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エッセイとか手記とか

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エッセイをまとめたものです。
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2021年4月の記事一覧

生き方をデザインする。

生き方をデザインする。

子供の頃、1度はこんな妄想に耽ったことはないだろうか。

「もし、魔法が使えたのなら」
「もし、私に秘められた才能があったなら」
「もし、白馬の王子様に求愛されたなら」

恥ずかしながら、私も幾度となくそんな事を妄想していた時期はある。
そんな思春期を乗り越え、一旦落ち着いたかと思いきや、社会人になって大多数の大人がこの妄想病を再発させるのだ。

自分の思い描いた理想とは程遠い生活、淡々と過ぎてい

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影法師

影法師

変わることは悪なのだろうか。

大人になればなるほど、「お前は昔と変わった」と言われることが多くなった。
私からすれば、「お前は何も変わっていないじゃないか」と言いたくなるが、ぐっと言葉を堪え、「そうか?」と知らんぷりを続けた。

「変わらない」ということを、果たして幾人の人が認識しているだろうか。
1年前までは楽しいと感じていた話も、今ではとんとつまらない。
「変わってしまうこと」で、私は日に日

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正義襲来

正義襲来

私は子供のころ、どちらかと言えば悪者であった。
悪者と聞くと、なにか不良行為をしでかしたとか、誰かの上に立って人を馬鹿にするような言動を吐いたりだとかを想像すると思うが、決してそういうことではない。
私はいじめられていた。
その事実を振り返れば、それは正義によって理不尽に仕立て上げられた悪者だったと言える。

正義のヒーローと世界を滅ぼす悪者という、「勧善懲悪」は昔から誰もが夢焦がれたものである。

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「書く」を捨てた人たちへ。

「書く」を捨てた人たちへ。

「文字は人格を表す」
そんな言葉を久しく感じるほどに、私たちは文字を打つことに慣れすぎてしまった。
誰かに向けたメッセージさえ、私たちは無表情で文字を打つ。
ビックリマークやはてなマーク、絵文字やスタンプと、文字を装飾する煌びやかな表現は発展しつつあるが、画面に映る顔は果たしてその装飾と釣り合う表情をしているのだろうか。

私はテクノロジーの発展による筆記の利便性向上には大いに賛成である。
第一に

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無償の愛を定義する。

無償の愛を定義する。

①言葉を定義する

「無償の愛」とは、なんとも不可思議な言葉である。
なぜ、愛の前にわざわざ「無償」などという言葉を置くのだろうか。
まずはこの「無償」と「愛」の言葉を分解してみようではないか。

①無償:報酬のないこと。また、報酬を求めないこと。
②愛:個人の立場や利害にとらわれず、広く身のまわりのものすべての存在価値を認め、最大限に尊重して行きたいと願う、人間本来の暖かな心情。

国語辞典には

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