『生まれかわりのポオ』著者・森絵都さんサイン会が開催されました
「生きものには、それぞれ、神さまからもらった時間があるんだよ。」
ペットと暮らす日常は、かけがえのないもの。朝起きてから寝るまで、まさに家族の一員として過ごしてきた大切なペットが亡くなったときの喪失感は、言葉にできないほどつらく、苦しいものです。
このお話の主人公、9歳の男の子ルイも、赤ちゃんの時から一緒だった愛する猫を失い、深い悲しみに包まれます。そんな彼に寄り添う「物語」とは……。
直木賞作家・森絵都さんが贈る渾身の感動作! 転生の物語『生まれかわりのポオ』。2022年6月12日(日)紀伊國屋書店 新宿本店にてサイン会が開催されました。
サイン会会場は2階。開始前からたくさんのお客様がお並びくださいました。
「中学生のころ『カラフル』を読んでから、ずっとファンです」という青年や、お母さんの後ろでもじもじしながら、「…好きな食べ物は何ですか?」と質問する男の子、「原稿はパソコンですか?手書きですか?」と聞く女の子など、幅広い年齢層のお客様1人ひとりと、丁寧にお話しながらサインする絵都さん。きっとご参加いただいたみなさまにとって、とびきりスペシャルな1日になったことでしょう。
物語の力を信じるすべての方に味わっていただきたい作品、『生まれかわりのポオ』。ぜひ書店でお手にとってご覧ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?