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SNSは見栄と嘘ばかり

結婚相談所を開業している方のSNS。

沢山「旦那のおかげで云々」「労わり合うって大事」みたいに旦那さんとの良い時間をはじめ、結婚生活の順風満帆さを綴り、その上で「そんな幸せな結婚に向けて皆さんをサポートしてまいります」みたいな言葉を添えてあることが多い。

自分の夫婦生活が商売道具なのだから、それはそうだと思う。

友達が結婚相談所探しをしていて一緒にいろんなHPやSNSを見ていた時は「おお、アピール強いな」みたいに思うことはあっても、それが売り込むことだもんな、としか思わなかったし、そういう自己顕示を強く持っている方の多い世界であることは理解していた。


驚くべきことだけれど、私に告白してきて一線を越えてきた
その旦那の奥さんも結婚相談所を開業していた。

私の旦那がそのHPなどを教えてくれたので、実際にそのSNSを覗いてみたら、やはり同じように旦那さんとの出来事が明るく書いてあった。


…貴方の旦那さん言っていたよ。

「家があまりに窮屈が多くて離婚も考えてた」
「いい旦那をしていると思う」
「家事は分担していてちゃんと約束守っている」

「奥さんに子供が欲しいと言われて子作りを始めた」
「なかなか出来なくて自分の限界で『やめたい』と言ったら、喧嘩になって、その直後に子供が出来てしまった」

「奥さんが提案した名前が○○さん(私)に似てた。
どうしようと思ったから、俺の好きな女優さんから名前を取った」

「俺は〇〇と1番一緒にいたいから
何が何でもこの状況を守りたい」


…SNSを見てしまって、改めて現実は残酷だと思った。

そこからしばらく、その旦那は私にずっと言い寄っていたのだから。

結婚相談所の開業もして子供も生まれ、外から見たら女性として輝かしいキャリアの裏で、旦那が他の女性に向かっていたのだから。
よりによって開業のジャンルが結婚相談所の奥さんがいるのに…。


いざ私の旦那があなたの旦那に怒りをぶつけたら、
会社を守るためだと思うが、ものすごい早く動き始めた奥さん。

その動きの早さを見て、私の旦那は言っていた。

「そうやって旦那と向き合うフリしかしないからそうなってるんだろ」
「こっち側に矛先を向ける前に、てめぇの旦那をちゃんと見ろよ」と。

…それに関しては、私の旦那の言う通りだと思った。


今はもう通常運行のように、
そのSNSは更新がまた再開し始めたと私の旦那が言っていた。

「すでに旦那の話も投稿内に出てきてたよ。
一緒に○○行った的な感じで幸せ口調だったよ。
嘘ばっか、見栄ばっか、自己顕示欲の塊」と。

私の旦那は怒り混じり、呆れ混じりにそう言っていた。

そしてぼやいた。
「この旦那、また他の女のところに心移りするよ」と。


嘘ばかりのSNS。
誰が悪いとかそういう訳でもないし、いけないとも思わないけど、
やっぱりそういう世界なのだと実感を持つ。
こちらが見極めなければいけないという視点の大切さも。

私も過去にのSNS詮索されたことがあり、
それには何度も苦しめられたから、
逆に身バレしない大切さも分かるので、
すべての嘘そのものが悪いとも思わない。

ただ、嘘ばかりの世界であることは、
どんな種類のアカウントにしても
認識として持っておかないといけないなと感じた。


私はただ、そんな残酷な現実を目の前で見た今、
誰かを非難したり、攻撃したいのではない。

すべてを反面教師に変えて、心穏やかにありたいだけ。


残酷過ぎる嘘も、見栄っ張りの過ぎる嘘も、もうたくさん。

潔く柔く、そう生きていたい。

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