〈戯言あり〉「フジロック「陽性者なし」発表のウラで、消されていた“帰宅後に感染”参加者のツイート」
2021/08/26
TONOZUKAです。
フジロック 陽性者ゼロも問われる“後始末”PCR呼びかけ、追跡調査もなし…
以下引用
《現在のところ、会期中の会場においては、ひとりの陽性者も確認されていないことを、まずはご報告させていただきます》 8月20日~22日に新潟県苗場スキーリゾートで開催された「FUJI ROCK FESTIVAL’21」(以下、フジロック)。24日に公式サイトで冒頭のように報告されたが、終了後わずか2日で“陽性者ゼロ”としたことに波紋が広がっている。 公式サイトによると、3日間の来場者数は延べ35449人。過去最低動員数となったフジロックだが、今年に開催された野外音楽フェスでは最大規模となった。 昨年は新型コロナ感染拡大の影響で中止を余儀なくされたこともあり、サイトでは《感染症対策と開催との両立を図るため、開催地域の住民の皆様とフジロックに携わる全ての方の安全を守り開催できるか、フジロックとしても日々変化する感染状況と向き合い、開催に対する賛否両論の声も真摯に受け止め、講じるべき対策を組み立ててきました》と今年の開催に向けて取り組んできたとも伝えている。 その具体例として、参加者は事前にフジロック公式アプリをインストールし、体温などを報告する問診票の回答と顔写真を含めた個人情報の登録が義務付けられた。他にも、「新潟県新型コロナお知らせシステム(LINE)」「新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)」の事前登録も求められていた。 またチケット購入者には、希望者を対象に抗原検査キットを事前に無料配送するといった配慮も。さらに今年は“禁酒”のルールが追加され、会場内での飲酒やアルコール飲料の持ち込みは禁止された。 感染防止対策が徹底して講じられた印象を受けるが、実際はどうだったのだろうか?フェスに参加した男性は本誌に、入場時の様子を次のように語った。 「会場の入り口で検温はしましたが、アプリの問診票は事前回答のみで、一度登録さえすればあとはOKというもの。フェス終了後も体温を確認して記入するといった指示はありませんでした。また入り口で『新潟県新型コロナお知らせシステム』と『COCOA』に登録しているかを確認されることもなかったですね。手荷物検査も非常にゆるく、バッグをちょっと確認して、『お酒入ってないですよね?』と聞かれて終わり。お酒を持ち込んでる人が『入ってます!』って正直に言うはずないですよね……」 ■追跡調査を求める声も…… 入場の段階で感染防止対策が緩いとなれば、会場内はどうだったのだろうか。フジロックの模様は、YouTube上で3つのチャンネルから中継された。だが視聴者からはSNS上で、観覧エリアが「密になっている」といった指摘も上がっていた。 前出の男性は会場内の状況についても、こう明かした。 「観客同士が密状態になっていても、スタッフはほとんど注意していませんでした。何よりショックだったのは、主催者からのメッセージが楽観的で具体性に欠けていたことです。主催者からのメッセージは“音楽で奇跡を起こそう”といった観念的なものばかりで、『帰宅後にPCR検査を受けて下さい』といった終演後のケアを観客に呼びかけることはありませんでした。イベント自体は楽しかったのですが、『今年開催することへの覚悟と対策が少し足りないのでは?』と思わざるを得なかったです」 国立感染症研究所が今年6月に公表した調査結果によれば、「新型コロナの潜伏期間の平均は4.82日」だという。十分な日数の経過を待たずに“陽性者ゼロ”と発表した運営サイドに、ネット上では《潜伏期間って知ってる?》《まだ潜伏期間かと》などの声が上がっている。 また今回の報告だけで終わることなく、今後の追跡調査を求める声も広がっている。 《これで終わりじゃないよね??? 追跡調査するよね???》 《フジロック、今後は参加者の追跡調査はしないのかしら? 二週間後まで陽性者が出ないかったことで、はじめて「フジロックは感染者を出しませんでした。」なんだけど、来場前にPCR検査してもらいました、終了後も今のところありません! でおしまいではないですよね?》 《フジロック、開催するならその後の追跡調査とかちゃんとしよーって思う》 日本を代表するフェスであるフジロック。それだけにその“後始末”が今、問われているのではないだろうかーー。
フジロック「陽性者なし」発表のウラで、消されていた“帰宅後に感染”参加者のツイート
以下引用
8月20日から3日間、新潟県湯沢町で2年ぶりに国内最大級の野外音楽イベント「FUJI ROCK FESTIVAL'21」が開催された。延べ35,499人が参加したという。新型コロナウイルスの感染拡大が取り沙汰されるなか、例年よりも入場者数を制限したなかでのイベントとなった。
最終日から一夜明けた24日、公式サイトに『終了のご報告』と題したコメントを主催者が発表。
《フジロック'21が開催できたことに対し、開催地域のみなさま、出演者、スタッフ、チケットを買ってくださったお客様、関わってくださった全ての方々に感謝申し上げます。(中略)現在のところ、会期中の会場においては、ひとりの陽性者も確認されていないことを、まずはご報告させていただきます。》
このコメントはさまざまなニュースで特集され、大手ポータルサイトも《FUJIROCK陽性確認なし24日時点》と大々的に取り上げた──。
無料配布された『抗原検査キット』
2年越しに開催された同イベントだが、事前に公式サイト上などで公開された『ガイドライン』には、“今年のフジロックは禁酒”との告知も。会場と、隣接する苗場プリンスホテルにおいて終日アルコール飲料の販売がないことを強調(もちろん持ち込みも不可)し、「マスク飲食」「黙食」といったルールの徹底を促していたという。
参加者によれば、「会場の入口で検温と消毒が行われました。入場リストバンドとは別に『検温済み』のリストバンドも配布され、会場内各所には体温計も設置されていた。コロナの『抗原検査キット』もあり、体調に不安がある人はその場で検査できる」(20代女性)とも。
さらに、参加者に向けての感染対策は、開催の直前からすでに行われていたという。
「8月に入ってから、参加者には新型コロナの『抗原検査キット』を無料で配布するとのメールが届きました。もし陽性の反応が出たら来場の辞退とチケットの払い戻し手続きを行うといったことも書かれていましたね」(参加した40代男性)
しかし、その判断は参加者に委ねられているようで、
「入場の際には陰性証明をする必要がなく、検査自体も“任意”で義務ではありませんでしたね。そこは少し大丈夫かな……とも思いました。また、都内にあるチケットショップには当日ぶんの券も売られていたみたいで、それを購入してやってきたという人もいたとか。彼(彼女)らは事前の検査を受けることは難しかったと思います」(同前)
荷物検査場にはアルコールの空き缶も
コロナ禍での開催ということもあり、フジロックの公式YouTubeでは現地の様子がライブ配信された。会場外からも“参戦”できるようになったことで、なかにはSNS上で「前列の観客が密すぎる」といった指摘をする者も少なくなかった。ここ数年、同イベントに参加しているという30代男性は当日について以下のように話す。
「客の声出しを促して場を盛り上げるのもアーティストのパフォーマンスのひとつですが、今年はそういった“煽り”はナシ。盛り上がって声をあげる観客もいませんでしたよ。マナーが良かったといった印象ですね。前列付近には客の立ち位置を示した“バミリ”のようなものがあり、一定の距離は保たれていたと思います」(同前)
会場を行き来する客の状況はというと、
「ペットボトルなどにお酒を入れて持ち込んでいる場合はさすがにわかりませんが、“明らかに酔って騒いでいる”といった他のお客さんもいませんでしたよ。ただ、ごくわずかですが、荷物検査場では空になったアルコール類の缶を何本か見かけました」
運営側の対策と客のマナーが合わさってようやく安全なフェスといえるわけだが、すべての客がそれを完璧に守っていたかについては懐疑的にならざるをえない。なにせ、ライブ初日に12,636人、二日目に13,513人、最終日には9,300人が来場しているのだから。
前述の『感染者なし』コメントに関するニュースが報じられた前日、ツイッター上ではとあるユーザーのツイートが密かに話題になっていた。
コロナ陽性を報告する参加者のツイート
《金曜日のフジロックから帰宅後、一昨日の夕方頃からこれまでに経験した事のないような倦怠感と38.8℃の発熱。昨日PCR検査を受けコロナ陽性が判明しました。会場内で誰かに感染させてたらと思うと辛いです。。。私と同じような人他にもいるのかなぁ。 #FUJIROCKFESTIVAL2021 #フジロック》
当人は会場内ではマスクを二重にして着用し、食事も所定のエリアで黙食、事前に自費でPCR・抗原検査をともに受けていたという。もちろん体温も平熱だったと。これが本当にフジロックに行ったユーザーによるツイートなのかは証明のしようがないのだが、現在、このツイートは削除されている。
「こうやって日常に戻ってしまえば、感染源がフジロックだったのかどうかを判断する手立てがない。満員電車でクラスターが起こったと発表されないのと同じです。しかしながら、対策をとりながら屋外で行われたイベントなので、満員の電車内よりはかなり“安全”な場所だったと思いますけどね……。
出場したアーティストがステージ上で政権批判をしたことなどがネットニュースになったことも、“フジロックは野蛮なイベント”との印象を与えてしまったのかもしれません」(音楽雑誌ライター)
安心・安全な日々を取り戻せる日はいつになるのだろうか──。
強行開催が招いた無意味な分断、という事に気付いてほしい。
これは全て主催者側の責任だと思っている。
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コメント欄が荒れに荒れている。。
これが世間の生の声という事だろう。
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残念だがフジロックがエンタメ業界に与えた影響は計り知れない。
エンタメ業界が市民権を得る事はほぼ無理になったと言っても過言ではないだろう。
そして今回の一件でエンタメ業界以外にも(新潟県という土地柄、また会場がスキー場という事もあり)今シーズンのウインタースポーツにまで影響を与えることは間違いないだろう。
そもそも、今の日本は「叩くこと」でそれを完全に潰す世の中になってしまっている。
オリンピック然り、芸能人不倫問題然り、芸能人事務局問題然り、You Tube発言然り。。
このような中で強行開催すると、どうなるかは分かっていただろうに、なぜ強行してしまったのだろうか。。
今は「コロナ感染」と同じくらい「叩かれたら終わる。。」というのとにも気をつけないと、完全に潰されてしまう事になってしまうだろう。。
爆発的感染下でフジロックが周囲の声を無視して強行突破してしまった中、他のイベントはこのような対応をしている。
業界全体の事を考えると、個人的には英断だと思っている。
強行開催をして評判を下げることの無いよう、政府はキャンセル料を補償する補助金を用意している。
この補助金の趣旨の一つとして「安心して主催するための補助金」ということが言える。
しかし不安要素がある時は無理せずキャンセルする事が出来るように、キャンセル料を補償してくれる、というのがこの補助金だ。
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エンタメ業界のハシクレの自分だが、このような感染状況では「さすがに今は時期ではないのかな」と言うのが正直な感想。
結局、観客が感染して自宅療養で重症化したり、後遺症が残ったり、最悪お亡くなりになられた時は、どう責任を取るつもりなのか、などもきちんと考える必要があると思っている。
さすがに「全て自己責任」と責任転嫁するのは如何なものかと思ってしまう。
そしてこのイベントを後押ししてきた行政(新潟県知事、湯沢町)などにも一定の責任があるとも思っている。
政府の「自粛要請」を完全に無視する地方自治体である、という事だ。
地方自治体が政府の自粛要請を拒み、強行開催する事を推し進めた、という事になる。
「県を跨ぐ移動」の自粛を要請している地方自治体のやる行動とは到底思えない。
フジロックだけは特別扱いをし、飲食店はフクロ叩きにする新潟県。
新潟県 店からの申し出で新型コロナ感染者が複数出た飲食店を公表
※「コロナはインフルエンザより怖くない」
というような意見があるのも解るのだが、現在の医療崩壊を見ると、そうとも言っていられない気がしている。
インフルエンザは感染しても殆どが同じ症状になると思っている。
数日間高熱を出し一週間くらいで復活、という感じだ。
多分今回のコロナの症状で言うと
「感染者のほぼ全員が軽症で終わる」
ということなのだろう。
なので「コロナ感染に比べると全然怖くない」という事になるのだろう。
これはあくまでも「コロナ感染に比べて」という事だ。
今までもインフルエンザで医療崩壊が起こった、という事も聞いた事がない。
しかしコロナ感染の場合は訳が違う。。
インフルエンザ感染の症状の度合いを10とすると、コロナ感染の症状は0から100まであるのだろう。
要するに「感染者によって症状が違いすぎる」という怖さだ。
なので、症状0だった人に取っては「全く怖くないウィルス」だろうし、100の人にとっては「感染後すぐに急死」となるのであろう。
また、症状0の人が他人に感染させて、その相手を症状100にしてしまう事だってある、という事だ。。
「コロナ感染は過剰に入院させている」
と言われていた事もあったが、現状は
「酸素マスクが必要でも入院すらできない」
という状況を考えると、今の日本は
「酸素マスクが必要なくらいの症状の人で溢れかえっている」
という事になるのだろう。
※東京都のコロナ感染者の動向がほぼ機能停止となっている。。
お盆の時期(8/15頃)から重症者数が完全に横這い。。
既に医療崩壊を意味しているのだろう。
そして重症化数もほぼ頭打ち。
同じく医療崩壊で新規の受け入れすら出来ていないことを物語っている。
なので、PCR検査検査数も陽性率も新規感染者数もほぼ機能していないのだと思っている。
(医療崩壊しているので「調べても調べなくても、もうどうする事もできない」ということなのだろう。。元々東京都の発表する数字に関しては信憑性も疑われていた事もあるし。。)
なので、今後の東京都の発表する数字は殆ど意味をなさないと思っている。
重症者数、入院者数、宿泊治療者数、PCR検査陽性者数は頭打ちなので、今後は「自宅療養者数」で判断する事になるのかと思っている。
因みに「自宅療養者数」は爆発的に増え続けている。
デルタ株はすれ違うだけで感染するようだ。
もう「濃厚接触者」などで感染ルートを追うこと自体、ほぼ意味をなさなくなっている。
コロナに関しては日々情報が変化しているので、半月前の研究結果でも全く違う結果になる事もある。
空気感染と言われ、水ぼうそう並の感染力ともなると、濃厚接触者という概念はもう捨てたほうが良いのだろう。
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