先週のkinologue 【7/1-7】
丈夫なアガパンサスも弱り気味な梅雨明け前からの猛暑の先週、冷房のない自室での作業に限界がきた。熱中症一歩手前。コワーキングを借りたのも、こんな日が来ると思っていたからだが、これからは日参することになるなぁ。そんな日のお供は、行く途中にあるセブンのダブルベリーヨーグルトスムージー。学会のランチタイムで教えて貰って以来、だいぶハマっている。
現在、インタビュー調査真っ最中。先週は業界の先輩からたっぷりと。ちょこちょこ会ってはいたものの、ちゃんと話を聞くのはほぼ初めてで、研究のために協力して貰ったとはいえ、共に色々と振り返ることができて有難い機会だった。インタビューを重ねるごとに、ちゃんと論文にしなきゃいかんと気が引き締まる。そして、先週は久しぶりに映画を数本見た。連載原稿の締め切りが迫っていることもあって、コワーキングの会議室を借りて見たりも。グッドアイディア。映画館では『あんのこと』。今、旬の女優・河合優実主演、山中瑤子監督の新作も控えているので、観ておくべきかなと思った。彼女の繊細な表情や憑依型の演技は素晴らしいけど、映画としては正直そこまでではなかった。結構ヒットしていると聞いていたので、期待値高すぎたのかも。売春を強いる毒親(最初、韓国の女優かと思った河井青葉はすごかった!「ママ〜」と娘を呼ぶのもホント怖い)のDVにも耐え、信頼できる人たちを得て立ち直りかけてきたときに起こったコロナ禍。微かな希望も奪われ、絶望へと追い込まれていく姿は、忘れかけていたコロナ禍のリアルを思い起こさせたが、「あん」以外の人物、トライアングルとなっている刑事・佐藤二朗も記者・稲垣吾郎もあまり魅力的じゃない。稲垣吾郎は『燕は戻ってこない』での「俺は悪くない」的な演技がうまかったから、脚本の問題か?肝心なところであっさりしているというか、もうちょっとなんとかなった気がする。入江監督の最近の作品は見てなかったので、少し見てみようか。今年も半分終わったけど、期待を裏切らなかった邦画は何本あったかなー。
今月で春開催が終わる「マイヤ・イソラと旅する『マリメッコ古着市』」。神戸のマルカさんとのコラボ企画で、マリメッコ古着市を開催する北欧雑貨店のうち3会場で『マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン』を上映して貰うことに。上映に慣れている会場は珍しく、皆さん、手探りで場を作ってくださったが、やはりモノだけじゃない交流が生まれているようで良かった。マリメッコではウニッコの新作ラッシュが例年以上にすざましい勢いで続いているが、「マイヤ・イソラと旅する手帖」のカバーと新作が被ったのは驚き。こちらは映画の素材として製作者が数年前に送ってきたものだから、たまたまなのだろうけど。10月以降に続く秋開催でも上映を行う予定。久しぶりに東京でも。本編視聴がついた書籍初版の在庫を秋開催で売り切るのが目標!
円安の勢いとまらず、ついにユーロが173円。9月の滞在先も迷っている間にどんどん高くなっている。ひー。下がっていく気配がないので、そろそろ決めどきか。本当に輸入業冬の時代はいつまで続くのか。。。
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