DMMバヌーシー2024募集馬(2023年産)AI馬体診断
(2024/09/05: 2期募集馬の10頭の評価を追加。本文は修正なし。)
2024年度の一口クラブ募集馬の馬体診断の第13弾として、DMMバヌーシーの診断結果を公開する。
DMMバヌーシーは当歳時から募集が始まっている馬も含めて全13頭の募集で、診断スコアの平均は0.25と他のクラブとの比較でも低めの結果となった。
高額募集馬のスコアを見ていくと、最高募集額(18000万円)にしてクラブ創立初期に大きな活躍をしたラヴズオンリーユーの初仔となるラヴズプレミアムが診断スコア0.02と、全募集馬の中でも最も低いスコアが出てしまっている。次いで高額となるのはスウィッチインタイム2023で12000万円の募集額となり、スコアは0.22とこちらもクラブ平均を若干下回るスコアが出ている。
一方でこの世代の最高評価となったのはシスタリーラヴ2023で0.80というスコア。この馬は募集額9000万円で、上記スウィッチインタイム2023に次いで高額な募集金額である。
DMMバヌーシー2021年産のAI馬体診断結果と現在までの競走成績を比較して、AI馬体診断の精度を検証してみることにする。
2021年産のAI馬体診断スコアを公開したのはこの記事で、そこで診断スコアが0.80以上であった4頭の競走成績(2024/08/11現在)を見ると、以下の通りとなっている。
・1.00 シャンパンポップ(現役:1戦1勝 [1-0-0-0])
・1.00 ベルファスト(現役:4戦0勝 [0-1-0-3])
・0.87 トラウムライゼ(中央未出走抹消)
・0.83 ビダーヤ(現役:7戦1勝 [1-1-4-1])
ここまでヌーシーのこの世代では、勝ち上がったのは全募集馬16頭中7頭で、勝ち上がり率は43.8%となっている。一方で上記の高評価組は4頭中2頭の勝ち上がりであり、率で見れば悪くない結果と言えるだろうか。
一方で、この世代の出世頭となる2勝馬の2頭は、ベルウェザーが診断スコア0.55、レイデラルースが同じく0.30という評価で上の高評価組に入れなかったのは少し残念な結果と言える。しかし、現時点では3勝馬も出ていない段階なので、デビュー戦快勝の後に休養中のシャンパンポップなど、今後の活躍次第では悪くない評価ができていたとなる可能性も考えられる。
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