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「コロナの後遺症外来受診 400人余の症状分析し活用へ 埼玉」

TONOZUKAです。


コロナの後遺症外来受診 400人余の症状分析し活用へ 埼玉



以下引用

埼玉県と県の医師会は、ことし1月までの4か月間に新型コロナウイルスの後遺症外来を受診した400人あまりの症状を分析した症例集をまとめました。
来月から後遺症を診療できる医療機関を120か所以上に増やす予定で、この症例集を診療の指針としていかすことにしています。

埼玉県と県の医師会は、オミクロン株が急拡大した第6波の前にあたる、去年10月からことし1月までの4か月間に県内7つの医療機関の「後遺症外来」を受診した422人の症状などを分析し、症例集をまとめました。
症例集では、内科や耳鼻咽喉科、呼吸器内科など6つの診療科ごとに診療の指針をまとめています。
内科では、けん怠感に加え、頭がぼんやりして記憶力や集中力が低下する「ブレインフォグ」など複数の症状が出ることが多く、回復まで6か月以上かかる場合があり、日常生活に支障をきたすことも多いなどと記しています。
そのうえで日常生活の中で活動と休息のバランスを取る療養指導をしていくことや、患者が症状とうまくつきあっていけるよう支援することが必要だとしています。
耳鼻咽喉科では、10代の患者が多く、嗅覚や味覚の障害で生活の質が落ちた状態となり、精神的なサポートが重要だとしていて、治療法の1つとしてさまざまなにおいを嗅ぐことで機能の改善を促す、嗅覚トレーニングが紹介されています。
埼玉県は来月1日からは後遺症を診療できる医療機関を県内全域をカバーする形で120か所以上に増やすことにしていて、この症例集を診療の指針としていかすことにしています。
今後、オミクロン株による後遺症の患者についても分析していくということです。
埼玉県医師会の丸木雄一常任理事は「症例集では、各診療科のスペシャリストに感じたことや注意した方がいいことを書いてもらった。より多くの医師に後遺症を理解してもらい、患者側に立った診療をしてほしい」と話しています。



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