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発達凹凸育児。やめて生活の質が上がったこと3選

こんにちは^^
小林ふみこ(臨床心理士・マインドフルネス)です。

今回は、発達凹凸っ子と幸せに暮らすために「やめてよかったこと」。

生きにくそうな我が子にできる限り「やってあげたい!」
育児の+αが多くなりがちだが、いまいち効果は感じられず、物理的・精神的にもすり減って疲れてしまう。

そんなお悩みを持った方の参考になったらうれしいです。



それでは、やめて生活の質があがった3選をお届けいたします。

①子育てhow-to本やネット情報をみること


以前は
休憩タイム=スマホタイム=情報収集の時間でした。

癇癪への対応の手順。
ネットで上手に対応される体験談。
空き時間に見る癖がついていました。

が、結局、

そのとおり真似しても、うまくいかず落ち込むパターン。
専門家なのに…とさらに自信喪失パターン。

私と子どもの生身のやりとりで正解はなくて、
そのつど、試行錯誤するひつようがあるんですよね。

ただ、待つ時間も大事だったりする。

本当にどうしたらいいのか分からなくなったら
お医者さんや療育スタッフさんなどに話して
客観的に捉えてもらうことにしています。

悩む時間が減るので、
休み時間は
ほんとうに私の休む時間
になりました。

②パパに私と同じ対応をしてもらうこと


一貫した対応が大事。
きいたことありますよね。
私も独身時代、療育で保護者さんにお伝えしていました…。

でも

療育現場などで、
センス・意欲・知識がある人同士だから
一貫した対応ができるんです。

子どもの非言語コミュニケーションがよく分からん。
なんなら大人とのコミュニケーションも不器用。
人より物に興味がある。みたいなパパに、

私と同様のコミュニケーションを
子どもに求めても、難しすぎるわけです。

あるとき、

パパに
「それは私が確定申告を今すぐ早くしなさい」と
言われるようなものだ。

と言われて、「はっ、それは無理だ」と確信しました。

人はコントロールできません。
向き不向きがあることを前提に、

「どならない」の最低限のルール
子どもと付き合ってもらうようにしています。

子どもも社会で色々な人と付き合います。
安心できる家族内で、色々な人と付き合う練習ができる。
人の多様性を体感するよい機会と考える。

パパへのイライラが格段に減りました。

③体調不良なのに子どもの遊びにつきあうこと


②は他者との一貫性
③自分自身の一貫性。

わたし自身も、自分の体調や気持ちで
対応が変わらぬよう、できるだけ一貫した関わりを頑張っていました。

が、

無理なのです。

遊びにつきあいながら
「あーしんどい」
「あーつらい」
「あーつまんない」

こんな本音を持ちながら遊んでも
子どもはつまらないので、どんどんエスカレート。

それに、母はいつでも遊んでくれるもの。
パターンが刷り込まれて、
本当に体調不良でダウンしているときも
泣きわめかれる。

人には心身の波があって労わるべきものだと
体験的に学べないわけです。

「HPは5%なので横になります」
「心が疲れてがんばりすぎると涙が出そうなので一人になりたい」

必ずしも分かってくれるとは限りません。
でも、具体的に状況を伝えて、母が休むようになってから
「ゆっくりやすんでいいよ」と言ってくれるようになりました。

休むことが合法化された!

まとめ


発達凹凸っ子育児は、頑張った分だけきっちり報われることが少ない。
ママ自身、いかに心と体の休息をとれるかが大事です。
だからこそ、やらなくていいことを見つけるのが大事です。

①子育てhow-to本やネット情報をみること
②パパに私と同じ対応をしてもらうこと
③体調不良なのに子どもの遊びにつきあうこと

ぜひ、取り入れてみてくださいね。


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