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クリスマスはブックサンタになるのは如何でしょうか

 先日NHKのニュースで以下のニュースを拝見いたしました。

 クリスマスに困窮家庭に対して、加盟書店で本を購入すると本を贈ることができる というものです。
様々な背景から生活に窮する方もいらっしゃり、プレゼントを買うこともままならない方もいらっしゃると思います。

 少しでも、善意を通じて本をプレゼントすることができる良いサービスだなと思いました。
 私自身存じ上げなかったのですが、参加してみたいなと感じるサービスでした。
 誰かはわからないけれども、喜ぶ顔を想像するだけで気持ちが暖かくなりますね。

困窮すると自分の希望や役割を見失ってしまう

 私は幼少期ある程度恵まれた環境で育ちました。不自由なく旅行をしたり家族での生活を過ごしました。

 少年期に入ると徐々に家庭環境が変わってきて、家族間もぎくしゃくし、食事に困るような状況となり、家を失い、遂には一家離散、親戚の家での生活となりました。

 少年の経験としてはあまり望ましくないと思われますが、友達にも恵まれなんとか明るく生きておりました。
しかし家庭に戻ると、なんとなく気分良く、幸せを感じながら生きるのはしてはいけないのではないか?という気持ちも起こってきました。
さらには自分は無価値でないかとさえ思うようになっていました。

 いわゆるメンタルがブロックしてしまっている状態でしたが、仲間の助けを借りて成人となりました。その後もそういったブロックは継続しましたが、色々な考えを学ぶにつれ、そういった気持も薄れてゆきました。

 幼少、少年期にはなるべく世間から必要とされている、他者から認められるという存在の確立が重要だと思います。

 孤独を感じたりということはあるかもしれませんが、どこかの誰かが善意で本を贈ってくれる というブックサンタは、孤独な状況に少しでも光がすような取り組みだと思います。

このサービスに限らずとも、遠くの誰かを想って、気持ちを贈ってみては如何でしょうか。

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