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7/14 旧市街ウォーク 【チェンマイ】

2日連続でしゃぶしゃぶ食べ放題に行った代償は、意外とすぐにやってきた。

真夜中に猛烈な腹痛で目が覚める。
トイレに駆け込んで出すものを出す。
何とか落ち着いてベットに入り目を閉じる。
完全に寝入ったと思ったらまた目が覚める。
……というようなことを3回ほど繰り返して、あっという間に朝になってしまった。

完全に寝不足ではあるが目はすっかり冴えてしまったし、朝になって症状が少しマシになったので、予定通り市街地観光に繰り出すことにした。

Hot Milk Green Tea

近くの喫茶店で温かいミルクグリーンティーを飲んでお腹を落ち着かせてから、街歩きに出発。

四方およそ1.5キロメートルのほぼ正方形の堀と城壁に囲まれた旧市街には、仏教寺院をはじめとしてたくさんの見所が存在する。
一つ一つ見て回ると何日もかかってしまうため、事前に気になる場所をピックアップしておいた。


ワット チェディルアン วัดเจดีย์หลวงวรวิหาร เชียงใหม่

1391年に建立された寺院で、チェンマイで最も大きな仏塔がある。
創建当時で高さ約80mあったと言われている仏塔が、旧市街の中心に聳え立っている。

象が支えている

仏塔は古代遺跡のような外観をしており、アンコールワット遺跡群などと比肩するほどの迫力がある。

この寺院に限ったことではないのだが、干支ごとに違ったミニ仏塔が置かれていて、信者は自分の干支に合わせて願い事をするらしい。
これは日本でもありそうなことだが、興味深いのがこちら↓

曜日ごとの仏像もあって、タイの仏教徒は自分の生まれた曜日も覚えているのだろうか。
しかも水曜日だけ昼間と夜に分かれていて面白い。


The Treasury Museum Chiang Mai

貨幣にまつわる無料の博物館。
単純に貨幣を展示しているだけでなく、それに絡めた経済や流通の歴史も丁寧に解説されている。
無料とは思えないほど館内の設備が綺麗で、展示の仕方も工夫されていた。

札を入れると、10バーツコインで出てくる両替機

個人的に面白いと感じたのは、かつてタイ北部(ランナー地方)ではインドルピーが主に流通していたということ。
インド同様に英国植民地だったミャンマーでインドルピーが使用されており、ミャンマーと近いランナー地方も同じ経済圏に属していたためだ。
1901年、タイ政府はランナー地方にタイバーツの導入を進めたがうまくいかなかった。
しかし、1924年にバンコクとチェンマイを結ぶ鉄道が開通したことで、バンコクとの経済的な結びつきが強くなり、ランナー地方においてタイバーツは急速に浸透していったとのこと。


ワット ウモーン マハーテーラチャン วัดอุโมงค์มหาเถรจันทร์

小規模な寺院で、苔むした仏塔などに風情がある。
観光客は少なく、静かでのんびりできる。


ワット チェンマン วัดเชียงมั่น

チェンマイで最初に建てられた仏教寺院で、かつては王の宮殿としても利用されていた。


アカ・アマ・コーヒー Akha Ama Phrasingh

タイ北部の少数民族アカ族の村で栽培されたコーヒーを飲むことができる。
村人の生活を良くしたいと考えたアカ族の方によって作られたカフェ。

↑日本でもアカアマコーヒーが飲めるようです。


ワットプラシン วัดพระสิงห์วรมหาวิหาร

14世紀中頃に建立されたチェンマイ市内で最大の寺院。

天井に施された干支の装飾をよく見ると、「亥」が「象」になっている。


ワット・シースパン วัดศรีสุพรรณ

タイでも珍しい銀の寺。
寺院の周辺に銀細工の工房が多いことから、2000年代の改修の際に本堂が銀一色になった。

ユーモラスな装飾

本堂は女人禁制なのだが、以下のリンクで本堂内部を見ることができる。


นวดเพื่อสุขภาพชีวกโกมารภัจจ์ Thai Massage Shivagakomarpaj (Old Medicine Hospital)

ローカルな薬草サウナ。
「チェンマイ サウナ」と検索したところ、ここの施設を紹介する記事がたくさん出てきたため行ってみた。

サウナ室内は蒸気がすごくて、視界が悪かった。
何度か入ったり出たりを繰り返してスッキリした。
薬草サウナの効能なのか、なぜかお腹の調子も改善された。


街角スナップショット

蓮池
シーサー?

こんな感じであちこち歩き回って、帰ろうとしたところで猛烈なスコールがやってくる。
近場のタクシースタンドでトゥクトゥクをチャーターして帰る。

ゲストハウスに着く頃にはちょうど小降りになっていた。
ゲストハウスで暗くなるのを待って、ナイトマーケットへ足を運ぶ。

観光客向けのナイトマーケットは、一昨日のうちに大体回り終わったと思っていたのだが、実はまだまだ奥行きがあった。
一昨日ぼくが見て回ったのはナイトマーケットの全体の半分にも過ぎないようだった。

売られている商品はどの店も同じようなものばかりだが、洗練された見た目のものが多いような気がする。
いかにもタイっぽいデザインのポーチをお土産として買った。

今日の出費

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