俳優 生津徹 の「鹿威し研究会」

俳優。ファザーズコーポレーション所属。日本初の「鹿威し研究家」。

俳優 生津徹 の「鹿威し研究会」

俳優。ファザーズコーポレーション所属。日本初の「鹿威し研究家」。

記事一覧

聖地巡礼(第1回現地レポート)

 記念すべき第1回現地レポートは、我が聖地「落柿舎」を訪れました。好天に恵まれ、朝の済んだ空気に包まれた落柿舎の佇まいは正に「聖地」と呼ぶにふさわしいものでした…

鹿威しの魅力

 「鹿威しとは、大自然と人間の調和を示す指標である。」(生津)  もともと「添水」(そうず)と呼ばれたこの装置の歴史を辿ってみると、奈良〜平安時代の高徳の僧、玄賓僧…

日本で初の鹿威し研究家

 本日、2021年(令和3年)5月5日水曜日、私、俳優 生津徹(きづとおる)は、日本初の「鹿威し研究家」を名乗らせて頂く運びとなりました。  皆様、何卒宜しくお願い申し上げ…

聖地巡礼(第1回現地レポート)

 記念すべき第1回現地レポートは、我が聖地「落柿舎」を訪れました。好天に恵まれ、朝の済んだ空気に包まれた落柿舎の佇まいは正に「聖地」と呼ぶにふさわしいものでした。

 事前に取材を申し込むと、執事の櫻井様は快く承諾してくださり、わざわざお時間を作って対応して下さいました。櫻井様の、四季を通じて様々な美しさに触れられるこの「落柿舎」への愛情に感激しました。櫻井様とのお話の様子は、近々動画を配信する予

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鹿威しの魅力

鹿威しの魅力

 「鹿威しとは、大自然と人間の調和を示す指標である。」(生津)

 もともと「添水」(そうず)と呼ばれたこの装置の歴史を辿ってみると、奈良〜平安時代の高徳の僧、玄賓僧都(げんぴんそうづ)の故事、それを受けた江戸期の石川丈山と詩仙堂。「鹿威し」と呼ばれるようになったのは昭和に入ってから。と言った流れになるようであるが、実際のところ、この装置について事実に基づく明確な資料は現存しないようである。ただ、

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日本で初の鹿威し研究家

日本で初の鹿威し研究家

 本日、2021年(令和3年)5月5日水曜日、私、俳優 生津徹(きづとおる)は、日本初の「鹿威し研究家」を名乗らせて頂く運びとなりました。

 皆様、何卒宜しくお願い申し上げます。

 さて、なぜ私がこの度「鹿威し研究家」を名乗るに至ったかという話をさせて頂こうと思うのですが...  半分は大真面目、もう半分は思いつきといったところでありまして、真剣に鹿威しと向き合うつもりではありますが、しょー

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