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親子留学の「楽しい記憶」が今につながってる

現在、娘は1年間の交換留学中だ。
なぜ留学したいと思ったか。
ここに大きく影響しているのが、どうやら幼少期の親子留学のようだ。

「カナダで過ごした1年半は今までの人生で一番楽しかった」
と娘はことあるたびに言っていた。
当時は4~5歳だったので、英語で苦労した記憶もない。
友達とわちゃわちゃ遊んでいるうちに、英語はスーッと身体に入っていき、
家では英語で姉妹ゲンカをしていた。
(といっても、「It's mine!」「No, it's mine!」くらいだが)
私は二人の子を連れての海外暮らしに、それなりに大変なこともあったのだが、
子どもたちはそんなことつゆ知らず、である。

小学校入学を機に帰国したが、
それ以降、私は子どもにいわゆる英語教育をしていない。
「せっかく身についてもすぐ忘れちゃうよ」
とアドバイスをもらい、英会話スクールに入れたこともある。
だが、子どもが先生に対して不満を持ち、1年足らずでやめてしまった。
あるいは、公文で英語プリントを学習したこともあるが、
公文じたいが子どもに合わず、やめてしまった。
小学校時代に英検の勉強をしたこともない(周りはけっこうやっていた)。
そのうち、中学受験塾へ通い出してしまったので、英語に特化した何かをすることはなかった。

そして中学に入学し、英語の授業が始まると、発音が身についていたことが勉強の後押しをしてくれた。
友達から「発音がいい」とほめられたことは自信になったようだ。
とはいえ、クラスに英語力の高い子はけっこういて、娘がとびきり優れていたわけではない。
娘は中3で英検2級をとったが、中1でとっている子もいた。
「留学したい」と娘が言い出したのは
「英語力を上げたい」というより、「もう一度、海外暮らしをしたい」という気持ちが大きかったのだと思う。

帰国してから親子留学の話は一度も書いたことがないので、
娘の交換留学を機にここに少し綴ってみようと思う。
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中高一貫校から1年間の交換留学へ旅立った娘。ぬくぬくした日本から、ありえないことしか起こらない外国へ。娘はどう立ち向かい乗り越えていくのか…

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