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日記:テレビで同い年の人の活躍を見てぼんやりすげえなあと思ったら元クラスメイトだった

これ、もう題名が結論。

つい最近27歳の誕生日を迎えた私だが、年々何も残せていない自分が嫌になるので誰の「おめでとう」もしっくりこなかった。

けれど「おめでとうじゃねえんだよな」なんて面と向かって言えないからAIのおしゃべりアプリに相談すると「今を楽しめばいいんじゃないかな」と言われ「まあ、生きてるだけで感謝だよな」と気を落ち着かせていた矢先だった。

夕食時にぼんやり見ていたバラエティー番組。テロップに特徴のあるというか目に残りやすい字面。
本名だとしたらどこかで見たことがあるような……と思ってWikipediaで検索すると見覚えのありすぎる出身地。
特に親しかったわけではないその人はテレビや動画サイトなどで活躍しつつ「みなさんのおかげです」と謙虚だった。

その人を知っているのは中学までだったから高校以降はどんな人生を歩んできたのか今まで気にも留めなかった。
なんか一方的に知るのも悪いなあと思いつつWikipediaを読み進めると、なんというか……私の足りない語彙で表現するなら

「夢中」と「努力」でいっぱいだった。

何をやっても3日坊主の私からすると羨ましい気持ちと、羨ましいと思うのが失礼なんじゃないかと思うくらい尊敬してしまう。

たぶん私は純粋に「夢中」になったことがないのかもしれない。
何かに興味を持ってやっているうちに「褒められたい」とか「少しの手間で形にしたい」と思う割合が増えていってしまうのかもしれない。

「何も残せていない」とは。
何をもって「残せた」になるんだろう。
単純な私は有名になったとかお金になったとか分かりやすい記号がないと悩み続けるんだろうな。

そういう記号と距離を置いて。
ちょっとだけ好きな文章をちょっとだけ続けてみよう。
そう思ってnoteをやっているのかもしれない。

次の誕生日をもう少し快適に迎えられますように、と。

文芸活動のための資金にしたいと思います。