見出し画像

日記:青い鳥が去り、緑の鳥を呼び、死骸となる

 TwitterがXとなってしばらく経つ。
 SNSを開くと自制心がなくなるのでスマホ内のXのアプリを最近アンインストールした。今は必要があればパソコンかiPadで随時閲覧している。
 もしもまだ青い鳥のアイコンだったら、もう少しアンインストールが惜しかったのかもしれない。

 SNSの時間が減った中、通勤の時間や何か読書じゃない気分の時にすることがないな、となった。

 そこでインストールしたのが語学学習アプリ「Duolingo」だ。
 緑の鳥のキャラクター「Duoくん」がリマインダー的な役割をして語学学習の応援をしてくれるのだ。
 緑の鳥はスマホの画面の中で「今日も頑張ろう」「今時間空いている?」などと私を鼓舞していたが、正直キャラデザインは私にとってあまり好みではなく「表情がありありとしているよりTwitterの青い鳥くらいロゴ的な方が好きだな」と思いつつ30日ほど続けていた。

 私は元来、三日坊主である。なぜ30日続いたのかは分からない。
 10日を過ぎたあたりから「これはもう義務とかではなく習慣になったな」と思っていた。

 しかしながら、ある日突然、習慣が終わった。アプリを開こうとすると明確な拒否反応が出た。
「やりたくない」「なんで他言語をやっているのだろう」「日本語すら怪しいのに」そうして放置を続けて1週間。


 スマホのアイコンを見ると「Duoくん」が死んでいた。
 死んだを越えて白骨化していた。本当はその画像をスクショしたかったのだが、うっかりアイコンに触れてしまい生き返ってしまった。

 緑の鳥「Duoくん」の白骨化を見たときに「あっ、やべ」と思ったと同時に「こっちのほうがデザインとして好きだな」と感じてしまった。

 宣伝でも案件でもないのだが、語学に興味のある人はぜひインストールして少し頑張ったうえで放置してみてほしい。



文芸活動のための資金にしたいと思います。