのある同クラブだが、今年は総額1億円の馬が1頭出ているなど、全体的な競走馬価格の上昇の影響を受けているようである。高額馬の診断結果を見ると、最高額馬のヴァイブランスの23(父コントレイル)が0.87に

          G1サラブレッドクラブ 2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          社台サラブレッドクラブ 2024募集馬(2023年産)AI馬体診断

          2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第2弾として、社台サラブレッドクラブの診断結果を報告する。 社台TCは募集取消となった1頭を除くと、全87頭の募集で診断スコアの平均は0.53となっている。 募集金額はサンデーTCに比べるとやや抑えられているが、それでも総額1億円が2頭、続いて8000万円が5頭出ており、それら7頭の平均スコアは0.73と平均を上回る結果となっている。 社台TCからは満点評価が2頭出ており、ダイワレジェンドの23(父キズナ)とジュマイエルの23(父コン

          社台サラブレッドクラブ 2024募集馬(2023年産)AI馬体診断