先ず、やるべきこと

新たな部署での慌ただしい1か月が過ぎ、
古参の先輩方に振って頂いた、
お取引き先に対する日々の業務をこなし、

部署のマネジメントについては
どこから手を付けるべきか、考える。


先ずは、情報収集と情報の分析。

部署内のメンバーを、今一度、見てみる。

50代の3人はどうか。

前ゼネラルマネージャー・・・一癖あり、古い考えに固執する傾向があり、かなり保守的。

前マネージャー・・・古い手法について疑問を持つ部分もあるが、基本的には上席者の方針に基づいて行動。

50代営業職・・・古い手法しか手立てがわからず、売上が厳しくなっていることは認識しても、行動を変えられない。

60代の方はどうか。

60代営業職・・・現状に危機感を抱くが、定年を過ぎて嘱託契約へ移行したため、最低限の業務は行うが、それ以上のことはしない。

40代事務の方・・・何十年と反復してきた、事務作業は丁寧確実にこなすが、予定外の仕事が入ると混乱する。また新しいことには抵抗感を抱く。


そして、最後に

20代営業職・・・現状に満足せず、今までの手法ではこの先通用しなくなる、と思っている。考え方に柔軟性があり、忍耐力もある。


部署を、ひとつのチームとして見ると
チームの方向性と価値基準は、
監督であるマネージャー(管理職)が決める。

ただ、チームの雰囲気や
士気(やる気・モチベーション)は

チームを構成する
メンバーの雰囲気
によって決まる。


だからこそ、次に何をすべきか。

それは、

わたし自身の考えを理解してくれる、
同調者(味方・シンパ)
をつくる。

そして、同調者を増やし、

チームの多数派を、形成する。


さて、このメンバーの中で
誰からどのように
着手すべきか。



マネージャーを拝命し、
リーダーを任されたとは言っても

最初にすべきことは
指示命令ではないのです。


最後までお読み頂き、ありがとうございます。

マネジメントでお悩みの方、
管理職になって日が浅い方、
上司の考えに「?」と思っている方、
カッチカチに古い体制の会社に疑問を持たれている方、
などなど。

お仕事でそんなお悩みを持たれている方に向けて
発信していきたいと思います。

 きのした


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?