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夏とアレルギーとわたし(未来のわたしとの交換日記6.14)

「図太い」とよくいわれるわたしですが、そう「お芝居」をしているだけでとても繊細です。(信じてもらえないけど)わりと気にするし、自信はないし、すぐ黙るし、ほんと、めんどくさいやつです。
いい人だとか、いつも笑顔ですねとか、言っていただくけど、鋭い方にはいつもバレる。「たまに冷たい目をしてる」「さっき感情のない顔をしていた」とか…笑
これは、その方が鋭いのか…みんな気付いてるけど、言わない優しさなのか…ちょっとまだわからないですけど…笑

今日はざっくりいうと、「アレルギーとわたし」なお話です。病気自慢なつもりはないですが、かわいそうアピールではなく、頑張ってますアピールなので、さらっと読んでください。笑

夏と湿疹(日光アレルギー持ちの受難)

心が繊細なわたしは、肌も繊細です。そんなこと言う割に、化粧水も美容液もやりませんけど(アラサーの衝撃発言。自慢ではなく、ズボラなのと、ぺたぺたする感じが嫌いなのでやらないという、ただの手抜きです)。顔も含めた、乾燥肌の保湿的な話も苦手です…
そう。まぁ、これはお顔の話ではないのです。いや、顔もあるけど、基本的には全身の話です。夏になり、日々湿疹と闘っています。
いわゆる日光アレルギーや紫外線アレルギーとよばれるアレルギー持ちです。幼少期より、海やプールに行くと、その日のうちに全身の皮がめくれ、熱が出る体質でした。夕方泣きながら水分を取り、寝返りも打てぬまま布団に横たわって倒れていました。この記憶で、いまだに海は嫌いです。遮るもののある川でお願いしたい!海は、キライです。ベタベタするし…

話がそれました。
わたしの場合、大人になってからは、ただ熱が出るというより、ひどい頭痛や怠さを伴ったり、目に見えるところでは部分的に湿疹としてブツブツや赤みを帯びたり、ひどいと帯状疱疹のようなものが出ました。痒み、ひりつき痛みと、肌の熱との戦いです。それを回避するためにと、真夏でも、ひどい汗っかきなのに長袖を着ます。体育の授業終わりが、シャワー浴びたのかな?というほど、髪の毛がびしょびしょになるのに、長袖という厚着で対応です…。
その日の体調にもよりますが、数分でも日光に当たってしまったが故に湿疹が出る時、30分以上影もないままでいた時と…と、自分の中で、今日は気をつけなきゃ…はあっても、「このラインを超えたらヤバイ」がないので、日々闘いです。
アレルギー反応の出方の酷さも日によって違うので、見た目でヤバい(湿疹で見るからにひどい)ときと、頭痛などの内面的な症状で見た目にわからない時の差も激しいです。体調ひどい時は、横になってもしんどいですが、見た目に出ないのでと勝手に我慢して悪化したりもします。低気圧偏頭痛や、自律神経の波に当たってしまった時はもう最低です…
プライベートなら、めんどくさがって家で寝ていればいいですが、仕事はそうも行かないので、徹底UVカット。夏だけ美容ババァの誕生です。
日除けの帽子、サングラス、顔半分から首までを覆えるマスク、半袖の場合は日除けのアームバンドもしくはUVカットのパーカー(気温に合わせて選びます)、靴下嫌いですが、ズボンから足首が出ないよう長めの靴下も履きます。夕方用のビタミンC、体が火照ったとき用の冷水の確保も忘れては行けません。そこに日傘。どこの大女優かとの周りの目線も気にせず、怖いアレルギー反応に備えて自己防衛です。

はやく、花粉症の人のマスクとゴーグル、それに薬くらい、世の中に知識として浸透してほしい。そんな思いもあり、めんどくさがられてもイチからアレルギーを説明した時期もあったので、わりと周りが最近は優しく見守ってくれているし、新しく出会った方に、笑いを交えて説明してくださったり、その機会をいただいたりすることもあるので、人に言うのはとても大切だなと思っています。
もう一つの寒暖差アレルギーに関しても、口に出して説明してるので、相手の気分を悪くするタイミングも減りました。
寒暖差アレルギーは、1日の中の寒暖差が激しかったときに、
わたしの場合は、くしゃみが止まらなくなったり顔まわりや目、耳や首の内部(感覚)が痒くなったりします。まぁ、とにかくくしゃみが止まらなくなります。しかも花粉の季節とは微妙に違うので周りからの、「風邪だと?」「帰れー病院ー」の優しい声が飛び交うものの、自分はアレルギーだからそろそろ治るし大丈夫と思えている温度差もあり、いたたまれなくなります。
こちらも、アレルギーを公言して、「かわいそうな私」をおちゃらけアピールして認知度アップし、めんどくささは回避しています。

まぁ何が言いたいかというと、アレルギーと共にある期間の私には優しくしてもらいたいし、同じように人にも優しくしたい。
そして何より、見えない形で、アレルギーと闘う人はたくさんいるので、「そんなにシミが怖いんですか?」とか言わずに、「暑くないですか?」という心配で流して欲しい。

お芝居をするわたし

女はみんな女優、なんていう言葉もありますけど、
人は誰しもどこかで芝居してますよね。
それが人の書いた脚本で演出のある芝居(プロの俳優)なのか、自分で脚本や設定を描いて演出までしているアドリブオンリーのお芝居なのかの違いです。雲泥の差がありますけど、芝居をしているという一コマ、事実には変わりありません。いわゆるキャラ作りを頑張れば、自分であり、自分であるキャラを演じ続けることになります。
仕事中のわたしは、もちろん80%くらい(気持ちの上で)は、本来のわたしです。わたしの意見で自分を動かしてます。もちろん。ただ、どこかたまに寂しくなります。
これは誰に求められた、わたしなのだろうかと。
80%という高水準なのは、結局10年以上仕事を続けてきた中で「求められてきたわたし」は、わたしと一緒に成長し続けてしまったので、結果、わたしなのです。仕事中のわたし。なんなら芸名「(仕事中の)わたし」なのです。しかも、プライベートで交流のある方も、仕事を通した方が95%以上なので、結局プライベートの大部分も芸名での私な気がしてますが、そうありたい、そう見せたいと思う自分も、自分である。ありたい。そんな感じです。

強く見せるのは、自分が弱いからだし、
強くいたいから、そう見せてるだけ、
みんなウサギちゃんですよ。

アレルギーに負けまいとする私も、
仕事場で自分のテリトリーを広げる自分も、
家に帰ってきてソファーで丸くなってる私も
お風呂で汗だくになりながら記事を書く私も、
全部私。

仕事用の私、私だけの私、友達との私、家族との私、noteでの私。
まぁ、みんな違ってみんないいって話なのかな?(違うな)

アレルギーとわたし

アレルギーは、自分で持ってるとわかりますが、勝てるものではないです。時間が解決したり、薬で弱めることはできても、その場で勝てても、1日の終わりには勝てていません。(無理してるからね)
勝とう、ではなく、負けないわたしでいたいと思う。
だから、ちょっと強めの、批判にもとれる言葉ではなくて、
優しい心配の言葉をかけて欲しい。
汚いとか、見てていたいとか、そういうのでなく
厚着で辛そうとか、くしゃみ疲れるよねくらいでいいのです。
なんか、弱ってる時には、こんな言葉が?ってのが刺さって痛いので、
かわいそう…ではない、あなたの持つ優しさで、辛いねって言って欲しいです。
それが、負けないでいられる、わたしへの応援になります。


未来のわたし、
アレルギーとは共存してますか?
今日も楽しいですか?

未来のわたしとの交換日記
2020年6月14日(日)のわたし

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