マガジンのカバー画像

ゆうゆう不定期マガジン

347
生きるのがちょっと楽しくなる。 不定期に投稿する日記やエッセイを詰めました。 研究中のTwitter運営法についてもたまに書きます!
運営しているクリエイター

2019年8月の記事一覧

やっぱり、仕事がすきだ。

やっぱり、仕事がすきだ。

あらためて言うことでもなんでもないような気がするが、やっぱり仕事がすきだ。だいすきだ。なぜこんなにも仕事がすきなのか、どんな仕事がすきなのか、言語化してみたいとおもう。



「仕事」がすき、と言うと、すこしだけ語弊があるかもしれない。

仕事がすきなのではなく、「働く」ことがすきだ。自分のやったことで、心をこめた成果物で、ひとが喜んでくれること。見合った対価をいただけること。信頼し、信頼され、

もっとみる

親になったら

電車の中でわんわん泣いている小さな子どもを見た。
あくまで私の体感かもしれないけれど、地元・札幌で見るよりも東京で見るほうが頻度は多い気がする。

一生懸命にあやす若いお母さん。
たまにお父さんもセットでいて、静かにしてもらうために必死になっている。そんな姿を見ながら、最近ふと思うことがあるのだ。

本当は、思いっきり泣いてほしいんじゃないだろうか。

周りの目なんて気にせず、自分たち夫婦と赤ちゃ

もっとみる
「分かりやすい」と言われることの是非

「分かりやすい」と言われることの是非

「分かりやすいね」と言われることが多くなりました。

完全なる私事ですが、最近パートナーができまして、まだまだお付き合いをはじめて少ししか経っていないのですけど、これからもずっと一緒にいたいなあと思えるひとです。

これまで、服装はもちろんのこと、メイクとか、スキンケアとか、ネイルとか、アクセサリーとか、美容とか、筋トレとか、自分磨きといわれるものには一切興味がなかったのに、最近はむしろ自己投資し

もっとみる
だいすきで、だいきらいな、家族のこと

だいすきで、だいきらいな、家族のこと

くりこさん(@kuritamaki)の文章はいつ読んでも読みやすい。エッセイでいて、小説のようでいて、すっと心に入り込む会話文がここちいい。読むたびに、こんな文章を書けるようになりたいなと思う。

家族との関係性。

お盆やお正月など、行事を通して繋がり、みえてくる糸のようなもの。私は、家族が大好きだ。定期的に札幌の実家へ帰ってくることを楽しみに生きている。

けれど、家族と過ごすしあわせや大切さ

もっとみる
「意外と度胸があるね」

「意外と度胸があるね」

げんちゃん(@mt2tkak)の書いたこちらのnoteを見て、思うところがあったのでつらつら書いてみたい。

私はよく、「堂々としてるね」「緊張していないようにみえる」「意外と度胸があるね」と言われることが多い。

言われるたびに驚くのだが、私は人並み以上に緊張しいで上がり症だし、人前に出て話すことはもちろんのこと、なんならこうやって文章を書いてインターネット上で公開したりSNSをやったり、といっ

もっとみる
なんでもない朝だけど

なんでもない朝だけど

元々ひとりで完結していた生活空間のなかに、ひとり、大切なひとの存在が感じられると途端に、心がほっこりする。

ひとりで起きていた朝。
ひとりで食べていた朝食。
ひとりで過ごしていた一日。

なんでもない朝だけど、特別なことなんて何ひとつないのだけど、ひとこと、言葉を交わすだけで彩りが増していく。これまでのわたしも十分しあわせだったはず、なのに、ねえ、もう思い出せない。

しあわせを感じられる今があ

もっとみる
変わりつつある夏のこと

変わりつつある夏のこと

人ってそうそう変わらない、性格の根っこの部分は何歳になっても子どもの頃のままだ、とよくいわれます。私もそう思っていました。

けれど2019年、「絶対にこの先も変わらないだろう」と思っていた部分が、軒並み塗り替えられている現実を目の当たりにしており……ちょっとした記録がてら、残しておこうと思います。

※いつにも増して、何を得られる記事でもありません。



ざっと思いつく限りでも、こんな感じ。

もっとみる
最近読んでいる本の偏りたち

最近読んでいる本の偏りたち

ここ最近立て続けに読んでいる本を列挙してみました。自分でもつくづく思いますが、狂気しか感じませんね……。

どれだけ愛されたいのかと。
どれだけ幸せになりたいのかと。

やたらと「引き寄せ」「潜在意識」「幸せ」「愛」という単語が乱れ飛んでいるので、学生の頃にハマったスピリチュアルな世界を思い出しました。

妄想しただけで望み通りの世界になったら苦労しないよ……と頭では分かっているのですが、一度根っ

もっとみる
どんなに暑い夏も

どんなに暑い夏も

東京の夏は、札幌の夏と比べると格段に暑い。もう真夏だなあ、とおもっていると、多くのひとが「これはまだ初夏」と口をそろえるので、おそろしすぎておびえています。

総じて湿度も高いのだけれど、なんとなく、乾燥肌なわたしはうれしい。つねに肌がしっとりしているような気がしてネガティブ要素はないです。という話をしたら、前向きすぎると笑われました。

どんなに暑い夏も、高めのポジティブ変換力で乗り切れるような

もっとみる
「声を聞きたかった」といわれた彼の

「声を聞きたかった」といわれた彼の

「今どこにいる?」と訊かれるのも苦手で、「声を聞きたかった」という理由だけで電話をかけてこられるのも苦手だ。

おおよそ恋愛関係を構築していくには不都合な性質ばかり持ち合わせていて、だから、30年近く生きてきて特定のパートナーがいないのも頷ける。わたしがいちばん納得している。

「今、どこにいる?」
「声を聞きたかった」
「顔を見たかった」
「明日、何してる?」

これらはすべて愛情表現なのだろう

もっとみる
占いはあんまり当てにならないと私がおもう理由

占いはあんまり当てにならないと私がおもう理由

ゲッターズ飯田さんやしいたけさんの占い本を見ていて、今年2019年の谷(もっとも運勢が悪い)は6月だったと知った。

6月といえば、慣れ親しんだ地元を出て上京し、シェアハウスに住みはじめ、たくさんの大切な人と出会った時期だ。

私にとっては変化が巻き起こった期間で、毎日がわくわく楽しくて、知らないこともはじめてなこともたくさんで、1年のバイオグラフィのようなものがあったとしたら確実に頂点だろうと思

もっとみる
あやふやなものに名前をつける

あやふやなものに名前をつける

「天気の子」を観てきた。

新海誠監督の作品だということで、どうしても前作「君の名は。」と比較してしまう思考回路を止められないと思うのだけど、わたしはまったく別個の作品として観ることができたのである種ホッとしている。

根底に流れているものは「愛」なので、愛そのもの、愛にまつわるもの、そこから派生していく感情などを言語化していく過程に揺さぶられる物語だった。

今までは、言語化できない物事について

もっとみる