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きんくま 4月18日~4月22日 損益実績と投資戦略

こんにちは、きんくまです( @KINKUMACH
様々な記事がある中、きんくま週次報告をご覧いただきありがとうございます。

(はじめに)この記事は、+750万円以上の利益を確保した投資手法と、今後の投資戦略についての記事になります。
指数系(インデックス)投資・商品(コモディティ)、個別株(米国株・中国株)を取り扱っています。ぜひとも最後までご覧になってください。

さて、4月18日~4月22日の損益実績は-1,130,320円となりました!
累計すると+6,890,652円となります。(含み損益込みで+7,560,452円)
取引履歴と全てと損益グラフは以下のような形となります。

損益推移一覧
損益推移一覧(グラフ)

月曜日に天然ガスが爆上げして、ガチ瀕死の状態に近づきました(´;ω;`)
しかし!終わってみると月曜日オ-プン7.3ドル→高値8.0ドル→金曜日クローズ6.6ドルと高値から18%ダウンしたところでフィニッシュ!
1週間の評価益は+250万円となりました(^▽^)/

投資結果報告

成果

✅ 週次損益 -1,130,320円
✅ 損益累計 +6,890,652円
✅ 含み損益 +669,880円
✅ 評価累計損益 +7,560,452円

今週は含み損が297万円ある状態で今週に突入しました。
そのとき先週の記録を見てみると、天然ガス価格7.3ドル(売184枚)からスタートしています。

今回は、明らかなガス価格が異常事態である中、何があっても死んではいけませんでした。8ドル超えても9ドルを超えても死なないことが必須でした。

そのため、今週は暴騰の序盤でポジッたショートポジションを決済して、決済した価格より上からエントリーなおして同じポジションを取りなおす、ということを繰り返すことになりました。

そうなると、含み損は確定損失になりますが、余力は増えるためより多くのポジションを取る&ロスカレベルを上げることができるようになります。

次々に損切りするのはつらかったですが、今回のように先が見えない上昇相場の中耐える、ほぼ唯一の方法でした。

例えば、VIXショートでも踏み上げを耐える場面がかならず出てきますので、VIXや他のコモディティトレードする上で活用できる場面がでてくるかもしれません。

4月23日現在のポジション

✅大豆(売) 12枚
✅天然ガス(売) 145枚
✅日経225(買)  6枚
✅NASDAQ100ミニ(買)  33枚

4月23日現在のポジション

天然ガス用の余力確保のため、ついに米国VIブルETF(売)が消えました(´;ω;`)
ただ、週末にかけて株価下落ラリーの中、VIXが上昇したので結果的には米国VIブルETFを決済して正解でした。

先週、株価指数を少しずつ買い増したい、という話をしていましたので、天然ガス価格が落ち着いてから、指数系を少しずつ買い増していました。

特に、日経225の買いは地味に初体験です。
ここ1か月くらいの動向を見ると、日本株がかなり強いです。
金融緩和の期待を込めてこちらも少量ずつ仕込んでいきたいと思います。

それに大豆。こちらも先週は44枚ありましたが、天然ガス用の余力確保のため、44枚1700ドルで一旦損切りしてます。
上で入りなおしていますが、思ったより落ちてきてしまったので、月曜日にすぐさまショートインの予定です。

損益の詳細

✅天然ガス -799,482円
✅大豆  -445,651円
✅テスラ +141,978円

合計  -1,130,320円

天然ガスの含み益は現在93万円あるため、実は今回の天然ガスの暴騰劇において既にプラスになっています。(^▽^)/

確定損益が-80万円だったため、現状で+13万円といったところです。
ここから天然ガスが下げる分は全て利益になります。

4/23時点の天然ガストータルの損益 勝率刮目せよ!

もう一つ、先週の段階で、個別株の戦略はナシという話をしてしまっていましたが、有名どころの決算があることを忘れていました。

ネットフリックスが決算ミスして大暴落したのはご存知かと思います。
今回は、せっかくなのでテスラの決算チャレンジしてみた次第です。

テスラは半導体不測の中、なんとかしのいでいる印象があったので、雰囲気で「買い」に賭けましたが、無事決算はクリアし+14万円の利益確定です。

今後の投資戦略

きんくまが注目している直近のニュースのまとめと、株価・コモディティの展望について、以下①~⑤が挙げます。
これらをトレード戦略に組み込んでいきます。

①先週に引き続いて株価市場のセンチメントは悪化。FOMCで議題になった最大950億ドルのBS見直しと、2018年の2倍にも上る水準に明るい未来が見通せなくなったものと思われる。

②一方で日本は4/21以降で代替的な指値オペが行われており、金融緩和の動きが活発化。金融締め付けの米国と対照的で、米国株より日本株が強いと感じる日が多くなってきている。

③天然ガス(HH)は6月物は6.6ドルまで落ちたものの、まだまだ異常水準。
在庫危機があった2014年と比較して在庫が多い見通しの中で、同レベルの価格となっている。

④天然ガス(HH)の2023年1月物と2023年4月物のバッグワーデーションが2.8ドルあり、一時の3.5ドルと比較すると狭くなったが、まだまだ異常水準。
(2023年1→4月のバッグワーデーションは1~2ドルが平時の水準)

⑤大豆の5月先物が1715ドルと、依然として異常高値が改善されていない。大豆の作付けが開始され、今後は天候に左右される。9月の収穫期が最も価格が低くなる。去年は5月頭にピークを付け、6月に入ってから強烈に下落した。

株指数トレード戦略

まず株価の推移ですが、先週の予測通り一段の調整がありました。
しかしあまりに急に下げたため、VIXが28超えまで急騰しています。
株価の調整はあくまでも①のBS見直し要素によるものが大きく、FEDが計画的にQTを進められれば株価は下げてもVIXの急騰は抑えられずはずで、短期的にはパニック状態に突入していると言えます。

こういう場合、原則として仕込み時です。
VIXを30超えた時に仕込むみたな人も多いかもしれませんが、数字にとらわれるわけではなく、先日からどれくらい変化したか?で考えるとパニック状態の変遷が分かりやすいと思います。
今回のケースでは2日間で+25%超えなので、急に上げ過ぎが分かります。

VIX先物 +25%と上げ過ぎ

VIX先物を眺めていると、ギリギリコンタンゴです。

VIX先物 コンタンゴ・バッグワーデーションが入り乱れ

ここから、まだVIXは上げる余地があると考えています。
しかし、VIXの急騰はパニック状態を示すため、パニックが収まればかならず下がっていきます。
少量ずつVIXショートにエントリーしておくと吉
かと思います。

さて、もう一つのトピックとして日経225の動向が気になっています。

1か月間の価格推移の比較

②で示す、金融緩和の明確なスタンスが強調しはじめられたここ1か月間で、NASDAQと日経225を比較すると、日経225があまり下がっていないことが分かります。

日本株は長い間低迷してきていますから、この低迷の脱却を図るべく今回の無制限金融緩和でアベノミクス的な動きが期待できます。

かつて日本株は最強だった時代がありますが、昨今の製造業の活況(いわゆる品不足)に加え、政策の方針までそろっているので日本も最強になるような要素は残っています。
ここ1年2年は米国を差し置いてTOPの上昇率となることが期待できるので、日経225を買い進めるのも悪くないんじゃないかと思っています。

まとめると、株指数トレード戦略は以下の通りとなります。

✅VIXが急騰している状況で短期的にはパニック状態。VIXショートのポジションを取っていきたい(SVXYロング、UVXYショート)
✅株価指数は低迷しているが、VIX急騰に伴い仕込みたいレンジになってきている。引き続き少量の買い増しを継続。
✅米国株指数より、日本株が強い状態。無制限金融緩和によるアベノミクス再来に期待しつつ日経225をロング。

個別株トレード戦略

個別株は、現在の市況で長い間持っておくような銘柄は思いつかないですが、今週も決算がありますので、決算チャレンジしていこうと思います。

・4/26(火) マイクロソフト[MSFT]
・4/26(火) グーグル[GOOGL]
・4/27(水) メタ[FB]
・4/28(木) アップル[AAPL]
・4/28(木) アマゾン[AMZN]

まず、マイクロソフト[AAPL]は上げと想定します。なぜなら現状、ハードがある会社が強いからです。同様の理由でアップル[AAPL]も上げです。
ネットフリックスが弱く、テスラが強かったのも、売るものが「モノ」か「コト」かの違いなのではないかと思っていたりします。

次にメタ[FB]。言わずもがなですが、全力でショートです。ネットフリックスと同様にロシア分が消えているはずで、その分不利であること、また広告ビジネスから脱却の指針が、投資家を納得させることができないと思っています。

グーグル[GOOGL]とアマゾン[AMZN]は微妙ですが、前回の決済は良好でした。特にアマゾンは決算が良好で10%上げを記録しています。
特にアマゾンはすでに相当下がっており、この傾向も同じことから、この2社はロングで入っていきます。

最後に、あくまでも個別株は余っている資金で行う予定なので、確実に週内で決済します。もっと言うと、NYオープンで即決済します。
ここ最近は寄り天傾向なので、変な色心は見せない方がよろしいかとおもいます。

まとめると、個別トレード戦略は以下の通りとなります。

✅4/26(火) マイクロソフト[MSFT] →強気ロング
✅4/26(火) グーグル[GOOGL] →弱気ロング
✅4/27(水) メタ[FB] →強気ショート
✅4/28(木) アップル[AAPL] →強気ロング
✅4/28(木) アマゾン[AMZN] →弱気ロング

コモディティトレード戦略

冒頭からも申し上げておりますが、天然ガスの異常事態がようやく緩和されました。

現在は天然ガス価格は6.6ドルまで下がっております。
ただ、この価格ですら③④の示唆から、まだまだ異常の水準で、再度ハネ上げての8ドル突破の可能性はかなり低いと考えています。

在庫状態も予測+33Bcfよりはるかに上回る+55Bcfで、恐怖相場になっていたガスが通常の需給相場に戻っていくと想定しているからです。

EIA天然ガス在庫 ガス価格は高騰しているが5年レンジ内

したがって戦略も単純で、ショートポジションを追加していく売り上がりと利益確定の繰り返しです。

もうひとつ、今週は穀物(大豆・コーン)にも注目しておきたいです。

大豆先物 週足チャート

⑤の示唆とおり、チャートを眺めると分かりますが、昨年は5月~6月にかけて一気に急落していきました。
この急落の要素として先物のロールオーバーしたことがあげられますが、見てわかる通り、ロールオーバーした価格以上の圧倒的下落を見せています。

昨年も穀物事情は芳しくなかったですが、その後改善していることから、今年もこの動きになることが期待できます。

さらに、収穫が完了するまで下がり続けていることから、穀物価格の過熱感が遠のき、そろそろ下がり始める時期がきているものと想定されます。

大豆・コーンはおおむね同じ動きをする(代替可能な作物であるため)ため、どちらをショートしても良いですが、コーンからエタノールが作られるなど、エネルギー(輸送用)関連と多少の関係があるため、大豆のショートのほうが心強いです。

*原油価格は下がらないと思っていますので、コーン需要も下がらない可能性が高いです。

まとめると、個別トレード戦略は以下の通りとなります。

✅天然ガス:先物が正常になるまで、とにかくショート。ハネたときもしっかり売り上がりしていく。
✅大豆:ショートポジションを積み増しして、収穫見込みが見えてからの恐怖相場の脱却による暴落に備える。

投資戦略まとめ

今後の戦略をまとめると以下のような感じです。
要素としてももりだくさんです。株価短期パニックに、コモディティ過熱感減衰に、決算イベント。しっかりとっていきたいです。

  1. VIX関連 ー VIXショートをエントリー開始。

  2. NASDAQ100 ー 少量ずつ積み立て継続。

  3. 日経225 ー 少量ずつ積み立て開始。

  4. 天然ガス ー ショートを全力で行く。ハネても売り上がりする。

  5. 大豆 ー 恐怖相場からの転換期。ショートエントリー開始。

  6. 個別株 ー 決算に合わせてエントリー&即決済。

おわりに

13回目の投稿です。最後までお読みいただき、ありがとうございます。

特集記事を書く書く詐欺になってスミマセン。記事はほぼできているので、お待ちいただければと思います(´;ω;`)
章立て少しアレンジしました。これでだいたい固まったかな?

本記事が皆様により有益な情報となれば幸いです。
当たるも八卦、当たらぬも八卦の心持ちでご覧いだけると嬉しいです。
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