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やっぱり、仕事がすきだ。


あらためて言うことでもなんでもないような気がするが、やっぱり仕事がすきだ。だいすきだ。なぜこんなにも仕事がすきなのか、どんな仕事がすきなのか、言語化してみたいとおもう。

「仕事」がすき、と言うと、すこしだけ語弊があるかもしれない。

仕事がすきなのではなく、「働く」ことがすきだ。自分のやったことで、心をこめた成果物で、ひとが喜んでくれること。見合った対価をいただけること。信頼し、信頼され、経済がまわっていくこと。すべての営みが障害なくスムーズに流れていくこと。その流れの中に私がいると感じられること。まるごとふくめて全部、楽しくてうれしい。

実は、悩んでいることがあった。

私が仕事をしているのは、100%お金のためなんじゃないだろうか。自分の承認欲求を満たすためだけに目の前の仕事をやっているんじゃないだろうか。

人のため、世のため、喜んでもらうために、純な気持ち100%で仕事ができていない自分のことが好きになれなくて、それでも、今日や明日を生きていくためには日銭を追いかけなくちゃならない時もあって、勝手に自分を自分でがんじがらめにして、つらかった。

それでも、ちゃんと私は「人のため」に仕事をしている。

「あなたに頼んでよかった」
「早くて質も良くて助かる」
「またよろしくお願いします」

そう言ってもらえることに喜びを感じられるようになった。もっと役に立ちたいと思って工夫するようになった。お金のことばかり考えている自分から一歩抜け出せたような気がした。

自分の仕事に値段をつけて営業することと同時並行で、「あなたにならこれくらい払ってもいいからやってもらいたい」と言ってもらえるようにもなった。これまでの泥臭いなんやかんやが、やっと報われはじめている気がする。

そんな流れの中で、あらためて思う。

やっぱり、仕事がすきだ。


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