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物部守屋をすこれ!

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2023年7月の記事一覧

古代の姿を残す亀井堂石垣

古代の姿を残す亀井堂石垣

普通は見ない亀井堂の石垣。この石垣の素朴でいて強固な姿に気がついて、亀井水の歴史への確信がうまれました。

短歌を読めば、創建時から平安時代末までお堂はなかった。すると、この石垣は亀井水の重要な構成要素となります。

そこから、亀井水の幾何学的設計の意図が分析できる。

石垣の上から見下ろすと、どうなるか。
東の朝の太陽を礼拝する水鏡。

聖徳太子信仰のなかで、幼児の姿である南無太子像は重視されて

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「裏」タケミナカタ神話「裏」①日本神話は日本の神話ではない

「裏」タケミナカタ神話「裏」①日本神話は日本の神話ではない

▼はじめに今回からタケミナカタ神話の裏側を覗いていきたいと思います。

そのために第一回目は「そもそも日本神話とは何なのか」という点から「鎖」を解いていこうとおもいます。

おそらく否定したくなる方もいるであろう内容となっています。
それでも目を背けずに見ていただけると幸いです。

※下記の記事は「表」になります。「表」を見なくてもわかるようにこの記事以降の「裏」を書いていくつもりですが私個人とし

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「裏」タケミナカタ神話「裏」②伊勢津彦と[氏]という鎖

「裏」タケミナカタ神話「裏」②伊勢津彦と[氏]という鎖


▼はじめに
タケミナカタ神話の裏側を覗いていくシリーズ、第ニ回目はタケミナカタと同一視されることもある「伊勢津彦神(イセツヒコノカミ)」という存在についてフォーカスしていき、その中で~氏、~族という「鎖」も解いていけたらと考えています

※第一回はこちらから。

※下記の記事は「表」になります。「表」を見なくてもわかるようにこの記事以降の「裏」を書いていくつもりですが私個人としては見ていただくこ

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グノーシス主義の基礎理解〜光は貴方の中に、けれども… 〜

グノーシス主義の基礎理解〜光は貴方の中に、けれども… 〜

▼はじめにグノーシス派についてまずは知ろうと写真の本(タイトル画 ナグハマディ写本 初期キリスト教の正統と異端 エレーネ・ペイゲルス)を読んでみました。

ナグハマディ写本というのは1945年に発見され、すったもんだあった末に一般にも少しづつ広まってきたグノーシス側の聖書みたいなものです。
ナグハマディが発見されるまでグノーシス派の主張は正統キリスト教からの批判を通してしか見えなかった、とのこ

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