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自己紹介④後悔しかない高校時代

私のnoteを見てくださりありがとうございます。
木塚めぐると申します。
今回は私の高校時代を振り返ります。
この記事の、2006→2009に該当します。
ぜひこちらもご覧ください。


高校は、県内では名だたる進学校に入学しました。
自身の意思でこの学校に入学したいという気持ちはありましたが、それ以上に両親や祖父母に喜ばれたいから入学したいという気持ちのほうが強く、その一心で猛勉強し、結果県内で有数の進学校に合格することができました。


しかし、入学早々、さっそくつまづきました。
「入学するのが目標」だった僕は、入学後、授業のレベルの高さについていけず、テストで結果を残すことができませんでした。
中学ではそれなりの成績を収めていましたが、高校では圧倒的に下から数えた方が早く、その現実を受け入れられず、心をへし折られてしまいました。


また、高校には、「自分の意思で自分のやりたいことをやっている」人が沢山いました。
勉強や部活、趣味を自分が好きだからやっていて、その話を楽しそうに話す人がたくさんいました。
その人達は、「自分が自身の意志で、自分のやりたいこと、好きなことをやる」のは「普通」であるという価値観でした。


やりたいことをやろうとすると否定され、怒鳴られ、殴られ、やりたくないことを我慢してやって生きてきた僕の「普通」とは真逆でした。
積み上がった15年の価値観が大きく揺らぎ、その揺らいでいる自分が受け入れられませんでした。
他人の顔色を伺い、人の言うことを聞いて、やりたいことをやれず、やりたくないことを我慢してやって生きてきた僕が、
「自分が自身の意志決定のもと、自分のやりたいこと、好きなことをやっているのが普通である人」がこんなにもたくさんいるんだという現実を受け入れられませんでした。


「自分が正しい。相手が間違っている」
当時の私は、無理矢理にでも自身の価値観を正当化しなければ、自我を保てませんでした。
そのような思考を持ってしまった私は、
他人の陰口を言う人間になってしまいました。
陰で、本人に聞こえないように悪口を言う、弱い人間になってしまいました。
「自分と他人の価値観は違う」ことを受け入れられず、環境に適応できず、陰口を言っていた当時の私は、今思うと本当にひどく、弱い、最低な人間でした。
しかし、当時の私は陰口を言って吐き出さないと、おかしくなりそうでした。
やりたいことをやれている人が、とても羨ましかった。
羨ましかったけど、積み上がった15年の負の価値観が、「自分にはできない」と私の心にブレーキをかけてしまい、
羨ましい気持ちが妬みになってしまいました。


陰口なんて、言いたくなかった。
陰口を言って生きてしまったことを、本当に後悔しています。
このように過ごした私の3年間は、青春とはとても程遠いものでした。

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