ニーチェ「ニヒるな」編
kirakuです。
今回は
若者「どうせ私なんか…」
ニーチェ「それ、ニヒってますよ」
というお話。
ニーチェの有名な言葉で
「神は死んだ」という言葉があります。
パワーワードすぎるでしょうが。
この言葉、怖くて嫌いです。ニーチェさん。
なんだか今までの色々信じていたものが無くなるじゃないですか。
実はそれこそがニーチェの言う「神は死んだ」の意味なんです。
どいうことか。
大昔、人は説明のできないことは神によってなされたものとされてきました。
神が人を作った。
イザナミとイザナギが棒でグルグルやったら日本ができた。
ネロがルーベンスの絵を見てパトラッシュと天使たちと共に天国へ行った。
なんだかよくわからないことは神の仕業とされてきました。
でも、今はどうでしょう?
某でグルグルやって日本出来たを信じる人は少ないんじゃないかなと。
なぜか。
それは科学が進歩したから。
人間が真理を追求することで、神の仕業とされてきたものが明らかになりすぎてしまった。
だからニーチェは「信じるものを失った」という意味で神は死んだと言葉にしたそうです。
今から140年前くらいにはもうそう思われてたんですね。
信じるものを失い、何のために生きるのか意義を見出せない状態になることニヒリズムといいます。
これは神様の話だけでなく、経済が鈍化して失われた20年、最近は30年と言われる今の時代。経済成長を信じて働くのは難しいかもしれない。
ニヒリズムが蔓延していそうです。
信じるものを失って、夢も希望もございません。
なんにも信じるものもないから、生きる意味もない。楽に無難に過ごそう。
ダラダラYouTubeみよ。
だって信じるものないもん。
そういった思想になってしまった人のことを「末人」とニーチェは呼びました。
ニーチェはこの末人には絶対なるなと言っています。
僕も含め世界中の多くの人を全否定です。笑
じゃあ何を信じろってんだい。ニーチェさん。
ニーチェ「自分を信じろ、超人になれ。」
え?超人?
ある意味、選ばれ者であるスーパーサイヤ人かもしれませんが
超人です。
超人とはイメージされる通り
悟空です。笑
不屈の精神力
何事にも肯定的
高みを目指す人というイメージ。
※ニーチェは超人についてはっきりと定義づけていません。
わかりやすく言うと悟空目指せ、という事。
ニヒリズムが蔓延すると、誰もが挑戦しなくなる。挑戦しないと誰もが楽に流されてしまう。経済が回らなくなる。だからこそ一人一人が超人目指そうぜ、ということ。
じゃあどうやったら超人になれるんですか?
クリリンが殺された事を思えばいいんですか?
超人へのなり方は長くなりそうなのでまた次回にしましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
次回も見てくださいね。それでは^^