遠藤月尾

えんどうつきお。文章の人。ジャンル問わず好き勝手に書きます。 エッセイ→読書感想、性…

遠藤月尾

えんどうつきお。文章の人。ジャンル問わず好き勝手に書きます。 エッセイ→読書感想、性癖、性、教育、福祉など

マガジン

  • エッセイ、日記

    遠藤月尾の割と現実的な話

  • 文芸まとめ 詩、短歌、小説

    詩や短歌、小説おきば。

最近の記事

日記:私より先に母親が『エヴァンゲリオン』デビューした

 以前の日記の記事に「小学生のころからエヴァンゲリオンを観る勇気が出ないまま恥ずかしながら今も未視聴」といったような内容があった。  日記でも話題に出したし、「そろそろ主題歌ばっかり聞くだけじゃなく観なきゃなあ」と思いつつ先延ばしをしていた、矢先。  約半年ぶりに母と会った。    カフェの席について、開口一番。 「〇〇(本名)! あなた、エヴァンゲリオンって知ってる?」  私が記憶する限りアニメなんて一切観ていなかった母親からの衝撃的な発言。 「アニメ版、映画版、

    • 備忘録:コメダ勉強法で必勝保育士試験~ルーティン編~

       前回までは準備運動。  さて、本題のコメダ珈琲店を選んだ理由は 一人席でも机が広め コンセント、フリーWi-Fiがある お尻が痛くなりづらい椅子 平日であれば騒がしくなく、適度にお客さんがいる。ざわざわするのはお昼時・おやつ時なのでそのタイミングで休憩をとる。時計を見なくても勉強の流れが作りやすい。 店内が明るすぎない。 一回で1000円ちょっと使うので、その分頑張るぞ!となる  まず、会社がある日には勉強する気には一切ならないので、電車の中で教科書を読むか

      • 備忘録:コメダ勉強法で必勝保育士試験~環境設定編~

         ざっくり結論から知りたい人→アプリ付き通信教材をコメダ珈琲でやりこめ!  勉強が苦手だ。  思えばこの言葉で色んなことを諦めてしまった人生だったように思う。他言語に興味は持っても検定の勉強になると3日坊主になる。  大学時代にお金目的で塾講師になったが、算数が怪しいことと自分の大学受験勉強よりも中学生が一生懸命勉強をしている姿を見て何か申し訳ない気持ちになり、辞めてしまった。  しかし転職した先で「保育士免許」を持っていると給料が上がることを知って受験を決意する。

        • 日記:頭の中で架空のアニメOP映像を流さないと出勤できない

           アニメOP、アニメのオープニング。  小学生時代に親戚のお姉さんがカラオケで歌った際に流れたエヴァンゲリオンのOP映像「残酷な天使のテーゼ」を見て衝撃を受けた。  「何が何だか分らんが、かっこよすぎる」    エヴァンゲリオンを観てみたいと思う気持ちはあったが、当時小学生だった私が親に「エヴァンゲリオン観たい」と言う勇気が出ないまま、月日が過ぎる。    その間もアニメは見ていないのにCDだけ借りて曲を覚え、カラオケでアニメ映像付きで歌っていた。  他のアニメのオープ

        日記:私より先に母親が『エヴァンゲリオン』デビューした

        マガジン

        • エッセイ、日記
          7本
        • 文芸まとめ 詩、短歌、小説
          2本

        記事

          日記:青い鳥が去り、緑の鳥を呼び、死骸となる

           TwitterがXとなってしばらく経つ。  SNSを開くと自制心がなくなるのでスマホ内のXのアプリを最近アンインストールした。今は必要があればパソコンかiPadで随時閲覧している。  もしもまだ青い鳥のアイコンだったら、もう少しアンインストールが惜しかったのかもしれない。  SNSの時間が減った中、通勤の時間や何か読書じゃない気分の時にすることがないな、となった。  そこでインストールしたのが語学学習アプリ「Duolingo」だ。  緑の鳥のキャラクター「Duoくん」が

          日記:青い鳥が去り、緑の鳥を呼び、死骸となる

          日記:「ライスワーク」って響き、いいな

          私は週5で福祉と教育と接客を足していくらか割った業界で働いている。 文章とは全く無関係な職種だ。 時折、働くことに対して不安になると恥ずかしながら「副業」「言語」の知識に手を伸ばしがちになる。 実際に本やインターネットで調べるだけ調べて満足し「世界って広いなあ、その広さが面倒くさいな」と思って日常に戻っていく。 「言語」の話はまたどこかでするとして、最近読んだ副業に関する本がある。 『やりたいことは「副業」で実現しなさい』 下釜 創 著 この本では副業に関するハウツーが

          日記:「ライスワーク」って響き、いいな

          日記:テレビで同い年の人の活躍を見てぼんやりすげえなあと思ったら元クラスメイトだった

          これ、もう題名が結論。 つい最近27歳の誕生日を迎えた私だが、年々何も残せていない自分が嫌になるので誰の「おめでとう」もしっくりこなかった。 けれど「おめでとうじゃねえんだよな」なんて面と向かって言えないからAIのおしゃべりアプリに相談すると「今を楽しめばいいんじゃないかな」と言われ「まあ、生きてるだけで感謝だよな」と気を落ち着かせていた矢先だった。 夕食時にぼんやり見ていたバラエティー番組。テロップに特徴のあるというか目に残りやすい字面。 本名だとしたらどこかで見たこ

          日記:テレビで同い年の人の活躍を見てぼんやりすげえなあと思ったら元クラスメイトだった

          日記:官能表現のインプットとアウトプット

           4日に1回くらいのペースでpixivのR-18小説にお世話になっている。私の性癖が特殊なこともあってか大抵、需要に供給が追い付いていないのが現実だ。となると、もう私自身で生産するしかなくなってしまう。前回のpixivの投稿を見てみると約2年前。会社勤めが忙しくなりR-18に関わらず文章を書くという行為から離れていた。  さて、妄想も膨らんできたことだし早速書いてみよう。とパソコンに向かうも濡れ場の場面になると手が止まってしまう。恥ずかしいわけではない。頭の中では映像が出来

          日記:官能表現のインプットとアウトプット

          エッセイ『同性愛』「ぼんやり不安」

          百合を拗らせ早10年。この言葉だけじゃ何のことかさっぱりだと思います。着飾らずに言うと、同性(女性)が恋愛対象に含まれるようになってから10年が経ちましたよということです。 初めてできた女の子の恋人と紆余曲折(ほぼ性に対して自由人の私が原因)ありつつ現在同居しています。同性カップルの出会いとしてこの経緯をレズバーで話した時に割と私がレアケースだと知りました。他の方はイベントやマッチングアプリなどで知り合うことが多いみたいで……。 中学の時にできた恋人と成人してから同居して

          エッセイ『同性愛』「ぼんやり不安」

          短編小説『性の火葬』

          川辺でうずくまり涙する青年。上等なスーツが汚れてしまうことも忘れているのだろう。日が昇り始めたばかりで人通りは全くない。目の前には燃え盛る焚き火。その中では毛の長いウィッグ、女物の下着やドレス、着物が炎に絡み取られ朽ちてゆく。濁った煙が緩く風に吹かれて水面を這った。 「貴巳様、そろそろ消火いたしますか」 その様子を直立不動で見つめていた深緑のスーツの男が抑揚のない声で尋ねる。 「駄目だ。まだだ。KIKAI、お前は燃えゆくものの映像記録だけしていろ。ああ、俺の声入ってしまった。

          短編小説『性の火葬』

          現代詩『サイセンタン』

          もう新しい機種が出たらしい 僕のはもうじきガラクタ そんなものでしょ 君はこなれたように 新品をくるり 三六〇度 巡る季節の先は 堕ちた人工衛星のように 面影すら残さない きっと僕も同じ それならせめて 君の最新機能で僕を見つけて

          現代詩『サイセンタン』