偏愛は紅茶にありき(執筆はアールグレイと共に)

「偏愛」ってどういうことを言うのでしょう?
これまで好きなことや推しのことは結構な頻度でネタにしてきましたが、いざテーマとして挙げられると何を取り上げればいいか困ってしまいますね。私が敬愛してやまないターボさん(藤井貴彦アナ)だけでも数記事ありますし、かといって別のこと(ナレーションとか)を取り上げても「またか…」と思われちゃうのが関の山。
でも偏愛しているものがないと人って生きられないわけであって、チョイスに悩むということは好きなことをたくさん持っているってことですからね。

3000字前後で埋められるかどうかは分かりませんが、今回は好きなものを一つピックアップしてプレゼン文章を綴りたいと思います。

紅茶…それは大人の階段登る飲み物

小学生の頃、私は紅茶の味を覚えてしまいました。
理由は簡単。午後の紅茶を飲んだからです。

これまでの紅茶飲料はミルクティーというイメージが強すぎて、正直言ってあまり得意ではありませんでした。
(齢11にして「ミルク感いらないし甘ったるい」と感じたことが原因です)
当然紅茶自体も飲み慣れていませんでしたし、飲料を買うにしても総じてお茶ばかり選んでいました。

初午後ティーは赤のストレートでした。かすかな甘味と確かな香りが衝撃的で、一時期そればかり選んでいたほどです。
ある日曜日、朝食と一緒に紅茶が出されたことがあってそれに砂糖を入れて飲むことになりました。紅茶に砂糖ですから風味の違いはあれど、午後ティーの味になるじゃないですか。
しかも小学生ですから「午後ティーの味だ!」と感激するわけですよ。「この問題進研ゼミで出た!」と同じニュアンスで紅茶の美味しさを知っていくんですよね。

沼入りの極めつけは何と言ってもココスのドリンクバー。
あそこって数種類の紅茶がありますよね。しかもティーバッグではなく茶葉。ポットに入れて砂時計通りに蒸らすのがエモく見えました。
同時期に自宅から細長いティーポットが発掘され、紅茶を飲む時はそれを使って淹れるという所業をブチかましていました。
振り返ってみるとなんつー理由で使っていたんだろうとしか思えないのですが、ティーポットで淹れたほうが美味しさが上がると本気で考えていたんですよね。我ながら乙女だ…

これってコーヒーも淹れれるんだ…!!(15年間知らなかった人)

ティーポット使用は(ティーバッグの意味を察した)中学進学後どんどん減っていきましたが、高校生の時にとある紅茶と出会ったことで沼の深さにハマります。

バラ専門店で飲んだロシアンティーが美味しすぎた

某百貨店の中にバラ専門の雑貨店がありました。
バラをモチーフにした食器や文具、果ては食品などを取り扱っていたお店でした。取り扱い商品の中に「紅茶」と「ジャム」がありました。もちろんバラ由来のものです。
確か店員さんに薦められて試飲したように思います。「バラは身体に良いのよ」とか言われて飲んでみたら…これがめちゃくちゃ美味しかったんです。
人生初のロシアンティー体験。紅茶はローズティーだと思いますが、それよりも衝撃的だったのがバラジャム。「紅茶に入れるととても美味しい」と教えてくれたので、それがやりたいというだけでバラジャムを買いました。
後にヘタリアのドラマCDでジャムを入れればロシアンティーになることを知った私は、家にあったブルーベリージャムを紅茶の中に入れて飲むことが多くなったのでした。

大人になった私はせっかく買ってもらったティーポットセットの茶葉(ローズヒップティー)をダメにしたりティーバッグの恩恵に甘えたりしていましたが、自分から紅茶を淹れる機会が少なくなっていきました。
社会人の一人暮らし時代は近所のケーキ屋で紅茶を頼んでいましたが、どちらかといえばカフェオレとか頼むことが多かったですね。
ライフワークと両立できるようになった今は自室に紅茶などのドリンク類を常備しているので、いつでもティータイムに興じることができます。
(大人になるとこういったことができるんですね!)

アールグレイはストレートが一番良き(個人の感想です)

最近はアールグレイにハマっています。
紅茶葉にベルガモットの香りを付けたもので、ミルクと相性抜群なのだそうです。
今ググるまで、私はてっきり茶葉の一種だと思っていました。

現に今、私はアールグレイを飲みながら執筆をしています。
ちょうど一杯目を空けたので、二杯目を作りながらアールグレイの偏愛(地味に本題)について書いていきたいと思います。

アールグレイといえばミルクティーでよく使われている茶葉のイメージがありますよね。
ティータイムを大事にしている本場・イギリスではアールグレイミルクティーが主流です。
私を沼に陥れた午後ティーからもアールグレイミルクティーが出てきていますから、"リアルガチ大人の紅茶ミルクティー"として我々に存在感をアピールしているように思えます。

ですが私は、ストレートで飲むことをおすすめしたいんです。

アールグレイはフレーバーティー(香りを付けた紅茶)なので味の癖があります。なんというか、すっきりとした中に渋みがあるというか…後味爽やかなのに一瞬千鳥ノブがツッコんでくるというか…そんな感じの味がします。
私はそれが美味しいと思っていて、ぜひその癖を味わっていただきたいんです。

今私が飲んでいるアールグレイは198円で売られていたティーバッグなのですが、価格以上の味わいと香りが楽しめる逸品です。
(というかこれしか飲んだことがない)

癖は強めですが後味がすっきりしていてとても飲みやすいです。
香りも十二分に味わえるので鼻と口で楽しめるのが良いですよね!

その他の好きな紅茶

①リプトン

紅茶といえばリプトン。みんな大好きリプトン。スーパーやコンビニで最も見かける紅茶です。
「ティーバッグの紅茶に砂糖を入れたら午後ティーと同じ味になる現象」ではこれのイエローラベルを使っていました。

②無印良品のマサラチャイ

最近ドハマリしました。
「チャイは紅茶じゃないだろ」とお叱りをいただくかもしれませんが、れっきとしたミルクティーです。煮出し式ミルクティーとも言われますね。
粉末タイプなのに香りと味がしっかり出るのが無印クオリティ。お金に余裕があれば買っちゃいます。
note内で開かれたお茶会企画ではこれを飲みながら記事を書きました。

③午後の紅茶おいしい無糖

ドラッグストア勤務時代よく飲んでいた紅茶です。
紅茶に合う食べ物は洋食しかないと思っていましたが、この紅茶は和食によく合う味だと思います。(実際CMで宣伝していましたよね)
よく休憩時に飲んでいました。もっとドハマリすると2Lタイプを買ってグビグビ飲める代物です。
これに合う食べ物はおにぎり。コンビニおにぎりと一緒に食べてみることをおすすめします。

抹茶もいいけど紅茶もいいよね

書いていて思い出したのですが、私抹茶も好きなんですよ。

どちらも「お茶」ではありますが、紅茶はティーバッグが多く出回っているからか手軽に淹れて飲める印象が強いです。
でも私はどっちも好きです。何なら抹茶味のお菓子をお茶請けにして紅茶を飲むことも厭わないです。
それにストレートに飽きても、ジャムやはちみつなどを入れて楽しむことができますからね。豊富な飲み方があるのも沼にハマる原因になりえますから。

おうち時間が推奨されている今だから叫びます

紅茶はいいぞ!!!


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