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本屋さんとわたし(未来のわたしとの交換日記7.22)

久米田康治先生の「かくしごと」12巻! 手に入れました。 新刊は、気づけば少し前(7/17)に出ていたらしい。 その頃は忙しかったし、結果、今日が最速なのだけど、あまりにもふわっと、新刊発売に気づいたのでびっくりしている。ただ言えることは、とにかく、今日、新刊の発売に気づけてよかったということ。 気づかなければ、まだ見れていなかった。よかった。ホッと一息付いている。
本屋に行くのが趣味だった時期はだいぶ前に終わりを迎えた。 紙で買う漫画もまだまだありますけれど、電子書籍に移行して数年が経った。青春期から買い続けているもの、そのシリーズ、その作家など、一定のルールが自分の中にあって、まだ紙の書籍を買うものもあるけれど、大半が電子書籍での所有になった。 電子書籍の出始めの頃は、紙の手触りがいいんだとか、紙の匂いがいいのだとか、パッと見返せるとことや並べておけるところがいいとかゴモゴモ言っていたわたしも、 災害で、本はダメになってしまうかもしれないとか、出張先にも電子書籍なら持っていけるとか、電車の中・家・お風呂といろんなところで続きを読める便利さとか、そういうところには勝てず、移行している。 移行してしまえば、その便利さには抗えず、限定のグッズやペーパーに心が揺れるけど、その辺は最初から情報を入れないことで、知らない、見ないことにして、変わらずに楽しんでいる。
新しい漫画に出会うのには、大きな問題はそこまで感じていません。でも、電子書籍にしてからずっと困っているのは、続刊を楽しみにしているはずなのに、新刊の情報がうまいこと入ってこないという悲しみ。 ツイッターもほぼ卒業してしまっているので、ツイッター情報で新刊発売を知ることもなくなってしまったし、何より、最近「趣味の友達」が年齢もあってかタンと減ってしまったことに改めて気づいた。さみしい。 「紙の書籍を買う」のをやめて、本屋に行く回数がすごく減った。 昔は、電車の帰り、乗り換えの本屋や、最寄りの本屋へ必ず立ち寄り、書店員さんの言葉で本を買ったり、並べ方のくせの中で、お勧めを探ったり、発売日の山から、ジャケ買いをしたりしていた。 でも、電子書籍で買うようになってから、本屋に行くというより、携帯の中で探す、前に買った買い物履歴から選ばれた本を見る回数が増えた。 確かにハズレは少ないけれど、本当の意味での新しい出会いが減った気がする。 好きを約束された出会いが溢れている感じだ。 近未来的だなと思うけど、それはとても、さみしいし、つまらない気がした。 今でも本屋には行く。行かないわけではない。 本屋で買うことは、少なくなったけれど、それでも行く機会はある。調べ物は、本屋と、図書館でするのも楽しいから。 それに、すぐに電子書籍にならない本はまだたくさんあるし、電子書籍で買うためのリサーチも含めて、流行りを知るためにも本屋には、月に1回は行くようにしている。 近所の小さい書店が潰れ、ツタヤなどの大きな書店しか無くなってきてしまった。悪くないけど、あの小さい書店の空気と、店長の趣味が出る取り扱いの幅、飾り方、けだるそうに座るレジ(全ての店がそうではないけどね)見るの好きだったんだけどな。 大きな書店の良さもある。本以外のものが置いてあったり、多ジャンル置いてあって、いろんなところに手が伸びる感覚。たくさんの人がいるけど、本好きが集まっているからか、耳ごごちがいいと感じてしまう話し声。 コロナもあって出歩いていないのが大きいけど、本屋での、予期せぬ出会いや、情報のシャワー、楽しい空間、心地よい静寂、を結構長い間感じていない気がする。 なんだかさみしいなぁ。 いろんなサイトで売っている電子書籍。サイトによっては、新刊のお知らせのポップが出るけど、そうでないのもあるわけで…(わたしが表示のさせ方を知らないだけ?)なんか、うまいこと自分のものに、いまいちできていなくてたまにもやっとしています。 またいつか、本は紙じゃないとね!のターンは来るのかしら? 本屋に行くのはやめたくないな。 本屋は続いて欲しい。そうすると、本屋さんの売り上げがないと、本屋は続かないから、紙の本を増やすことになるわけで…考えてしまいますね。 皆さんは、紙派ですか?電子書籍はですか?理由とか、メリットデメリット、教えてくれたら嬉しいです。
未来のわたしさま、今日のわたしが持っている本は、減っていませんか?まだ、たくさん隠し持っていますか?
未来のわたしとの交換日記 7月22日のわたしより

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