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展覧会ができるまで1/8 日本画絵具屋さんに行ってみよう!

こんにちは、清世です。
展覧会まもなくだよー!

昨日は画材屋さんと額縁屋さんに行ってきました。
今日は日本画絵具屋さんについて書きます。
noteを日々更新しているんですが、意外と日本画を知られていないんだなーと感じましたので、わたしが書くことが皆様の新しい創作へのヒントなり「ほへ~」な知識をインプットなりをしてもらえたらいいなと思います。

日本画専攻のお悩み

さてさて。
日本画専攻の悩みのひとつが、販売店が少ないことです。
画材販売店といえば世界堂・東急ハンズ・ロフトなど色々ありますが、大規模店でないと日本画画材は売られていません。

画材屋さんで最も有名な世界堂でも日本画コーナーは狭く、大抵油絵具と水彩絵具、アクリル絵具でいっぱい。

では我々日本画部隊はどこへお買い物に行くのか…
それは日本画画材専門店です。

愛知県美術館の裏のほうに歩いていくとあります。

お店を見てみよう!

開店して1時間くらい、まだ誰も来てないみたいでした。
入店しておばあちゃんにごあいさつし、絵具探し。

なんだかわくわくしませんか?青だけ、緑だけでもこんなにたくさんあります。ひとつの色名につき粒子の細かさで10種類ほどにわかれています。

おばあちゃんに開口一番「あなたお顔どうしたの?」とやさしく聞かれました。たまたま肌が荒れ気味で眉間に赤みがあったのを見逃さない視力!

「いや~、展覧会の制作があってさいきん寝不足云々えへへ!」
「そうね、お勉強大変だものね~」

おばあちゃんは老眼が進行しているようで学生と間違われました。

気を持ち直して橙色と茶色がほしいです!とはじめてのおつかいのようにお伝えすると小さな木の脚立を使って取ってくれました。
そこはわたしはやりまっせと思いましたが仕事が早くて追いつかず。次から自分で取ろう。

岩絵具を買ってみよう!

欲しい色の瓶を取り、ガラステーブルに置いておきます。
あらかた見たタイミングで店主のおじちゃんからお声がけいただく。

「量りましょうか?」

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