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胸キュンnovel1000本ノック

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桐野りの【胸キュンノベラー】
桐野りの【胸キュンノベラー】

桐野りの【胸キュンノベラー】

胸キュンnovel1000本ノック483

父より年上家には妻。そんな貴方を好きになるわけがない。女子高で男の人に免疫なくてだから意識しちゃうだけ。ただそれだけ。夢から覚めろ愚か者。ここにハマるとドツボだぞ。恋じゃない恋じゃない。まだ恋には落ちてない。心臓が高鳴るのはトキメキじゃなくて恐怖のせいだ。私は貴方が誰よりも怖い。#140字SS #140字小説 #ショートショート #恋愛 #あの恋 #ジャスト140字 
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック482

故郷の彼女に電話して変わらない声にほっとした。「ちゃんと食べてる？春になったら遊びに行くね」半年分のハグを送りたいのに会えない距離がもどかしい。僕は秒速で変わっていくよ。見た目も心も以前とは違う。でも君だけはそのままでいて。港の景色を失いたくないから。我がままな僕をどうか許して。#140字SS #140字小説 #ショートショート #恋愛 #あの恋 #ジャスト140字 
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック481

数学1の鬼教師。声が良すぎて正直困る。偉そうな命令口調。大っ嫌いって思うのに心臓が勝手に暴走を始める。心地の良いバリトンが教室の隅々まで響き眠そうだったヤンキーたちの目つきまでが変わってる。皆じゃなくて私だけに囁きかけてほしい、だなんて。卒業まであと2年。完全イケボ捕獲計画立案中。#140字SS #140字小説 #ショートショート #恋愛 #あの恋 #ジャスト140字 
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック480

白い割烹着の下から紺色の作業着が覗いていて歯が白くてかっこいい店長。私の美的感覚は独特だからイケメンかどうかは保証できない。だけど味のあるいい顔だと思う。渋い声にときめきながら蕎麦屋の看板娘を気取ってる私。奥さんどんな人なんだろ。薬指にきらりと光るプラチナにたぎる幼いジェラシー。#140字SS #140字小説 #ショートショート #恋愛 #あの恋 #ジャスト140字 
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック479

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桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック478

昨日のことを言いふらされた。複数の男にニヤニヤ笑いでからかわれ、武勇伝にされたとわかる。ガチガチのキス。ぎこちない行為。愛されてると思ってた。手順をこなすのに必死だったんだね。いつ誰にどう自慢するか。それだけ考えていたんだね。傷ついた顔なんて見せるもんか。笑顔の復讐。君を忘れる。#140字SS #140字小説 #ショートショート #恋愛 #あの恋 #ジャスト140字 
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック477

チャラ男の君とタクシーに。クラス会では話さなかったけど帰りは一緒の幼馴染。君の口から零れるのは仕事の話に夢の話。女子を手当り次第口説いてたさっきとはがらりと態度が変わる。やっぱり酔ったふりなんだ。私には演技する気もないってわけ。悔しくて君の手を握ってみる。君の真似して酔ったふり。#140字SS #140字小説 #ショートショート #恋愛 #あの恋 #ジャスト140字 
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胸キュンnovel1000本ノック476

若い女性と話し込む蕎麦屋の店長42歳。「昔っから弱いんだよな」「鬼店長唯一の弱点だな」店員達がひそひそ話。仕事中になんなのあれ。イチャイチャは誰もいないところでしてよ。蕎麦を運びながら聞き耳立てる。「じゃ親父によろしく言っといて」「マザコンだからな。店長は」2重に驚きホッとする私。#140字SS #140字小説 #ショートショート #恋愛 #あの恋 #ジャスト140字
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック475

歴代最高の忙しさ。厨房もフロアもてんてこ舞い。「足が棒だよー」と一息ついたら「お疲れ」って大入り袋を渡された。「店長。ありがとうございます！」「あと1時間。頼むわ」「はい！」金一封以上に気にかけてもらえたのが嬉しいんだ。単純な私のエネルギー源。渋い中年男の思いがけない優しい笑顔。#140字SS #140字小説 #ショートショート #恋愛 #あの恋 #ジャスト140字 
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック474

歯医者の先生に迫られた。「今度デートしよ」「フガフガ」「日曜午後ね。迎えに行くから」「フガ」口を大きく開けた無防備な状態でいつの間にか約束成立。バラの花を抱えてやってきた彼。マスクの下にはモデル張りの美貌が隠れてた。「行こうか」笑うと真っ白な歯がこぼれる。春先の恋。始まりの予感。#140字SS #140字小説 #ショートショート #恋愛 #あの恋 #ジャスト140字 
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック473

彼が彼女に夢中になった。こちらに視線が落ちてこない。話しかけても返事がない。目の前には2人の笑顔。透明な膜で隔てられているみたい。2人は大切な存在だから会わせたこと後悔してる。彼がとても好きだった。彼女にとても憧れていた。そっと席を立つ。誰も気づかない。舞台から女優が1人消えた事。#140字SS #140字小説 #ショートショート #恋愛 #あの恋 #ジャスト140字
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胸キュンnovel1000本ノック472

今年初めての雪が降った。君は子犬みたいにはしゃぎ回り、半纏姿の僕は窓辺で震える。ガラス1枚隔てただけで感じる温度も空気も違う。一緒に盛り上がれない僕はいつか君の元から去るだろう。あたりが白く光っていく。僕の目にも涙が光る。君は2個目の雪だるまに夢中。そんな君がたまらなく好きなのに。#140字SS #140字小説 #ショートショート #恋愛 #あの恋 #ジャスト140字 
桐野りの【胸キュンノベラー】

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胸キュンnovel1000本ノック471

新人OLは話しかけると赤くなり声が上ずる。ありゃ俺に惚れてるな。全然好みじゃないけどさ。「あの子男性恐怖症なんだって。親父さんがヤバかったらしい」マジか。なんつーか、騙された気分。潤んだ目は俺じゃなくて男そのものにむけられてるわけ？悔しくて宗旨替え。食事に行こうぜ。治してやるから。#140字SS #140字小説 #ショートショート #恋愛 #あの恋 #ジャスト140字 
ほりぃ@胸キュンナレーター&俳優・声優

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ミネラルウォーター

桐野りの;堀之内宙

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こんにちは！
今日も元気に！ #胸キュンnovel1000本ノック 　３６３　お届けします！
作：桐野りの　さん
声：堀之内宙

いつも聴いてくれてありがとう！(#^^#)
そしてスキ&コメントありがとうございます！！

聴いてくれた方にときめき、胸キュンが訪れますように！！


それでは今日も胸キュンな金曜日を！！(*'ω'*)