世界とワタシ
イヤホンさえあれば
1人の世界に入れることとか
一冊の文庫本さえあれば
カップラーメンを作るためだけでしかない時間も有意義になることとか
そんな自分で本当によかった
紙とペンがあってよかった
紙とペンがなくて残念だった
そうゆう仕組みの世界に気づけてよかった
真夜中のコインパーキングの明かりに気づけてよかった
恋愛のくだらなさに気づけてよかった
売れなかったバンドに気づけてよかった
知らないよりかは
知ってる方がいいってわかってるくせに
知ってると思い込んでる人ばっかり
知ってることしか知らないのにね
この世界はきっと
絶望してからが始まり
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