kinologue(キノローグ)
独立系配給者として想う映画配給について綴っています。
映画(kino)を観て対話(dialogue)するワークショップ・プロジェクト=kinologueの活動記録です。
SNSではカンヌに「森、道、市場」に逗子の花火、リアルではクリーニングデイ(TOP画像=フィンランドも良い天気で屋外フリーマーケットが活況!マイヤ・イソラのデザインばかりで眩しい〜@huismuggallery のインスタより)とお祭り騒ぎが多かった今週。こうしているうちに5月も終わっていく。 カンヌは役所広司さんの主演男優賞(カンヌはまだ男女分けあるのね)と『怪物』の脚本賞(坂元裕二ドラマ好きとしては感無量)という日本映画にはとても良い形で終わった。韓国勢がコンペにいなか
花も葉もフォルムが愛おしいナスタチウムが咲くと、初夏を感じる。映画業界の多くはきっとカンヌで感じているはずだけど。今年からカンヌ出張復活の方も多く、熾烈な競争がきっと展開されているのだろうなぁ。ま、こちらはのんびりいきましょ。今月はとにかく来客が多く、昨日でやっとおもてなし月間終了。来客があると家をきれいにせざるを得ないのが良いところ。 kinologueの1本目配給作品『365日のシンプルライフ』と一緒にフィンランドから持って来たクリーニングデイが今年で10年目になる。
連休が明け、「連休があるから」と先延ばしにしていた件が色々降ってきた今週、どうしてもカレーじゃなきゃ!という日があった。それもスパイスカレーとかインドカレーじゃない欧風カレーモード。次の目的地があるエリアで30分くらいで食べられるところを探す。そして出会ったチキンカレー。コクはあるけど、辛さも甘さもないあまり感じない不思議な味だった。隣のおばちゃんがカレーではなくハンバーグ定食を頼んで、ライスに塩をふり続けた挙句、全く食べ始めないのが気になって仕方なかったからか。このままだと
このnote、ずっと下書きに置きっぱなしだったのを発見!こちらももうすぐ1年になるというタイミングだけれど(苦笑)、とりあえずアップーー! 今回は、日本生活学会第49回大会(2022年6月11日)の公開公演「生活とアート」の企画にお招きいただいたが、実は学会員でもある。これまでリアルで1回、オンラインで1回、研究発表大会で発表した。生活にまつわること全てを受けとめてくれる懐の深い学会なのだ。 田中優子先生の興味深い江戸の生活道具に関する基調講演の後、3つの会場に分かれた。
連休後半もあっという間に終わった。当初後半はずっと雨と言われていたけど、関東で雨はほぼ日曜だけで、飯能のメッツァでのフィンランド映画野外上映も無事開催された。kinologue配給作品では『ファブリックの女王』と『劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション』の2本を上映。どちらも満席だったとか。『マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン』上映中に『ファブリックの女王』が上映されたのは嬉しいこと。スクリーンに映るアルミの台詞、これがマリメッコなのだと思わせてグッとくる。
再始動(2)は「次回へつづく」で終わっており、つづきがまさか1年後になるとは自分でも呆れる(笑)。しかし(2)の最後に書いた「#02の発送作業地獄」は本当に地獄で、一度始めたらやり通す信条が揺らぎそうになるくらい、酷かった。(2)を書いた1年後の今日、また同じ作業をしていたので、#02を制作・販売したこの1年を振り返ってみることにする。 3種類の本の発売日を5/11に決め、その10-14日前に倉庫へ搬入するとネット書店も発売日から販売可能になるということで、連休前に出荷する
気づくとGWに突入、そして4月が終わろうとしている。3月よりはずっと恵まれていた4月の終わりは、美味しいものを食べ続けた。中でもこのサンドイッチが秀逸。滋味あふれるパンに出会って幸せな週末だった。 去年の今頃は何をやっていたかというと、『〈主婦〉の学校』AFTERBOOKの搬入作業をしていた。下記マガジンにその顛末について書くつもりだったが、自分でもびっくりするほど精魂尽き果て、書く気力も失せたのだった。 そして1年が経ち、初版特典にしていたオンライン配信視聴期限が4月末
日曜中のアップは出来なかったが、やっと復活!週1note。最近は『あまちゃん』のおかげで早起きが続けられ、花粉も下火になったようで体調良好。今週の『マイヤ・イソラ〜』のローカル興行も良い感じだった(熊本のトークイベントにご参加頂いた皆さま、ありがとうございました!)。3年目の非常勤授業の形式や資料をリニューアルすることにしたので、今週前半はその作業に追われて新学期感丸出し。そんな中、最後のあまおうを堪能♪ どーでもいいことだが、パフェが食べ切れない。なので、デニーズのちょこ
ひと月分を雑にまとめた前回から、週1note復活!といきたかったが、一度なくなってしまった習慣はなかなか取り戻せないもの、、、でも備忘録はやっぱり大事。ということで、とりあえず半月ちょっと分を超ロングにおまとめ。 全国順次公開中の『マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン』。kinologue配給作品全てを上映して頂いている神戸・元町映画館にて4/2にマリメッコ古着市で全国的にも有名なマルカ大垣さんのトークイベントが開催されることに。「何かやりましょうよ!」のムチャぶりにいつ
気づくと投稿しないまま終わりそうだった3月。「このままだと25ヶ月連続投稿が途切れますよ」とnoteからご忠告が。確かにそれはもったいない。いつの間にか2年以上も続けていたのか。2023年も1/4が終わろうとしている。すっかり週1ルーティンから姿を消していたnoteもそろそろ復活しとかないと、記憶も記録も残らないまま2023年が終わってまう、、、久しぶりに来た大学キャンパスの桜も散り始めていた。今年は桜までも早すぎるよ。 3/3から公開が始まった『マイヤ・イソラ 旅から生ま
余寒お見舞い申し上げます。「寒中お見舞い」を逃してしまい、年賀状の返事をどうしたら、、、と思っていたら「余寒お見舞い」というのがあるのを知る。まだ寒いうちに急がねば!いつの間にか咲いていた我が家の梅が、すでに満開になっていた今週、ぐちゃぐちゃになっていた糸が少しずつ解けてきたような気も。「今週」のうちにアップできたのも、その証拠のひとつ。そして思いがけない出会いや再会もあって、梅の香りと共に心に刻まれた。 そうそう、今週いちばん自分を誉めたのは、2ヶ月放置していた運転免許更新
もうこんなことなら2週間に1回にすればいいんじゃない?という心の声が抑えきれないものの、意味のない悪あがきで今回も先週と今週をおまとめ。今年4本目にして2回目のおまとめ、、、2回に1回とハイペース。危うすぎる。 この2週間、またも記憶がないくらい濃い日々。そうそう1月末は非常勤の採点簿(これが確定申告同様、毎回やり方を忘れている)や6月の学会の報告書提出にも追われていたが、もはや懐かしいレベル。あとはとにかく、2/2-5の来日プロモーションとパンフレット制作に全精力を費やして
またも"今週"を逃してしまったので、もはや潔く先週のことを語ろうw 早くも1月の終わりが見えてきた先週は学期末でもあった。非常勤授業はテストをやらずに補講。この半年、映画を観て対話する授業をやってきた。映画に全く興味がないのに授業にちゃんと来ていた学生、積極的に発言するのでそういうタイプかと思っていたら「いつもは違うんです」という学生、ハッピーエンドなオススメ映画を聞いてくる学生とホントに色々だった。映画を通じて他者を知ったり自分を知ったり、そんなきっかけになっていたら、それ
2023年になってまだ2本目だというのに、早くも1週飛ばした💦 早過ぎるだろ。ほぼ自分の備忘録なので特に何の影響もないけれど、やはり書けなかったことは凹む。年賀期間を過ぎても、年賀状の返事を1枚も書いてないというのも酷い。こんな不義理も人生初か。先週から大学院の授業や非常勤も始まり、既に先週何をやっていたのか思い出せないくらいだけど、2週分をまとめて取り返す!ま、誰にも頼まれていないけれどね。 連休明けに『ドリーム・ホース』の週末の成績を聞き、配給会社の目標をクリアしたそう
穏やかな年末年始があっという間に終わり(今年1本目の映画は『アザー・ミュージック』。博論研究的にとても興味深かった!)、6日(金)は宣伝プロデューサーを受託した『ドリーム・ホース』公開初日。年末に買った日めくりカレンダーに勇気づけられて劇場に向かう。 金曜朝10時の新宿ピカデリーは結構な賑わいで驚く。そうか、まだ冬休みだもんなぁ。『ドリーム・ホース』のお客さまは男性多め、年齢層ちょい高め、1人が多い。金曜だしね。とりあえず打ち込み(初回来場数)の目標クリアということでまずま
明けましておめでとうございます。年末も書いたので、躊躇ったものの、いやいや、ここは新年を気持ちよく迎えたということで書いときましょ。ま、もう2日ですけどね。 先週が忙殺のピークだったので、今週はこぼれ落ちていたものを拾い集める作業と仕事納めまでの追い込み。しかし何度連絡しても返事がない人もいて、もう休みモードか、と諦める。今年やれることは全てやったのか?と、問いかけると凹むばかりでやめることにした。そして終わりゆく2022年。2023年は久しぶりに宣伝受託したお正月映画『ドリ