「満月珈琲店の星詠み」ネタバレなしの感想。
・「満月珈琲店の星詠み」を読んでみて。
読後、温かくも爽やかな気持ちになれる一冊です。
ポンと背中を押されたような、
もしくは肩をだれかに叩かれたようなそんな雰囲気が漂っています。
いかにもフィクション的で上手く行き過ぎ感はありますが、
登場キャラのがんばりや誠実さに感化されて、不思議と
「人生まだまだこれからなんだから、すこしがんばってみようか」
という気になれます。
例えるならば、
コーヒーのようにほろ苦くも、
まろやかなミルクのように優しいお話ですね。
望月麻衣先生の語りかけるようなやさしい文章に惹かれ、
いつの間にかどんどんとお話にのめりこんでいくことができます。
最近の私は「読書するのにも億劫」という状態に陥いっていたのですが、
このお話は1時間ぐらいでかるーく読み終えてしまいました。
「読書するぞー」と肩を張るのではなく、
「小腹が空いたからおやつを食べるぞー」という気持ちで
読むといいかもです。
ただし、夜にはあまり読まない方がいいかもです……よ?
私がこのご本を購入したのは今年の3月頃。
美しい表紙に心惹かれ、衝動的に散財しました。
結構前からSNSでこのイラストレーターさんの絵を
何回か拝見していたというのも、購入を決意したきっかけですね。
元々星に関するお話が好きだったというのもあります。
読み終えたのはわりとつい最近。それも4日前。
長らくこの本を積読していたのを後悔しました。
なんでもっと早く読まなかったんだろうか?
この物語に登場するスイーツやフード、
コーヒーがまたおいしそうでおいしそうで……。
夜に読んでしまって、湧き上がる食欲に悶え苦しみました。
結論から言ってしまえば、
お腹が空いているときにだけは読んではいけないかもしれません。
疲れた時にそっと寄り添ってくれるような、
そんなあたたかな風情に包まれた一冊です。
どうぞ美味しいコーヒーを飲みながら、
やさしい世界観を味わってみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
次回も鋭意執筆中です!
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