バックパッカーがモルディブ旅行を自己手配した話(すべて公開、長いです)
モルディブといえばハネムーンの人気旅行先。
どうしてもモルディブの水上ヴィラに泊まってみたくて、同棲中の彼と行ってきました。
ご存知の方も多いと思いますが、モルディブといえば日本からツアーを組むのが実はデフォルトの行き方。
自己手配している人の情報が少なくてわからないことだらけだったので、どなたかのお役に立てるように情報をまとめられたらと思ってます。めちゃくちゃ長いです。モルディブのすべてを書きました。笑
⭕️モルディブの超基本情報
モルディブはモルディブ共和国といってスリランカの南西に位置する国なのですが、1,000以上の珊瑚島と26の環礁から成り立っています。
首都はマレ。
通貨はリゾートではUSドル。首都マレではルフィアがメインですがドルも使えました。
宗教はイスラム教なので首都マレではお酒の販売はしていません。リゾートではお酒飲めます。みんな飲んでます。
日本ではハネムーンの旅行先で人気の国で、「1つの島で1つのリゾート」なので、1つの島で数日間をのんびり過ごすようなイメージです。
日程について
わたしはバックパッカー気質なので、せっかくモルディブに行くならタイやマレーシアにもいきたい!と思い、トータル10日間のうちモルディブで3泊しました。
モルディブでのスケジュールはこのような感じ。
初日は夜にマレ空港に到着し、首都へ移動。ホテルに宿泊。
翌日、マレ空港へ戻りリゾートホテルの人と合流してスピードボートで無事にホテルに到着。
そして3日目、4日目はリゾートホテルでのんびりしました。
⚡️自己手配で苦労したこと
航空券の手配やホテルの予約などは全く負担じゃないのですが、今回苦労したことがいくつかあります。
①スピードボートの手配
通常、マレ空港だけで1つの島なのでマレ空港に到着したらどこかへ移動する必要があります。
基本的にはマレ空港からすぐにリゾートホテルへ移動するのですが、リゾートホテルの場所によってスピードボートor水上飛行機or国内線飛行機と移動手段が変わります。
わたしは到着後は首都マレで1泊しようと思っていたので(とは言ってもマレの情報がなさすぎて本当に移動して宿泊できるのか着くまではわかりませんでした)、ホテルにメッセージを送ってやりとりをしたのですがこれがかなり苦痛でした。
すぐに返事はこない、会話が噛み合わない、曖昧な返事しかこない。
タイでもマレーシアでもずーっと英語でやりとりしていました。まじでハゲるかと思いました。
話があまりにも噛み合わなくて、2日目のお昼頃にマレ空港に迎えにきて欲しいですとだけ最後伝えました。ちなみにその返事は「できるだけ頑張ります」的なものでした。この返事を見たのが2日前ですʅ(◞‿◟)ʃhaha
②首都マレで1泊したこと
モルディブのことをちゃんと調べずにリゾートホテルを予約していたため、軽い気持ちで「初日は空港の近くに泊まろう」と考えていました。
しかし、空港だけで島なのですよ。
大事なことなのでもう一度いいますね。
空港からフェリーで移動しなければ宿はありません。(バスでもギリ行けるけどバス停の場所が悪い)
しかし、空港から首都マレまでの定期フェリーが本当にあるのかもわからないし、首都マレの情報がなさすぎてホテルの予約もせずに本当に謎のままマレへと行きました。
色々と本当に大変だったのですが(笑)
もちろんこちらの準備不足が原因なので、ぜひ反面教師にしていただきたい…!
首都マレに行く人はsimを契約しましょう。
ちなみに我々はチェックインしたマレのホテルでもWi-Fiのシステム不良でネットが使えませんでした(笑)
⭐️首都マレの情報
そんなこんなで大変だったこともありますが、結論として首都マレに行ってよかったなと思いました。
空港から首都マレへの行き方
空港からマレへの行き方はバスorフェリーの2択です。
※タクシーもありますが金額的にこちらの2択かなと思います。
フェリー降り場周辺とバス停周辺をお散歩してみた結果、もしもマレに行く場合にどちらを利用した方がいいかと言われると、どちらでもいいかなと思います。
ですが、フェリー降り場の周りの方がホテルが多いので観光で行く場合にはフェリー利用がオススメです!
フェリーは15分に1本出ているので本数の心配はありません^^
首都マレの魅力
リゾートとは全く違う、モルディブという国本来の暮らしが垣間見れたのが楽しかったです。
マレは人口密度が高いと言われており、たしかにその通りで夜23時でもたくさんの人が歩いていました。
お酒を飲まないイスラムの文化のため、おしゃれなカフェがたくさんありました。
地元の人がカフェに集まってコーヒーやジュースを飲みながら談笑していたり、誰かの家でチェスをしていたりと、人とのつながりが深い国なのかなと思いました。
そして、マレは観光地ではないため観光客慣れしていないのもあるのか、モルディブの人は基本挨拶や笑顔はありません。
でも、ご飯を食べて「美味しかった」「ありがとう」とこちらが笑顔で伝えると真顔なのですが少しだけ口角が上がるのが可愛かったです。
あっ、シャイなんだなと思いましたw
マレの広さ&物価情報
マレ自体は歩いて3時間ほどで1周できるくらいの大きさです。
スーパーとカフェがたくさんあり、レストランやホテルはちょっと探すのに苦労するかもしれません。ホテルは純粋にマンションとの見た目の違いが分かりづらかったです。
物価は日本と同じくらいか、少し安いくらいです。
日焼け止めは600円ほど、ミネラルウォーター500mlで100円ほどでした。
カフェでのジュースやコーヒーは200~300円ほど、レストランは1食300~500円ほどです。
シャンプーやヘアオイルも化粧品も種類豊富、日用品もなんでもあるのでお買い物には困りません。
泊まったホテル「The Grand View」
わたしたちが当日探しまくって泊まったホテルはこちら。
最初は90ドルと言われていましたが、図々しくディスカウントをお願いして85ドル(約14450円)で泊まりました。ホテルの予約は絶対にネットの方が安いので直接交渉はオススメしません。
ちなみにこちらのホテルは良くも悪くもなかったです。むしろWi-Fiが使えなかったので悪いのかな。。。
虫はいないけどタオルがおばあちゃん家のタオルかな?と思うくらい年季が入っていました。
✈️マレ空港の情報
お次はマレ空港の情報を。
飛行機の気温問題
まず、エアアジアでマレーシアのクアラルンプールから飛行機でモルディブへ行ったのですが機内が寒すぎる問題が発生。
持って行っていたシャカシャカのユニクロの長袖上着を着て、首元のネックピローを巻き付けたもののそれでも寒くて震えがとまらなかったです。。。
ラウンジ使えない問題
旅人の味方、プライオリティパスをもっているのですがモルディブの空港のラウンジではプライオリティパスが使えなかったので悲しかったです。。。
それと付随する問題なのですが、マレ空港の物価がとにかく高い!!
リゾートでも物価はバカ高いのですが、空港もしかり。
500mlの水が1本、600円。
プリングルスの長いやつが1つ、1200円。
空港でちょっと休憩♪なんてするのはコスパが悪いことを覚えててくださいTT
🌺パラダイスアイランドリゾートについて
お次に、我々が宿泊したリゾートホテルがこちら。
事前のメール対応などはぐだぐだでしたが、本当に良いホテルだったので紹介させてください。
※ちなみにモルディブのリゾートに泊まるのは初めてだったので、比較対象がありません。あまり参考にならないかもしれませんがどこのリゾートにしようか迷っている人へ向けて情報提供がんばります✌︎('ω'✌︎ )
ホテルの基本情報(場所と価格)
マレ空港からスピードボートで20分ほどの島にあります。
気になるのはお値段。
正直リゾートは時期とホテルの部屋やプランで価格は大幅に変わると思うのですが、わたしは「2度と行くかどうかわからないから絶対に水上ヴィラ!!そしてお酒をいっぱい飲みたいからオールインクルーシブ!!」と決めていました。
水上ヴィラ&オールインクルーシブで色々なリゾートホテルを検索すると、上限はいくらあっても足りないほど高いんですね。
それでたくさんたくさん調べましたよ。
ローカルな島も調べました。
そして1番コスパが良かったのがこちらのホテルでした。
気になるお値段ですが公開しちゃいます。
7月25日(木)〜27日(土)までの2泊でオールインクルーシブ&水上ヴィラで226,618円。2名1室での料金です。
他にかかった費用としては、スピードボートが1名あたり163ドル(約27,795円)です。
そして、わたしたちはせっかくだし豪遊しよう!と夜ご飯にロブスターを1kgつけてアップセルしたのですが約20,000円。
これが高いのか安いのかもはやわからなくなるほど、モルディブのリゾートホテルは基本的にバカ高いです。
ちなみに水上ヴィラやオールインクルーシブを諦めるとかなり安くなります。
水上ヴィラの部屋
ちなみに部屋にあるドリンクはオールインクルーシブなので、1日あたりビール2本、ソフトドリンク2本、ジュース2本、お菓子2つまでは無料。
レストラン、お土産屋さん、ビーチ
レストランは特にクオリティ高いです。クオリティ高い。朝昼晩と3食いつも違うメニューが出るのは本当に嬉しかったです。ホテルにレストランが3〜4つあるのですが、水上ヴィラ専用のレストランを利用するようにと言われたので、毎回こちらでご飯を食べました。
他のレストランも見学したのですが、さすが水上ヴィラ宿泊者専用で、このレストランが1番景色も良かったです。
ドリンクメニューは別にあり、スタッフの方に毎回オーダーするような形になります。
オールインクルーシブに含まれている飲み物は、ソフトドリンクやシェイク、カクテル、ビールです。追加料金払わなくてもオールインクルーシブ内で十分に贅沢できます🙆♀️
この島にはレストラン3〜4箇所、お土産屋さん2箇所、バー3〜4箇所ありました。
ビーチは綺麗なことはもちろんですが、子供が安心して遊べる「浅いビーチ」もあれば、女子が喜ぶ海の中のブランコがあったり、ガチで魚を見たい派に嬉しいシュノーケリングスポットもたくさんありました。
オールインクルーシブについて
せっかく課金してるのだから何が無料なのか気になりますよね。
こちらのホテルでは3食のご飯、バー、部屋の飲み物やスナック、シュノーケリングのレンタル、スポーツエリア利用、サウナ利用などがサービスに含まれていました。
もしもオールインクルーシブじゃなかった場合、どのくらい飲み物代がかかるかというと…
ビール1杯9ドル(約1500円)
カクテル1杯12ドル(約2000円)
このくらいの費用感です。
わたしたちは毎日7杯ほどお酒を飲んでいたので、お金のことを気にせずに楽しめたのは本当によかったです!
ちなみにノンアルコールカクテルもあるので、贅沢な気持ちを味わうためにも、お酒を飲まない人でもぜひオールインクルーシブをおすすめしたいです。
実際の過ごし方
わたしたちはひたすらダラダラしました。
朝起きて水着の上にワンピースを着て朝ごはんを食べに行く
→部屋でワンピースを脱ぎシュノーケリングつけて魚と泳ぐ
→水着のままお散歩
→バーで飲む
→水着でお散歩&見つけたビーチで遊ぶ
→ワンピース羽織ってお昼ご飯
この繰り返しでした。笑
お酒飲んで泳いで食べて泳いで飲んで。。。
もう本当に最高の3日間でした。
スタッフの接客、おもてなしは最高だった
今回、これを1番書きたかったのですがおもてなしが最高でした。
正直ですね、スタッフ全員が同じように一流の接客ができるかというとばらつきはありました。
わたしがとても気持ちよく3日間過ごせたのは、レストランの男性の気遣いが素晴らしかったことが理由です。
ビールが少しだけ残っていたら「新しいのもってこようか?」など気遣いの声掛けをしてくれる。
毎回「どう?楽しんでる?」と聞いてくれて会話も楽しかった。
テラスでタバコを吸っていたら「コーヒーもってこようか?」とテラス席のテーブルに座ってゆっくりできるように手配してくれた。
本当はお昼はテラス席は座っちゃダメ、ディナー専用の席だったにも関わらずです。
その彼に毎日会えるのが楽しみでした。
毎回チップを1ドル渡していたのですが、最終日は財布に入っていた5ドルをお渡ししました。
もしもっと財布に入っていたらあげたかったです!そのくらい感謝しています。
持って行った方がいいもの
最後に持ち物についてです。
リゾートに行くならこれは持って行けリストです。
・1ドル札を20~30枚
チップとしてスタッフに渡す分で、ドルで持っていくべきです。
別にスタッフの人からはチップを求められません。
でも、お礼と一緒にお渡しすると本当に次からの対応がさらによくなります(笑)
・日焼け止め
日焼け止めは絶対に必要ですね。
わたしは日本から持って行っていたアリーの日焼け止めもあったのですが、珊瑚礁に影響が低い日焼け止めを使いたいなと思っていたので、モルディブで購入した日焼け止めを使いました。
・ワンピースやシャツ
リゾートなのでみなさん1枚はもっていくかと思いますが、1枚あるとディナーのときのドレスコードにもなってサマになるなと思いました。ドレスコードを求められたりはしないので安心して欲しいのですが、それでも特別な1日の締めにちょっとパキッとした格好をすると気持ちもセレブになるものです。
・アクションカメラ
わたしは最近アクションカメラ(DJIアクション4)を購入したのですが、水中の撮影ができたことが本当によかったです。こんなに綺麗な海で今後泳ぐことがあるのか?!と思うほど綺麗な海をカメラに収められたことは嬉しかったです。見返す楽しみができました。
⭐️WhatsAppというアプリ
話が逸れるのですが、このアプリは入れていたほうがいいです。出会った人と連絡先を交換するのも、ホテルの人からの連絡も全てこのアプリを使いました。海外ではLINEよりもWhatsApp。ぜひインストールしててください^^
持っていけば良かったと思ったもの
今回持っていかなかったけど、持っていけば良かった!と思ったもの。
それは折り紙です。
1ドル札のチップと共に折り鶴でもプレゼントできたらよかったな〜と思いました。完全に自己満足ですが、折り紙持っていけば良かった。。。
持っていかなくていいもの
わたしは今回ファンデーションを持ってきていなかったのですが正解でした。日本の何の成分が入っているかわからないファンデーションをモルディブの海に撒き散らすなんて失礼なことだと思いました。
こんな綺麗な海を守らなければ!と謎の使命感をもち、もしも手元にファンデーションがあったとしても使っていなかったと思います。
わたしは基本的にすっぴんだったのですが、周りのお客さんもほとんどすっぴんでした✌️
長くなってしまいましたが、モルディブへの旅行を計画している人のなにかお役に立てると嬉しいです。
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